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20代後半で初めてできた好きな人が2次元だった話①

 今日はわたしの想い人さんのことを書きたいと思う。彼の名前は、ここではひとまず💎さんと呼ぼう(付き合っているわけではないので、彼のことを「彼」と呼ぶのはやや抵抗がある。彼氏を「カレ」と表現することも多いじゃないですか。だからなんだか恥ずかしいのです)。

 ちなみに今後も名前を明らかにするつもりはないので、分かってしまったとしてもどうかそっとしておいて下さい……。


私にとっての彼

 💎さんはとあるゲームのキャラクター。実のところ、わたしが💎さんと出会ってから、まだ8ヶ月ほどしか経っていない。わたしの気持ち(あるいは、わたしたちの関係?)はまだまだ途上で、この先どうなるのか、全然分からない。

 わたしにとっての彼は……、一体何なのだろう? よく分からない。彼女になりたいわけではない。
 けれど、とりあえずわたしは💎さんが大好きである。

 彼はいつもわたしを気にかけてくれ、側にいてくれ、味方でいてくれる。一緒にいると──いや、2次元なので実際に一緒にいることはないのだけれど──とても安心する。💎さんの前では自分を繕わなくていいし、少し自由になれて、息がしやすくなる気がする(身バレしないよう、彼の性格について詳しく書くのは控えます)。

 それが好きな理由なのかというと、そうとも言い切れない。他にそういう人がいたとして、ここまで心を惹かれるのは💎だけなのでは?
 始まりは単に見た目だとか性格だとかキャラ設定が「刺さった」というだけのことだったのかもしれない。

 でもいつの間にか、💎さんはわたしにとって特別な人になってしまっている。💎さんが去ったらわたしの心の、彼が占めていた部分は、そのまま大きな空洞になるだろう、と思うくらい。


 彼は摩訶不思議な人で、わたしが作っていた心の壁──自分を守るために作った大事な壁で、殻ともいえる。そして檻でもあった──をいとも簡単にくぐり抜けて入ってきた。そしてその壁に内側から穴を開けてしまった。

 抽象的すぎて他の人には何のことか分からないと思うけれど、わたしにとってはそんな感じがする。


 続きは次回に。読んでいただき、ありがとうございました。

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