22-23シーズン信州ブレイブウォリアーズ振り返り&来シーズンに向けて

はじめに

どうもみなさん砂漠のひろしです。
22-23シーズンはCSに進出したチーム以外は終了し、既に自由交渉選手リストに載る選手や23-24シーズンの契約をすました選手が出始めるなど既に次のシーズンへの動きは始まっています。
それを踏まえ、信州ブレイブウォリアーズの戦い方が21-22シーズンに比べどう変わったのかとそれを踏まえた補強ポイントを書いていきたいなと思います。

また、今回の記事の執筆にあたり、Bリーグ 私的データベース様のサイトからデータを引用しております。
出場時間の可視化など、普段あまり目にする事が出来ない情報も載っておりますし、昨オフはそれぞれのチームの考察を書かれておられます。
こちらも興味ありましたら、見に行ってはいかがでしょうか。

勝率は昨シーズンより低下

勝率の低下の原因はオフェンス力の低下です。

オフェンスレーティングで見ると20-21シーズンはワースト2位の19位だったのが、21-22シーズンではリーグ11位と全くオフェンスの出来ないチームから普通にオフェンスが出来るチームへと生まれ変わる事が出来ました。

というのが昨シーズンの話。

今シーズンはオフェンスレーティングがリーグ20位と悪化。
下に続くのが降格した滋賀と新潟。そして昇格チームのFE名古屋と仙台という状況です。

減少の要因としては、3P%の減少が上げられます。
昨シーズンは3P%は32.0→34.7と2.7%の上昇を見せ、20-21シーズンではリーグ17位だったのが、21-22シーズンではリーグ7位とリーグでも有数なシューティングのチームになりました。

しかし22-23シーズンでは30.9と3.8%も減少

29.9本と試投数はリーグ2位にも関わらず、成功率がワースト2位となんともチグハグな数字となってしまっています。

仮に昨シーズンと同様の成功率を維持していた場合、1試合当たり1本も成功数が変わってきました。

一方、ツーポイントシュートの成功率はリーグで8位とむしろ良い部類ですが、シュート試投数は29.9本とリーグ最下位。

この数字が示すのはやはりインサイドの要のマーシャル、モズリーを欠く試合が多かった影響で、多少無理でも外のシュートに頼らざるシチュエーションが多かったとも言え、来季はコンディション調整からの課題があるとみていいでしょう。

ただ、ディフェンス面では向上しました。

21-22シーズンでは7位だったディフェンスレーティングが22-23シーズンでは1位を記録しています。

要するに、信州はリーグで1番ディフェンスの硬いチームとして君臨した訳ですが、驚くべきは、シーズンを通しマーシャルを筆頭に怪我人が続出のチーム状態で1位だった訳です。

内訳としては
被ツーポイントシューとの成功率が47.1%でリーグ1位。
被スリーポイントシュート成功率が33.2%でリーグ13位。
得点期待値という考え方では、1を超えると効率が良いと言われますが、信州はどちらのシュートに関してもその1を超させませんでした。

リーグの中でも、これを成し遂げているのは信州の他だと千葉ジェッツのみです。

ただ、この観点でオフェンスに目を向けた時、千葉はどちらの項目も得点期待値が1を超えるのに対し、信州はスリーポイントシュート成功率が1を超えない事がわかります。

ただ、ディフェンスレーティングが安定した事で、ネットレーティング(オフェンスとディフェンスそれぞれのレーティングの差。ざっくり言うとチームの総合順位)ではリーグで9位を記録しました。昨シーズンは10位だったので、1つ成長した訳です。

選手評

各選手の評価を書いていきたいと思いますが、厳しい事を書いてしまった選手も多く、ここから先は読みたくない人はスルーした方が良いかと思います。

バーンズ
ホーキンソンの帰化を見込み、9月から練習生として契約し、1月にはモズリーの怪我もあって本契約という流れに。
正直な事を言えば、9月からチームにいたのにもかかわらず、一番の課題は「体重が重い」と言っている様では…。という所。
まあ、元々引退していたところを呼び寄せたのでモチベーションも難しかったかもしれませんね。

熊谷
来シーズンも残ってもらわねば困る。そんな選手です。
信州のエースは岡田だと思われるかと思いますが、僕としてはエースとして君臨していたのは熊谷でした。
三銃士の中で一番大人びていながら、実は一番熱くなる男だとみていました。
個人的にはCS出場チームの2番手ポジションとしてなら欲しいという選手だと思いますが、信州のエースガードとしてCS進出を目指しませんか?

