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📝さばえまつり事務局レポート # 07

2024.08.17 at 鯖江市役所
第7回寄り合いを開催しました!
前半に寄り合い・後半に山形県鶴岡市より、西直人さんをお呼びしてのYORIAITALKの二本立て。

寄り合いの前半では、さばえまつりの現状として、どんな企画が立ち上がっているか、会場のイメージなどを共有しました。

企画チームと広報チームに分かれて話し合いました。どんな企画でさばえまつりを盛り上げていきたいか、どうやったら人がたくさん集まるか、お互いの知識を出し合いながら、知恵を絞って話し合います。当日に向けて、たくさんの人が関わり合いながら進んでいるのを痛感しています。

2つのグループに分かれての話し合い
どんな形で当日を迎えたい?
いろんなアイデアをみんなで出し合います
まつりのビジュアルもおたのしみに!

その後は、みんなで当日の装飾のためのガーランドづくり。メインカラーである赤と青の布をひたすら切って、一本のロープにくくりつけていきます。

青の布
赤の布
団らんしながら、ガーランドづくり

用意した布だけじゃ足りないため、白い布の染色にも挑戦!
染まった布を見ると達成感が溢れました。

手探りでの染色体験

後半は、先人の活動を通じて新たな可能性を模索する場“YORIAI TALK”。今回は、山形県鶴岡市より、西直人さんをゲストにお迎えしました。

もともとは観光やまちづくりのお仕事をしていた西さんは、今は東北芸術工科大学にてコミュニティデザインを教えています。

ゲストの西直人さん

いろいろな事例を教えてくださった中で印象的だった一つは、「自分たちで人を呼ぶこと」
企画は自分たちで行うが、集客を他人任せにしてしまうイベントも多いそう。
「楽しいパーティをみんなで準備しているからこそ、パーティの招待状は自分で出しなさいよ。」という西さんの一言に、まさにそうだという気持ちになりました。自信のあるイベントなら、自ら周りの人を誘いたくなるはず。関わり合ってる人がそれぞれ、周りの人に招待状を送ることで、今まで出会わなかった人たちが出会いたくさんのコミュニティが混じり合う。そんな景色を私もさばえまつりで見られたら嬉しいです。

また、西さんが大事にしていること3つが、さばえまつりにも通ずる大切なこと3つでした。

  1. みんなが主役/住民主役
    →属人的にならないこと。多様な参加ができるようなものをつくる。

  2. 始まること/続くこと
    →イベントはあくまで「手段」や「きっかけ」。イベントを始めとしてなにかが続いていくことが大切。

  3. 企画力のある市民人材育成
    →みんなの企画力が高まれば、ほとんどの企画は解決するのでは?

さばえまつりを作っていくうえで、誰かが関わるのが前提のイベントにならないようにしたいし、イベントをやることが目的にならないようにしたい。これは、西さんの話を聞く前から事務局間で話し合っているテーマです。さばえまつりが多様で、どんな人でも受け止められる場所でありたいし、まつりをきっかけに鯖江に新しい景色が増えることを目指しています。

まつりをきっかけに、鯖江の企画力が上がっていくにはどうすればいいのだろうか。今あるまつりの企画が、もう一歩進んでおもしろいものになっていくにはどうしたらいいでしょう。その企画力を上げるための後半のワークも、とても勉強になりました。

真剣に聞いています

それぞれの企画がもっと深まっていく予感を感じる、とても大切な時間でした。まだまだ考え足りないという意見もあったので、ぜひさばえまつりメンバーでお互いの企画力を上げていく話し合いも、これからできたら嬉しいです。

西さん、素敵なお話をありがとうございました!

さばえまつり、10/19-20で開催!

さばえまつりは、寄り合いをきっかけに集った多様な人々で、関わりあってつくるお祭りです。当日は西山公園の芝生広場に、大きなやぐらとさまざまなブースが登場。新たな一歩目を踏み出す出店者による飲食ブースや、アーティストによるパフォーマンス、鯖江の廃材から楽器をつくる廃材ワークショップなど、約70のさまざまなコンテンツが西山公園に集結します。さらに当日は、誰もが参加し演奏できる練り歩きや、鯖江の歴史から生まれた「イッココ音頭」を踊る盆踊り大会も開催され、誰もが祭りの「つくり手」になる熱狂的な2日間が生まれます。ぜひ、遊びに来てくださいね!

【さばえまつり開催概要】
・日程 :2024年10月19日(土)-20日(日)
・会場 :鯖江市西山公園芝生広場
・参加 :無料
・主催 :さばえまつり実行委員会
・Instagram:https://www.instagram.com/sabaematsuri/

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