あすなろの手紙〜俳句を添えて〜
これは、鶫さん、Alohaさんと紡ぐ公開の手紙です。多くの人に楽しでいただける内容だと思っていますので、是非ご一読ください。
橘鶫さん、Alohaさん
8月ももう終わろうとしています。お2人のお住まいの土地では秋らしさは出ていますか。こちらでは、数匹のアキアカネが庭を飛んでおり、下がらない気温の中でも少しだけ秋の訪れを感じております。
それでは今回もお二人から頂いた質問に答えさせていただきますね。
まずはAlohaさんからの質問で、「子どもの頃に好きだった駄菓子は」。
祖父母が駄菓子屋さんだったという鶫さんのお話には驚きました。僕は普通に少ない小遣いから小銭を握りしめて通っていた子でした。友達と違う種類のものを買って分け合う。それが放課後の楽しみでした。僕が好きだったのは、「ポテトフライ フライドチキン味」です。パリパリ感はポテトチップスとは違いますよね。そしてあの濃い味。4枚も入っているボリューム感。どれも子どもの僕を虜にしました。ほかにも何種類か味があって、友達と分け合っていましたが、1番人気はフライドチキン味でした。
実は大人になったいまでもたまに食べてます。濃い味がお酒に合うんです。ぜひお二人もおつまみにしてみてください。
続いて、鶫さんから「BBQに持っていくお土産は」。
スイカです。丸々一個のスイカです。
BBQって楽しいですよね。開放感があって肉も米も野菜もさらに美味しく感じます。毎年数回は必ずします。キャンプが好きなので会社の仲間とするのと田植えと稲刈りの時です。田植えと稲刈りの時するのは意外かもしれません。泥だらけで一日中作業をするので、そのまま外で食事をしてしまった方が楽なんです。そしてスイカは家の近くの小川に朝からつけておきます。夜には気温も下がってちょうどよく冷えて最高に美味しいんです。会社の仲間とBBQをする時も一緒。毎年同じ場所でするのですが、近くに川があるのでそこでスイカを冷やします。都会から来る人はびっくりすることもありますが、最後に星空の下で食べるスイカに満足しています。
この習慣は子どもの時からで、当時はスイカも我が家で作っていました。大きな丸いスイカをネットに入れて川に置く。祖父や父と転びそうになりながらやったことはいい思い出です。
生甲斐の畑に小さき西瓜かな 清川鮎太
今回はお二人からとても楽しい質問をいただきましたので、思い出し笑いをしながら書けました。次の僕からの質問は、お二人は霊感がありますか?不思議な体験や幽霊に遭遇したりしたことなどあれば教えてください。また、そう言ったものに対する考え方なども。ちなみに僕は霊感は全くなく体験談もありませんが、山奥で育ったので、もののけのような得体の知れないものを感じたことがあります。
まだまだ夜も暑い日が続くようですのでお二人ともご自愛ください。
小さい頃、山の風音が怖くてよく泣いていた鮎太より。