栗原
おそらく残留でしょう。
ただ、昨シーズンまではハンドラーとしての起用が多い印象でしたが、今シーズンはシューターとしての起用が多かった印象です。
ただ、シューターとしてもコーナー待機が多く、他チームのシューターにある自らが動いてフリーを作ってからのシュート精度は難があり、この分野ではサイモンが明らかに上でした。
ディフェンス面や、時にはハンドラーも出来るという意味で総合力ではサイモンより上ですが、シューターとしてみるとサイモンの方が上。
来シーズン、彼がシューターとしての幅を拡げられるか、それが彼の課題でしょう。

マシュー
3年契約との報道から、来シーズンも信州で確定。
日本人離れした体格と、機動力のない外国籍ならある程度守れるフィジカルというのは、マーシャル・モズリーの欠場が続くチームで、ややフィジカルに難のあるホーキンソン、マクヘンリーというビックマンをフォローするポジションとして満点の活躍でした。

ディフェンスの貢献だけでも十分なポジションに置いて彼は、オフェンスでも得意のスリーポイントシュートでチームに貢献。彼にとってはまさに日々成長を示すシーズンだったのではないでしょうか。

前田
個人的シーズンMVP、そしてMIPの選手です。
昨シーズンからシュートパーセンテージをのきなみ向上させていますが、一番の貢献はハンドラー不在のチームでPGを勤め上げた事でしょう。
生原の欠場だけでなく、時には熊谷も欠場した天皇杯のvs東京戦など、苦しいチーム事情をそのオールラウンドなプレイで救ってくれました。

移籍?まさか信州は俺が背負うと言って1年で抜けられるとでも?

ホーキンソン
絶対に残って欲しい選手、とはいえ出て行っても文句は言わないよ。
チームとして、昨オフの段階で「帰化のサポートをする代わり、2年契約を結ぶ」という動きをしてそうな気もしますが、過去にアルバルク東京が千葉ジェッツからサイズを引き抜いたように、複数年契約は有って無い様なモノだと思います。
帰化選手というだけで年俸が跳ね上がる中で、外国籍選手としてみてもトップクラスの実力があるホーキンソンクラスの選手なら2~3億ぐらい払っても不思議ではないので、3億とか全体の予算とほぼ一緒の信州が戦えるのか?という。

とまあ、悲観的な事をつらつら書きましたが残ってくれたら歓喜の祭りが開催され、残留発表日は長野県として記念日にしても良いくらいのインパクトを残すと思います

サイモン
良くも悪くもプレシーズンマッチの印象通りのシーズンでした。
良い面は、入りだしたら止まらないスリー
怪我人続出でも勝利した京都戦や、続く天皇杯のアルバルク東京戦でのセンセーショナルな活躍。

悪い面は、ディフェンスの遂行力
プレシーズンの対B3選手(増子なんで実質準B1プレイヤーだが)にすら抜かれていたディフェンスは健在で、この点が起用をためらわせた部分でしょう。
とはいえ、最終節の新潟戦では大きな穴になる事は無かったので、確実に成長していました。
今オフはとにかくディフェンスの遂行力を上げる事。そして、オフェンスでは色々な事に手を伸ばすのではなく、シュート1本でプロの世界を生き抜くくらいの覚悟を持ってほしい所です。例でいえば金丸とかね。

三ツ井
信州のディフェンス職人。
ディフェンス面はいう事無しなんだけども、たまにあるオフェンスの判断が何かと目につきました。
コーナー待機が彼の仕事なんですけども、パスを貰った時にシュートに行けない時に「とりあえずドライブします~」みたいなプレイが多いんですよね。
守る相手もそれがわかっているから無理に守っていなくて脅威になっていませんでした。
ぶっちゃけ、防がれたとしてもそのままレイアップまで持ち込めば相手も「え?シュートするの?」って選択肢を与えられるので、挑んで欲しいですね。
オフシーズンも何かとイベントに引っ張りだとだと思いますが、よろしくお願いします。

あ、そろそろキャプテンになっても良いのでは?

