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【2ブロ】5Cロマネスクコントロール

こんにちは、さば猫です。

今回は先日の2ブロックCSにて使用した5Cロマネスクコントロールについての記事を書いていきます。

今回のデッキは関西の2ブロック環境で多く見られる青白ギャラクシールドと赤緑ネイチャーヴァイカーを意識して作成したので、これらのデッキに対して高い勝率を出すことが出来るようになりました。

今回の記事は有料とさせていただいています、ご了承ください。

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10月17日更新

本日の竜のしっぽCSにて使用し、4位になったリストについて追記しました。

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以下目次となります。


1.使用したデッキレシピ

以下が実際に使用したデッキになります。

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16枚以上の多くのトリガーと鬼エンドである邪王門を採用することでヴァイカーやバーンメア等の殴ってくるデッキに対してある程度受けきれるようになっており、採用しているトリガー呪文も初動のライフ、獅子王と暴拳MAX以外は6コスト以上になっているのでオーリリアやゲンムエンペラーで止められないようになっています。またギャラクシールドに対してもロールモデルやディダノス等の大型クリーチャーを使用し手札、場をコントロールすることで自分の有利な状況を作り出すことが出来ます。

デッキの詳しい動きや各カードの採用理由については以降の項目にてそれぞれ解説します。


2.デッキの動き

このデッキでは獅子王とロマネスクでマナを伸ばしロールモデル、ディダノスを早期に着地させることで自分の有利な状況を作りにいきます。墓地から出てくるフシギバース、ムゲンクライムがマナゾーンからカードを墓地に送るロマネスクと相性がよく、ロールモデル、ディダノスで相手のリソースを奪ったあとはロマネスクの効果でフシギバース、ムゲンクライム持ちのクリーチャーを墓地に送りプレイできるカードを増やしていきます。獅子王→ロマネスクで次ターンに墓地に落としたディダノスを蘇生するのがこのデッキの理想の動きとなります。

他には

・攻撃誘導効果をもつロールモデルタイガーをムゲンクライムのコストにすることで攻撃させずにタップできる。

・ムゲンクライム、フシギバース持ちのクリーチャーをフシギバースのコストに使用するとマナに送ったクリーチャーをロマネスクで落とすことにより使い回すことができる。(ディダノス2枚でこの動きを行うと毎ターン全ハンデスを行える。)

・邪王門1枚から零龍の復活、墓地、破壊の儀を達成させることができる。

などそれぞれの能力を合わせることで多彩な動きをすることが出来るようになっています。


3.採用カード

今回採用したカードの中で特出したカードの採用理由や使い方について説明していきます。

龍仙ロマネスク

ロマネスクプロモ

このデッキの動力源です。

先ほど記述したようにフシギバース、ムゲンクライムとの相性がよくブースト札兼リソース源になっています。効果で墓地に落とすカードはディダノスやビコハン極以外にも破壊の儀で回収できる邪王門や山札を回復できるグィムショウなどが候補になります。

初めはディダノスのコストに使用し、その後ロールモデルで出し直してマナのムゲンクライム、フシギバースを墓地に送り続けます。

獅子王を成功させているとトリガー蒼龍から出すことができ、ヴァイカー、オーリリアを処理することができます。また邪王門から出すと最大で2体の攻撃を止めながらマナを伸ばしつつディダノスのコストを作ることができます。


百鬼の邪王門

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相手のダイレクトアタックに対して使用し、ロマネスクやビコハン極を出すことによるカウンターを狙います。

