『深夜特急1香港/マカオ』沢木耕太郎著 感想

『深夜特急1香港/マカオ』沢木耕太郎著 (新潮社)

おすすめ A
読み始めてからのスピード A
読み返したい A

総合 A

感想 読み始めたら、面白くて、一日で読み終えてしまった。特にマカオのカジノのシーンはまるで、私自身がお金をかけているかのように熱中して読んだ。お金がない旅なのに、カジノをしてしまうというのがそもそも面白い。本書が旅エッセイの金字塔といわれるのも納得する。私も香港の喧騒にもまれてみたいと思う。

好きな言葉 「異国にありながら、異国の人から特別の関心を示されない。こちらは好奇心の眼で眺めているが、向こうから少しも見られない。それは、自分が一種の透明人間になっていくような快感があった。」

注釈 評価の尺度

おすすめ:
たくさんの人に薦めたい A
最低1人は薦めたい人が思いつく B
薦めたい人が思いつかない C

読み返したい:
3年以内に読み返す A
死ぬまでに読み返したい B
もう読み返さないかも C

読み始めてからのスピード:
数日以内に読み終わる A
1週間以上1か月未満 B
1か月以上 C

総合評価
上の3つの評価を平均したもの。

いいなと思ったら応援しよう!