モズリー
マーシャルの怪我を受けて途中加入したビックマン。
加入した当初はまだコンディションが上がってなかったのか重い印象を受けましたが、12月ケ順からは見違える姿に。
マクヘンリーだったり、マーシャルだったり、ホーキンソンだったり信州のビックマンはブロックが上手なんですが、文字通り技術や駆け引きで止めるからこそ上手いという印象なんですが、彼の場合は当然、上手さもあるのですが何よりも凄いという印象でした。

だからこそ怪我で戦列を離れているのが痛かった。
なにせ彼はディフェンスではややファウルが多いものの、弱点という弱点がありませんでした。

マクヘンリー、ホーキンソンの両選手はフィジカルで押されると弱い
マーシャルは機動力のある相手にはついていけない
という弱点がありましたが、モズリーはどちらの選手にも対応できていましたからね。

岡田がデュオと呼ぶほどのコンビネーションで来季も信州の地で戦ってほしいですね。

生原
怪我に泣かされたシーズンでした。
個人的には三河時代を知っているだけに、ポテンシャルはあって、信州のブースターにもそれを知ってもらいたいだけに残念でした。

ドライな話をすると、怪我で試合に出れない選手を養う余裕は信州に無いと思われる中で、来季の契約があるかどうか。
個人的には好きな選手なんで残って欲しいですけどね…。

マーシャル
実は怪我をするまでのスタッツ、特にペイントエリアからの得点は前年(59.6)より63.5と良く、怪我さえなければというシーズンでした。
怪我をしてからもベンチ裏でアドバイスをする姿を見て、試合に出なくとも大黒柱としての責任を果たしてくれていました。
このオフ、しっかりとリハビリをしてよりパワーアップした姿を見せて欲しいですね。

マクヘンリー
今シーズンで40歳を超えましたが、盟友のマーシャルを欠く信州でプレイや、立ち振る舞いでチームを支えてくれました。
印象だとゴール下の精度が…と思っていましたが、データ上ではリーグ9位の成功率。.....え、なにこの40歳。
彼に関しては彼が現役を退くという決断をする日まで、チームから退団を進める事はないでしょう。
来シーズンもどうかよろしくお願いします。

岡田
彼も彼でコンディションに悩まれたシーズンでしたね。
最終戦も欠場しましたが、ホーム最終で無理に試合に出た影響があったのでしょう。
今シーズンの彼はとにかくスリーの精度が低く、27.7%とプロ入り後ワーストの数字を残しました。
ただ、ペイントエリアからの得点を筆頭に、ツーポイントの成功率は安定しており、モズリーとコンビを組んでいる時間帯は自身でデュオと称する様に、特にインサイドでの戦いはイキイキとしていました。

ホーム最終戦で来シーズンも成長した姿を~と言っていたが、それはこのチームでって意味だよね?

獲得したい選手リストPG編

さて、ここからは各ポジションポイントガード、ウイング、外国籍選手に分けて獲得して欲しい選手をリストアップしてみました。

PG編のコンセプトとしては、ある程度のサイズがあるガード、あるいは安定して試合に出場できるガード、です。

サイズに関しては、熊谷と同時起用するツーガードをする時に、170cm台のガードを2人並べるのはディフェンス面を考えてあまりやりたくないからです。

今シーズンでも前田がハンドラーをやる時はコーナーで待機していたなど、熊谷のシュート力を生かすラインナップは組みたいので、サイズの有るガードをピックアップ。

また、サイズはなくとも欠場が少ない選手はやはり貴重という事で、シーズンでの欠場が少ない選手をピックアップ。

笹倉
1人目はアルバルク東京に所属している笹倉です。ちなに彼は去年も欲しい選手リストに入っております。

ちなみに前回の記事では以下の様に説明しています。

身長188cmの高身長PGの彼は東海大諏訪高校出身として「信州に来てくれないかな」と思っていたブースターも多いのではないでしょうか。
20-21シーズンはレンタル移籍先の仙台89ERSで平均11.2得点を記録し、21-22シーズンに満を持して東京に復帰もジョーダン・テイラーや田中大貴、そして小島元基とそうそうたる顔ぶれのPG陣とあってはなかなか出場機会に恵まれず、わずか21試合の出場にとどまり、出場したとしても最長で9分。平均3.7分のプレイタイムに終わりました。
来シーズンも笹倉にとって厳しいシーズンになる事も考え、第2の故郷で心機一転、スタートを切ってみては?

