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私の徒然随想

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 Ambivalent(両価的)な日本の私 (アホの覚書)

 Ambivalent(両価的)な日本の私 (アホの覚書)

 
 図書館で「大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人」(講談社)と表題の付いた一冊を不意に手に取った。作家と文芸評論家の対談がまとめられた図書で読み始めると、それは1994年6月、1995年3月、1996年5月と約2年にわたり3回に分けて行われた対談であった。一冊の書籍に纏められる前にも、断片的に読んでいた気もしたが、筆者に理解できないことも多く語られていた。対談から四半世紀が経ってか

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