零龍との相性がよく1枚からでも以下の動きが狙えます。

①クリーチャーを墓地から出しているので復活の儀が達成できる。

②1枚で墓地を最大6枚増やせるので墓地の儀の達成を狙える。

③バトル効果と墓地の儀によって破壊の儀の達成を狙え、その効果でこのカードを墓地から回収することが出来る。

特に②の墓地の儀の達成は蘇生対象が見えなくても3000以下のクリーチャーを破壊することができるので1番使う動きになります。

このカードは攻撃時にも使えるので攻撃しながら零龍の卍誕を狙うこともできたりします。


罪無 ビコハン極

ビコハン極

色、効果すべてが強く今回のデッキと非常に噛み合っているトリガーになります。

モモキング、オーリリア、ヴァイカー、ゲンムエンペラーを処理することができ、邪王門から出すと墓地の儀含め最大3体処理することができます。ロールモデルをムゲンクライムのコストにすることで攻撃することなく安全に横にすることができたり、フシギバースのコストに使用しロマネスクで使い回したりします。


デモニオ八金棒 黒縄棍

デモニオ

ネイチャーヴァイカーに対する有効トリガーになります。通常効果だけでもヴァイカー、オーリリアを破壊できますが、追加効果を使用すれば横に並んでいるGRクリーチャーやステップルなどを一掃することができます。ネイチャーヴァイカーはネイチャーを使用して動いた際にマナとリソースが一気に減るのでこのカードで相手の場を更地にすることで1、2ターンの余裕を作ることができるので、その間にマナを伸ばしてロールモデル、ディダノスの着地を狙います。

ヴァイカー対面以外にも雷光の聖騎士の効果で盾に送られたクリーチャーを回収したり、ムゲンクライム対面のコストとなる小型クリーチャーを一掃することもできます。


1、2、3、チームボンバーイェー!

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オーリリア、ヴァイカーを破壊しながら全タップできるトリガーです。

デモニオ八金棒とは異なりネイチャーヴァイカーのウサキャプテンでのルートを止めることができます。また相手の小型を除去しながら攻撃先を作ることができるので破壊の儀を達成させたい時やロールモデル、天下五剣の攻撃先を作る時に使います。


緑知銀 グィムショウ

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ギャラクシールドや零龍コントロール相手だと試合が長引いてしまい先にこちらの山札が薄くなってしまうので山札回復用に1枚だけ採用しています。墓地を利用する零龍コントロールやムゲンクライムへのメタクリーチャーにもなっていますがあまり場に出すことはなく、もし場に出した時はフシギバースのコストにしてマナに戻しておくことでロマネスクから落として山の回復を行えるようにしておきます。

似た効果の悠久プリンとは異なり置き換え効果では無いので処理を後回しにすることができます。なので邪王門から落ちてしまってもクリーチャーを場に出すことが出来ますし復活の儀、墓地の儀を達成させてから墓地を山札に戻すことができます。盾落ちした際にはデモニオ八金棒の追加効果を使用して拾いにいきます。

零龍

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邪王門との相性がよく一枚から手札の儀以外を達成できるので採用しました。青黒ムゲンクライム対面にて相手の卍誕に合わせて卍誕させたり青白ギャラクシーなどに対して展開された盤面をリセットするのにも使用します。またフシギバースのコストにできるので14マナを支払ってディダノスを出すことが出来ます。

4.CS使用結果

今回のデッキを実際にCSで使用したところ戦績は3勝2両敗となりました。

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結果としては殴ってくるデッキに対しては余裕を持って試合を進めることができたのですが、ギャラクシールド対面ではディダノスやロールモデルで場をコントロールしても相手の受けが厚くこちらのフィニッシュに欠けてしまい時間内に勝ちきることが出来ませんでした。

今回の結果からギャラクシールドに対して早期に試合を決めることができるカードを採用する必要があると思い先程のリストを新たに改良しました。


5.改良後リスト

以下が先ほどの反省を受け新たに改良を加えたリストとなります。

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あまり必要と感じなかったジャックアルカ、暴拳MAX、天下五剣、ジャオウガをCS中に活躍したデモニオ八金棒、ビコハン極、ボンバーイェー!に変更、またディダノスを増量し新たにギャラクシールド用のフィニッシャーとして幻龍 ゲンムエンペラーを採用しました。次の項目にて抜けたカードと追加したゲンムエンペラーについて解説していきます。


