見出し画像

ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #15(カヴァラン)

『まるでゴーギャンの絵のよう』


フランスの画家、ポール・ゴーギャンが描いたタヒチの女性の絵を見たことがあるだろうか。

種類は多数あるが、全体としては青や緑をベースとした暗めの色調の中に、花や果物の鮮やかな色が入り込んで、なんとも不思議な雰囲気を醸し出している。

女性たちの表情は決して明るくはないものの、原住民女性の穏やかな性格や美しさを見事に表現している。



「名状しがたい彼女たちの素朴さ」
「恥じらいなく裸で動き回ることができる」

タヒチの女性を数多く描いたゴーギャンはこう語っている。



なんとも閉塞的で、宗教的で、神秘的な空気感。

文明が発達して便利な世の中になってきたせいか、このような「在り方」の貴重さが身に染みてくる。


============

楽園への旅、かぐわしき大地、素朴で美しい女たち。
カヴァラン ソリスト シェリーカスク。

スクリーンショット 2020-09-27 AM 2.06.57


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?