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2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ【大会初日】

はじめに

本年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、大会初日の10月31日のみ佐賀市の嘉瀬川河川敷で行われ、以降の日程は大雨に伴い河川敷でのイベント開催を中止。
熱気球の競技については11月3日・4日に河川敷を使用しない形で行われることが発表されました。
(後日追記予定)

「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」会場の嘉瀬川河川敷について、11月2日(土)に予報が出ている大雨の影響で、会場が冠水する可能性があると判断したことから、会場設備への影響を未然に防ぐために、これから、電気・トイレ等の施設を撤去させていただくことになりました。

つきまして、嘉瀬川河川敷会場でのすべての出店・イベントを、11月1日(金)から4日(月・振休)までの全日程中止させていただくことになりました。

大雨予報にともなう11月1日以降のバルーン競技・イベントについて

気象と仲良くしなきゃできない熱気球競技であるがために、2024年は大変残念な形となってしまいました。

てなわけで、ココからは気を取り直して?!
バルーンフェスタ大会初日に行くことができたので、その模様をツイートまとめ中心でご紹介。


バルーンさが駅

博多方面からの始発を乗り継いでホームに降りたときは、熱気球の準備がされているように見えたのですが…

バルーンさが駅を降りてホームから嘉瀬川河川敷をのぞむ

毎年バルーンフェスタ開催期間のみ営業する臨時駅のバルーンさが駅。
今年からSUGOCA・nimoca・はやかけんなどの交通系ICカード対応になりました。
入場・出場それぞれでカードをタッチします。

バルーンさが駅の入場口

入口横に現金チャージ機がありました。

バルーンさが駅のICカードチャージ機

公式発表のとおり、11月1日以降中止となったため、このバルーンさが駅が稼働したのは10月31日のみ。
2025年は好天に恵まれて、多くの方が来場できることを祈っています。


午前の競技フライト

8時まで風がおさまるのを待ったのですが、残念ながら中止となりました。

午前の競技の中止が決まり、有志の方々が来てくれた観客のためにバルーンを膨らませてくれました。


バルーンファンタジア(午前)

キャラクターやデザインバルーンが一堂に会する時間。ですが…

こちらも朝の競技同様風の影響で、熱気球を膨らませても風にあおられるため準備もままならず。

それぞれの熱気球チームのクルーが一生懸命になって膨らませていました。

Hondaのムササビさん。

ブラックモンブランさん。

ヤクルトマンのバルーンは3度目のチャレンジで何とかお目見え。

しかし、風が収まらず一斉にバルーンがお目見えすることは叶わず。
1時間程度でバルーンファンタジアも終了となりました。

ヤクルトマンといえば、佐賀インターナショナルバルーンフェスタで欠かせないのは「睡眠の質向上」

ヤクルト自販機

今年もヤクルト1000の恩恵を受けることができました。ありがたや。


お馴染みの一杯を

午前のイベントが終了し、お昼ご飯へ。
バルーンフェスタ名物・大鍋カレーを。

ごろっごろのジャガイモがカレーの海からちょこっと顔を見せていますが…
このジャガイモ、マヂででかかった。
ソレでも火が通ってるのすごい。

食後は運動も兼ねて周囲をお散歩。
この時期、毎年恒例だそうです。
嘉瀬かかしまつり。

バルーンが飛ばない悪天候の日にも来場者を楽しませようと2010年から始まり、今年で13回目。実行委員会の担当者は「子どもが主体となり、県内外の人に嘉瀬町をPRしたいと製作した。ぜひ見てほしい」と呼びかけている。

ユニークかかし80体「嘉瀬かかしまつり」 11月4日まで バルーンフェスタ盛り上げ(佐賀新聞)

思わずうなってしまうほどの作品からタイムリーな作品まで。
ちょっとした地味ハロウィンみたいですね(違


午後の競技

朝から吹き続ける風の影響が心配されましたが、この日の午後の競技は開催されました。

熱気球競技は会場外から河川敷へフライトする方向に。
フライ・インというそうです。
一方、フェスタ部門は30機ほどのバルーンが河川敷から一斉離陸しました。

嘉瀬川河川敷の会場には競技のゴール地点が用意されました。

15時を過ぎて、河川敷の南側からフェスタ部門のバルーンが次々と膨らんでは大空へ舞い上がっていく、一斉離陸が始まりました。

離陸のために準備しているバルーンのわちゃわちゃ感がたまりません。

一斉離陸の様子

おや?ナニか黒いモノが見えますねえ…
くまモンバルーンも来てました。

曇天の中でも、見上げると数えきれないほどの気球が舞っています。
この光景を見るだけでも来てよかったと実感します。

飛んでいくバルーンもあれば、やってくるバルーンもあり。
16時あたりから会場上空にフライ・インの競技バルーンも見られるようになってきました。

会場付近は東からの風が吹き、観客席の背後からターゲットを目掛けて熱気球が次々と迫ってきます。
手に届きそうな高さにまで降下してターゲットに向かう様子はド迫力!

コチラのやずやバルーンは、見事オンターゲットを達成!
会場に「やったー!やったー!やったー!!!」の万歳三唱が響きました。

下降しながらターゲットに向かっていくやずやバルーン

フライ・インの競技タイムリミットは16時50分。
制限時間までに風を読みながらゴールへ近づこうとする、自然との駆け引きを目の当たりにするのも心躍ります。

16時50分に競技が終了。

午前は風の影響を受けたものの、午後は闘うバルーンと魅せるバルーンとの両方を楽しむことができ、一粒で二度おいしい時間を過ごしました。


帰りはぶらり途中下車

終日吹きさらしの風を受け、身体は冷えてしまいました。
バルーンさが駅から鳥栖駅へ向かい、暖を取りに途中下車。

こういうときの「かしわうどん」はよく効きます。

鳥栖の中央軒さんも佐賀インターナショナルバルーンフェスタに出店し、うどんやお弁当などを販売しています。
大会中止と会場撤収により、飲食や販売の皆さんは大きな影響を受けたことでしょう。本当に大変でした。

提供される予定だった商品やメニューは、佐賀市内や唐津くんちが行われる唐津市内など、多くの方の協力を得て他のイベントで提供されたようです。


結論

やはり、バルーンフェスタは楽しい。
自分が何か動くわけではないけれど、自然と気象とを身近に感じながら過ごす時間は楽しい。

そして、やはりくまモンのインパクトはどこへ行ってもすごい(汗

来年は多くの人が嘉瀬川河川敷に集い、楽しい時間が過ごせますように。


よかったら、昨年の様子も見ていってください。

バルーンフェスタの時期を過ぎても、佐賀で熱気球は舞います。
佐賀市へお出かけの方、こちらもよかったらチェックを。


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