6.入れ替えたカード

リスト改良の際に入れ替えたカードについて採用していた理由と不採用となった理由を解説します。

闇鎧亜 ジャック・アルカディアス

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採用していた理由

邪王門から出すことで確定で2面処理ができオーリリアやSAを付与するフウジン天、その子供凶暴につきを破壊できるトリガーだったので採用していました。

不採用となった理由

トリガーしても肝心のヴァイカーを破壊することが出来ず展開された場を返すことが出来ない、ゲンムエンペラーで効果が無効化されるなど他のトリガーと比べて見劣りする部分があったため今回不採用としました。

殴厳!暴拳MAX

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採用していた理由

ギャラクシールド対面にて絶対の盾騎士をシールドに送ることで相手の山札を4枚削れたり、トリガーでヴァイカーを確定除去できる、バーンメアのダンダルダ以外のGRクリーチャーを全て処理することができるといった理由で採用していました。

不採用となった理由

実際に使用してみたところ、そもそも盾騎士で山を削ったところで時間内に試合が終わらない、オーリリアで止められてしまうためあまりヴァイカー対面での有効札とならない、デモニオ八金棒があるのでバーンメアに対する受け札とするならばそちらの枚数を増やした方がよいなどの理由で他のトリガーに枠を譲りました。


リュウセイ・天下五剣カイザー

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採用していた理由

ヴァイカーやバーンメア、ギャラクシールドに対してバトルに勝つことで安全にフィニッシュができたり蒼龍から出すことでそのターンを凌げる為採用していました。

不採用となった理由

そもそもヴァイカー、バーンメアのデッキに対してはディダノスかロールモデルを出しておけば基本負けることがなく、ギャラクシールドに対しても龍断を打たれてしまうと他の打点が止まってしまい意味が無くなるため不採用になりました。


鬼ヶ覇王 ジャオウガ

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採用していた理由 

ギャラクシールドに対してならべられた盤面をリセットするために採用していました。

不採用となった理由

実際に回してみるとギャラクシールド対面では相手よりもこちらの盤面の方が強いことが多くジャオウガを使うことがほとんどなかったので後述する幻龍 ゲンムエンペラーと入れ替えました。

幻龍 ゲンムエンペラー

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今回新たに採用した対ギャラクシールド用のフィニッシャーになります。ジャオウガのように相手の場を全て破壊することは出来ませんが相手クリーチャーを3体バウンスとこちらも強い除去能力を持っています。またムゲンクライムを持っているのでこのカードもロマネスクとの相性もよく簡単に墓地に用意することができます。

ギャラクシールド対面にてロールモデルからディダノスと同時に出すことで相手の場3体と手札をマナに送ることができ、次のターンにロールモデルで3点、ゲンムでその手札を落としながら攻撃することで以前より簡単に詰めることができるようになりました。

ムゲンクライム相手にもロールモデルディダノスと合わせることで相手の場のゲンムエンペラーをマナに封じることができます。

コストも高く、ディダノスのフシギバースのコストにも適しています。


7.各対面の勝率

こちらでは2ブロック環境の各対面の勝率を記載しています。(こちらに記載している勝率は僕個人の体感によるものなので実際には少し異なるかもしれません)

赤緑t白ネイチャーヴァイカー

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勝率7割(有利)

この対面は盾のトリガーと邪王門の捲りに左右されますが基本的には有利です。

オーリリアで止められるトリガーがライフと獅子王のみなのでなにか踏ませるか邪王門を成功させることで基本ターンが帰ってきます。ターンが返ってきた後はマナがあればロールモデル、ディダノスを出し、マナがなければデモニオ八金棒で場を一掃して次ターンにマナを伸ばしていきます。


青白ギャラクシールド

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勝率8割(有利)

