「コースの定理」と「除夜の鐘問題」
【除夜の鐘問題】
①仏教徒Aと非仏教徒Bの2人だけからなる社会を考える。
②Aに「除夜の鐘を鳴らす権利がある」のか、それともBに「除夜の鐘の騒音を被らない権利がある」のか、裁判で争う。
③仮に裁判所がBの言い分を認めた場合、Aは鳴らした鐘の数だけ現金をBに支払う。
③´ 仮に裁判所がAの言い分を認めた場合、BはAに現金を支払って鐘の数を減らしてくれるよう交渉する。
(おまけ)
④AとBが夫婦の場合はどうか?
【新幹線のリクライニング問題】
こちらはもとより当事者は2人だけなので単純。
コースの定理(当事者間の交渉)以外にも、
✅リクライニングの限界を小さくする
✅リクライニングのない車両を設ける
✅リクライニングを使うと、後ろの席の人にSuicaの残高が移転する
などの施策が考えられる。
(おまけ)
2人が夫婦の場合はどうか?