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信州ブレイブウォリアーズ&シーホース三河 22-23シーズン 観戦記 GAME1

はじめに

どうも皆さん、砂漠のひろしです。
最後の更新ではCS争い云々を書いておりましたが、それは夢と散り、今は一つでも上の順位でシーズンを終わらせようという戦いをしております。

そんな中で、信州ブレイブウォリアーズは中地区3位をキープしたままフィニッシュしたい訳ですね。
たとえCSに出られなくても、地区3位という数字は来季へ繋がる数字であると同時に、スポンサー集めにも必要な要素だと思います。
単純に、「地区5位でした」って言うのと「地区3位でした」っていうのでは営業のやりやすさは段違いだと思います。

そして、対戦相手の三河も僕の応援するチームですし、これは現地で見るしかないという事で、この2連戦、現地で観戦しようとはせ参じた訳でございます。
※トップの画像はTシャツのタグがはみ出ているチームMCの三井さん

懸念事項

先ず大前提に、試合が出来るのか?問題がありました。
信州は怪我人続出&コロナ感染でロスター8人を揃えられず、23日の広島ドラゴンフライズとの試合は中止になっていますし、三河も三河で23日の試合ではロスター登録8人で試合に臨むなど苦しいチーム事情が透けて見えます。
ただまあ、それは杞憂で終わり試合自体は何とか開催する事が出来て一安心でした。
信州はホーキンソンがロスターに復帰し、代わりにバーンズがアウトという状況。
三河は前節ロスター外だった長野が復帰し、ベンチ外はシェーファーと橋本という状況。
共にインサイドの人員は2名。苦しい台所事情を示すように、互いに三ツ井やローレンスを示し合わせたかのようにインサイドで起用するケースが目立ちました。

打たされたスリーポイントシュート

総じて試合を通して上手く守れた三河と同時に、信州は三河の守り方がわかっていた上でシュートを決め切る事が出来ませんでした。
このQ、信州の放った16本のシュートの内、10本がスリーポイントで、6本がツーポイントという形でした。
三河の守り方は簡単で、インサイドを固めてスリーポイントを打たせるというモノでした。

象徴的なのは8:27~のシーン。
ボールを持つ前田がマクヘンリーのスクリーンを使い、ドライブ。
これは信州のお得意のジェイルとスネークドリブルで、ビックマンがクリアアウトで作った道をドライブして決めるという流れですが、これに対して三河は熊谷を守っていた細谷がヘルプに行く事で守ります。
前田はそれによってレイアップに行く事は出来ませんでしたが、細谷がヘルプに来た事によってフリーになった熊谷にパスを出してスリーを演出しましたが、これが外れる形に。

その後のポゼッション、7:50~のシーンでも、熊谷のドライブに対しても細谷がヘルプに入り、熊谷のドライブを防ぎました。
そしてタイムアウト明けの7:21~のシーンでも三河は一貫していました。
前田とホーキンソンのPnPは、前田のドライブに西田が追いかけ、ホーキンソンを守っていたミラーも前田のドライブを守る形。
例によってフリーのホーキンソンにボールが渡り、スリーを放ちましたがこれも外れる。

という様に三河はこの試合徹底してインサイドを守るディフェンスを選択し、信州はそれに付き合う様にスリーポイントシュートを打たされ、それを決め切る事が出来ませんでした。
それを証明するように、シーズン平均では29本のスリーポイントシュートの試投数は36本と平均より7本多く放ち、同じく平均33本のツーポイントシュートの試投数は29本と4本減っています。

改善策というか、明日のGAME2でどのように対抗するかは割と単純で、スリーポイントシュートを決め切るか、ペイントエリアからシュートを逃げずにファウルを貰うという所でしょうか。

その他にもイージーなミスはありますが、ディフェンス戦術たった1つで封じられるのは中々に情けないシーンでした。

信州の選手ごとの採点&印象

熊谷:5.5
プレイタイムは30分を超え、苦しかったのは理解できるが、1/8のスリーポイントシュート成功率は寂しい。
トータルでも4/14では…。
スティール4つは◎

栗原:採点無し
やはりコンディションは整わないのかプレイタイムが少なく。

前田:4.5
チームがシュートタッチに苦しむ中、3/6とスリーポイントシュートを決めた。
問題はシュートを外した後に下を向いてディフェンスをサボった事。
そして我慢すべきところで我慢せずにギャンブルに走った事。
ディフェンスのチームでは許されないミスだった。
厳しい事を書くが、前田は素晴らしいディフェンダーであり、オフェンスプレイヤー。
その上で彼にかかる期待は大きく、応えてくれると信じての厳しい採点。

ホーキンソン:5.5
コロナ明けという厳しいコンディションながらスコアリーダーに。
スリーこそ入らなかったがペイントエリアでの得点確率は良かった。

サイモン:5.0
イージーレイアップを外し、オフェンスでは精彩を欠いたプレイが続いた。
ただ、ディフェンスに関してはシーズン序盤と比べるとはるかに良くなった。

三ツ井:5.0
ディフェンスでは外国籍選手にマッチアップするなど一定の働きはした。
ただし、オフェンスでは0/3とスリーポイントシュート入らず、また打てるシチュエーションで躊躇いを見せてしまった。
問題はシュートを決めなかった事ではないし、打つべきシュートを打った選手を怒るチームでは信州は無い。

マクヘンリー:5.5
苦しい場面で得点を重ねる。
彼に関しては問題となるプレイは無かった。

岡田:5.5
前半、脚を痛めてロッカーに退いたが、後半から復帰。
劣勢のチームで得点面で懸命に牽引した。
勝利して入ればPlayer of the Gameに選出するレベルだった。

さいごに

現時点で、約4900人の出場を見込んでいるホーム最終戦。
勝利で終われることを祈って、このnoteを終わらせたいと思います。

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