まあ、結局彼はアルバルク東京に残留したのですが、予想通りというか案の定出場機会に恵まれませんでした。

終盤はまとまった出番はあったものの、それはコブス、藤永、田中というハンドラーが軒並み怪我をしていたチーム事情も合っての事です。

その点信州は確実に彼にプレイタイムを与える事が可能です。というか出てくれるのであれば普通に20分以上働いてくれないと困ります。って言う層の薄さ。

笹倉君、そろそろ第二の地元に帰ってこないか?

駒沢
2人目は越谷に所属していた駒沢です。彼もまた188cmの大型PGです。
ぶっちゃけ、彼も去年の時点で獲得して欲しい選手リストで紹介していましたが、越谷アルファーズに移籍しておりました。

今季の越谷は何が何でもB1昇格を目指す、いわばWIN NOWのロスター編成で、レギュラーシーズンの勝率は75%と結果を残しましたが、プレーオフで敗戦。
今後の編成に悩むところでしょう。

おそらく、越谷というチームも大きな動きもあるだろうという中ですが、個人昇格してもおかしくはないでしょう。

野本
3人目は滋賀レイクスターズに所属の野本。
身長は183cmと前述の2名に比べると小柄ですが、それでも十分なサイズがあります。

1年目をピークに徐々にスタッツが低下しておりますが、競争相手がテーブスやラベナという代表級の選手。そしてバックアップは安定感のある柏倉とその中に割って入る事が出来ていませんでした。
シュート力は勿論、身体の強さもある選手です。
個人的にはなんで滋賀はもっと起用しないのだろうと思っていました。

彼が出場している時間帯と、ベンチの時間帯では滋賀のディフェンスレーティングは8.9も違い、さらにはオフェンスレーティングも4.4も違います。
チームも降格、立ち位置としても4番手ガードでおそらく年俸も安い。そして安定したレーティング。
お買い得な選手かもしれません。

綱井
4人目は西宮ストークスに所属の綱井。
身長は185cmと大型ガード。

昨シーズンは川崎に所属も、藤井篠山という強力なPG陣の中でプレイタイムを得る事は難しく、今シーズンは西宮でプレイをしていました。
彼の魅力は何と言ってもシュート成功率の高さ
ツーポイントシュートは51.8%
スリーポイントシュートは38.3%
あくまでもB2だからという事は考慮しなければなりませんが、それでも安定した働きはしてくれそうです。

大浦
5人目は秋田ノーザンハピネッツに所属の大浦。
身長は182cmとこのポジションではミスマッチになる事は少ないだけのサイズはあります。

彼は2021年に今シーズンまでの複数年契約を結んでいましたが、今シーズンの序盤では出場機会に恵まれておらず、不遇のシーズンをすごしました。(なぜか後半から出場が増えましたが)
チームとしてCS出場が潰えたから育成のために試合に出したのか?と思ったりもしますが、安定したボールハンドリングとコートのバランスを取れるという意味では5人の候補の中では1番かと思います。

さて、PG編は5人という大量の紹介になりましたが、まあハンドラーは何人いても良いですからね。
個人的には、野本笹倉あたりがおすすめです。

野本は降格チームの4番手ガード言う事で年俸が安い。
笹倉は強豪チームからプレイタイムを求めて。

それぞれ獲得のチャンスはあると思います。
逆に言えば他の3人はある程度の年俸や、チームでの立ち位置が確立されてそうで難しそうですが。

獲得したい選手リストウイング編

コンセプトはデカくて動ける選手を上手く育ててハンドラーも出来る様にしようぜ、です。
まあ要するに前田を増やそうぜって事です。
前田の成長を見て、自身のプレイを幅を広げたい。そう思ってくれそうな、そして信州で成長できそうな選手をリストアップしました。

荒谷
22-23シーズンは宇都宮ブレックスに所属。

https://www.bleague.jp/roster_detail/?PlayerID=5100000012

昨シーズンのプレイオフで躍動し、今シーズンの飛躍を期待されていたものの、伸び悩んでいる印象です。
出場時間も途中加入した高島に奪われるなど、減少していますしおそらく移籍するだろうと思われます。

この立ち位置は信州に移籍する前の熊谷と同じです。

出身高校、大学共に前田と同じという縁もありますし、信州でその才能を開花させませんか?

