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🐟さばえまつり担い手レポート By田中りさこ 「踊ったり、廃材集めたり、作ったりした3日間の振り返り」

こんにちは。
鯖江に移住してもう1年半が経ちました。
福岡県久留米市出身の田中りさこといいます。

なぜ今このnoteを書いているのか?
「イッココマッココスココーンのコーン」というSNS広告に引っかかり、
なんだこれ?という怖いもの見たさから、たまたま決起集会に行き
何回かの寄り合いに参加しました。

お祭りの音頭を作りにアーティストが鯖江に来てくれるらしいと聞き、
3日間仕事を休んで同行しました。その3日間の出来事とその感想を書きます。

1日目

◯まなべの館
仕事おわりの16時から合流し、クボタさんとはるちゃんと武徹太郎さん(鯖江に来てくれたアーティスト)とまなべの館に行きました。
入場料たった100円で、鯖江の歴史などを知ることができます。

鯖江に住んでいるのに、歴史的なことをこれっぽっちも知らない私のような方は、学芸員の藤田さんの解説をききにまなべの館に行くことをおすすめします。

◯やんしきおどりの練習会
鯖江の民謡?といえば「やんしきおどり」が有名だそうです。
やんしきまつりを週末に控えた踊りの練習会に参加しました。

「漆掻き唄」「石田縞織り唄」などなど、鯖江といっても広いので、小さな地域単位ごとに数え切れないほど民謡があるそう。

しかしそれらは、同じ地域であっても色々あるそうで社会勉強になりました。
田舎にいくと「ご近所付き合いが濃厚すぎてつらい」「男尊女卑、亭主関白、外国人差別が強い」というイメージがありますが、あまりそれを感じるコミュニティで暮らしておらずだったのですが、そういうこともあるな、と少し感じることもありました。

でもでも踊りの練習が始まるとすごく楽しくて、
歌い手のおじいさんはすごく声がよくてかっこよくて、
近くで踊っていただいた方に倣って、円入り、3種類くらい稽古しました。
単なる暇つぶしというよりはむしろ、みなさんプロ意識がありかっこよかったです。


2日目

鯖江にものづくりがあることを知っていましたが、
そこからたくさんの廃材がでることは目の当たりにしたことがありませんでした。

繊維工場の糸巻きからでるしっかりとした紙管、
リボン工場からでる端っこのリボン、
売れなくなった漆器、
メガネ素材アセテート板の端っこ、など。

これらを使って、武徹太郎さんは楽器を作って演奏しようと言いました。
なので私は、楽器づくりの手伝いと、そのパフォーマンスのためのお面を作りました。
夜な夜な。

紙管をつなげて音を調節してスリッパで叩くと楽器が出来ていました。
すごいですね。

3日目
午前中は大人たちで話し合いをして、
午後はサッカークラブの子供たちと廃材を使った楽器作りのワークショップをしました。

たくさんの廃材を目の前にして、なにを作ろうかな〜とワクワクしました。
私は、子供たちが作りたいものを作れるようにお手伝いお姉さんをしました。

Photo by だいちゃん


最後には、楽器を作ってみんなで演奏会をしました。
武さんと、武さんのバンドメンバーのだいちゃん(サックス)も参戦して、
即興演奏ってすごいな〜〜〜と思いました。

わくわくしました。

子供たちも一緒にパーカッションではいったり、ぐるぐる円になって音を鳴らしたりして、
とても楽しげな空間でした。

https://www.youtube.com/watch?v=9noKqcpQLxI


◯全体の感想
今、少し時間が経って振り返ってみて、

音楽って色々と越えるんだな〜
わくわくする時間だったな〜
さばえのこと知れるって嬉しかったんだな〜
もっと知りたいんかな〜

という感想を持ちました。

ということで、9月4日からもう一度武さんが来鯖されるそうです。
さばえまつりは自分にとっては、さばえと私を考えるいい機会かなと思います。

P.S.武さんは少年のような大人で、数日でたくさんの名言を残していたので、それらをまとめて小冊子にしようと思います



この記事を書いた人
田中りさこ。福岡県久留米市出身。鯖江にきて1年半。合同会社TSUGIデザイナー。
最近朝ご飯をしっかり食べるようになったら昼過ぎまでお腹がすかないことに気づいた。午前中すごく調子がいいのでみんなも朝ご飯もりもりたべよう。

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