相手の動きが遅いのでこちらのペースに持ち込みやすいです。ただこちらも遅いデッキなので制限時間には気をつけましょう。

初めはディダノスで相手の手札を枯らすことを最優先に動きます。その後はゲンムエンペラーとロールモデルで場を処理つつ詰めていきます。正義を見たかでGRを展開されたり、雷光でディダノスやゲンムエンペラーが盾に送られることがあるのでデモニオ八金棒は極力手札にキープしておく必要があります。試合が長引くとダイヤモンドソードで突然過剰打点を作られることがあるので零龍はできる限り墓地の儀のみを残した状態にしておきトリガーと邪王門から卍誕できるようにしておきます。


赤緑、シータバーンメア

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勝率7割(有利)

デモニオ以外のトリガー1枚だけで返すことが難しくモモキングでトリガーをケアされることもあるのでヴァイカーより厳しい対面になります。

ジェイSHOCKERで6を宣言されるとと邪王門から何も出せなくなるので注意が必要です。

このデッキタイプにはロールモデル、ディダノスを処理できる札があまり採用されていないので基本はこの2体を出すだけで勝てます。


黒緑ドラガンザーク

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勝率0割(無理)

正直当たったら即投了していいレベルの不利対面です。こちらができる妨害がグィムショウくらいなのでほとんど何も出来ずにループされて負けます。

今は青白ギャラクシールドに狩られてほとんど見なくなりましたがもし今後増えてくることがあればこのデッキを使うのは諦めましょう。

一応ワラビーを採用すれば少しは試合になるかもしれません。


青黒ムゲンクライム

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勝率6割(微有利)

相手の妨害札がセルフハンデスばかりなのでフシギバース、ムゲンクライム持ちを捨てつつマナを伸ばしていけば勝つことが出来ます。相手の零龍が卍誕しているとゲンムエンペラーが出てこなくなるのでディダノスで蓋をすることが出来ます。

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以下追記分

6.最新リスト

以下は10月17日のCSにて使用し、4位となったリストになります。

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以前までの環境と異なり動きが後ろよりなデッキと各種ループデッキが新たに出現してきたので万軍投やウマキンをいったリソース札とロック効果を持ちフィニッシャーにもなるパンサーベアーを採用しました。

7.新リスト採用カード

"魔神轟怒"万軍投

万軍投

一枚でリソース確保と妨害どちらもこなせるカードです。以前はヴァイカーやバーンメアに対して使用している暇がなく、ギャラクシールドにもGR
GRメタのワラビーが採用されていたので候補ではあったのですが使える機会が少なかったので不採用にしていました。しかし環境が変化してクローシスゼオスやミッツァイルループのようなこちらのリソースを奪ってくる後ろよりなデッキが増えてきたのでそれらに対して必要だと思い採用しました。枚数が3枚なのはメインルートであるロマネスクを主軸にしたコントロールが残っているのとGRメタを出された際に腐ってしまう札をあまり多く入れたくなかったからです。

ウマキン☆プロジェクト

ウマキン

こちらも先ほどの万軍投同様環境にリソースを奪ってくるデッキが増えたので採用しました。獅子王、万軍投、ロマネスクのほうが優先してプレイするので採用枚数は2枚に抑えました。

我怒の鎖 パンサーベア

パンサーベア

各種ループデッキに対するメタ札として採用しました。はじめはブラキオ龍樹を採用していたのですが獅子王からつながる点と蒼炎と組み合わせることでより確実なフィニッシュプランを作ることが出来たのでこちらを優先しました。ギャラクシールド対面だと相手の盾に表向きのギャラクシールド札があると実質その枚数分追加ターンを取ることになります。

ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン

蒼炎

パンサーベアを採用したことにより新しいフィニッシュプランであるブロックされない焼却ワールドブレイカーを作れるようになったので採用しました。このフィニッシュプランのおかげでギャラクシールドに対しても確実に詰め切れるようになったので元々のフィニッシャーであった幻竜ゲンムエンペラーと入れ替えました。

おわりに

今回はここまでとさせていただきます。

最後に、今回の記事を購入いただきありがとうございました。今後も面白いデッキを提供出来たらと思います。それではまた気が向いたら次回の記事で。




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