磯野
22-23シーズンは熊本ヴォルターズに所属。

186cmとウイングの選手としては小柄ながら、ゲームタイムダンクを決める身体能力の持ち主です。

スタッツを見てもわかる様に、ツーポイントシュートの成功率がとにかく高く、ここ2年続けて60.5%という高確率で決めています。(確率だけではなくて、2年続けて試投数、成功数ともに同じなのがなんだか面白いですが)

チームの主力としてはB2プレイオフで敗戦したものの、十分個人昇格も狙える選手です。
PG編で紹介した笹倉などと同時に獲得出来れば、ディフェンスの時はマークマンを入れ替えたりすればウイングの選手としては小柄な身長を隠せるかもしれない、という事でリストにいれました。

木村
22-23シーズンは新潟アルビレックスBBに所属。

こちらも身長は188cmとウイングの選手としては小柄ですが、ハンドラーとして成長してくれれば問題にはなりません。
心配なのは、試合中の判断で首をかしげるシーンが多い点ですが、マイケルHCの手腕にそこは期待しましょう。
とかなんとか書いてたら某銀紙にリストアップされているという状況。ホントに来てくれてもいいんだよ?

ウイング編は3人上げさせていただきましたが、おすすめは荒谷です。
強豪チームからプレイタイムを求めて移籍というのは、熊谷の例でありますし、ハンドラー育成計画は前田で実施済み。
十分、獲得のチャンスとリターンの大きさを保証できる選手だと思います。

外国籍選手

マクヘンリーが引退なら、という形で紹介します。
コンセプトは4番も出来るし3番も出来るよ、ないしその逆という選手たちです。

アルマ
22-23シーズンは新潟アルビレックスBBに所属。

プロキャリアスタートの地を日本で選んだ選手です。
スリーポイントシュート成功率は35.7%、フリースローも80.3%と安定しています。
ディフェンスは良くも悪くもなくという印象ですが、彼の獲得意図はポストプレイの上手さです。
今シーズン、信州はポストプレイからのシチュエーションが少なく、オフェンスが手詰まりになるシーンも多く、安定して得点を上げられませんでした。
その解決策として、ポストプレイが上手いアルマを獲得するのはいかがでしょう。

グリン
22-23シーズンはライジングゼファー福岡に所属。

日本でのキャリアを福岡→秋田→福岡と渡り歩く選手です。
ポジションとしては3番が本職だけど4番も出来るよ、という選手。
特徴は何においても高確率なスリーポイントシュート
B1秋田でのシーズンでは44.0%と高確率でした。
ホーキンソン残留、そしてマシューという日本人ビックマンが揃う信州であれば3番起用を中心にすることが出来ますので、大きなアドバンテージになる事でしょう。

さいごに

まあ、色々書きましたが、選手に関しては誰1人退団する事無く、獲得したい選手が1人でも来てくれたら良いなあと思っています。

、本当の本当のさいごとして書かせてください

あくまでも僕はこのnoteをいわば「選手」だけに絞って執筆しています。
本当に補強しなければならない部分、成長しなければならない部分はこれだけではありません。

現場スタッフ。アシスタントコーチであったりトレーナー、それはB1で戦っていくには十分でしたか?
怪我人やコンディション不良の多さ、それは選手の責任であったり、どうしようもない部分はあります。
それでも、これだけの怪我人が生まれてしまった事実、それを先ずは受け止めて欲しいです。
昨シーズンオフ、僕はこんな事を呟いてました。


2年続けて怪我人が多かった事、果たしてそれは日々成長を掲げるチームコンセプトに合致していましたか?

そして、フロントスタッフ。特にスポンサー集めだったりをされている方々へ。
信州は良く、コスパが良いチームだと評されます。
僕はそれを素直に喜ぶことは出来ません。
言い換えるとこうも言えるからです。

高い成果を上げているにも関わらず、賃金が安い。

敢えて口を悪くして言えば、こんなんブラック企業となんら変わりありませんよ。
選手に対して、そして信州ブレイブウォリアーズで働く社員にも適正な報酬を与えられるチームになって欲しい。
ただ、それにはお金が必要です。

来シーズンに向けて営業スタッフが増えたというのはわかります。
どうにかスポンサーを獲得しようとしているのは伝わってきます。

もう一度言います。

選手に対して、そして信州ブレイブウォリアーズで働く社員にも適正な報酬を与えられるチームになって欲しい。

その為に、出来る事は僕らブースターも支援します。

その事を言って、本当の本当のさいごとさせていただきます。

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