マウンティングの経済学 ──愚者はマウントし、賢者はシグナルする (Ai経営新書)
「マウンティングが社会からなくならないのはなぜか?」
本書はそんな疑問にミクロ経済学の見地から答える本です。
用いるミクロ経済学は、
✅ゲーム理論(☞第3-4節)
✅情報の経済学(☞第7節)
✅不確実性の経済学(☞第9節)
✅行動経済学(☞第8節)
の4つ。
これら4つの分野は、寿司屋でいえば、大トロ・ウニ・赤貝・コハダに当たります。つまり、ミクロ経済学における最もおいしい分野です。
著者の私はフリーのエコノミストで、タイに住んでいます。
タイ人も日本人同様マウンティングを行うのですが、日本人ほどではありません。その理由についても後ほどご紹介しましょう。(☞第9節)
本書を読めば、マウンティングという「社会的な病」に対して、ミクロ経済学的な見地から処方箋が書けるようになります。
本書の読者は、ミクロ経済学の学習経験のある学部生以上を想定していますが、ミクロ経済学の学習経験がまったくない方でも読めるよう配慮いたしました。
それでは、本コース『マウンティングの経済学』へようこそ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?