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Macでブルーレイを再生する方法【「無料」に注意せよ】

結論から申し上げると、以下の2点を購入するのが最も手っ取り早いです。

総額約13,000円。ブルーレイドライブはメルカリで5000円前後が相場なので、中古でも良ければ8000円程度に収まります。

なんというか、見た目がいかにも怪しげな派手なソフトですが、ヨドバシカメラをはじめ、家電量販店の実店舗でも置かれているものなので、一定の信頼はあるかと。

Apple Silicon(M1チップ等)にももちろん対応しています。逆に古いMacだと、音飛びやソフトが落ちる原因になります。ご自身の環境に自信が無い方は、一度フリー版(5分制限版)で試されてからがよいかと。

詳しくは記事をどうぞ。


「Macでブルーレイ」はマイノリティ

さて、最初に注意喚起から入ります。

「Macでブルーレイを見る」というのは、現代ではかなりマイナーな行動です。つまりやってる人が少ない。つまり需要がない。つまり商品や情報が少ない。

したがってそこに競争が働かず、普段なら淘汰されるような悪質な情報源が蔓延しているのが現状です。

上から自社製品ゴリ押しサイト、ブログ風ゴリ押しサイト、Amazon、HTTPS非対応サイト、自社製品ゴリ押しサイト
Googleさん大丈夫か…?

何が言いたいかと言うと、「危ないサイトが多いから気をつけてね」ってことです。

具体例を挙げましょう。
まずはトップヒットの「VideoByte」について。
この記事が大変参考になります。

そう、【無料再生】と謳っておきながら、そもそも無料じゃないんですよね。サブスク、もしくは5000円買い切り。

で、サブスクの場合解約が超困難らしい。
Yahoo知恵袋でもまあまあの地獄絵図が広がっています。

結構新しい投稿もありますね

つづいて5番手の「5K Player」について。
noterさんに被害者(?)がいらっしゃいました。

なんでも広告が勝手にポップアップしてくるとのこと。
さらにソフト自体の削除が困難ときています。
調べたところ一応無料では使えるっぽいですが、挙動が不審かつ悪質です。この手のアプリで常駐するってのが一番厄介ですよね。キーロガーやスパイウェアを疑ってしまいます。

冷静に考えてください。需要が無いサービスの【無料版】を配信して、その人に一体何の特があるんでしょう?Youtubeみたいな広告塔としての価値も期待できないし、インスタみたいに他のビジネスに繋がるわけでもない。だって需要が少ないんですから。

となると、ボランティアでしょうか?
なぜボランティアが【2024年版】だの【最新版】だの競争を意識するワードを盛り込む必要があるんでしょう?

まあもちろん、一概に全てが詐欺だとか言うつもりはありませんが、とにかく危ないサイトが多めってことだけ頭に入れておいてください。

お前は信用できるの?

こういう話をすると「あなたは信用できるのか」という疑問が当然浮かぶと思いますが、こればっかりは読者自身に判断してもらうしかありません。下記を読んで、怪しいと思えばブラウザバックをすればいいんです。読むだけなら無料ですから。

必要なもの

それでは本題です。
まずは必要なもの一覧をご紹介。

  1. ブルーレイドライブ

  2. 再生ソフト

  3. そこそこの性能のPC

それぞれ詳しく解説します。

1.ブルーレイドライブ

端的に言うと、「ディスクを読み込む箱」です。
冒頭でも紹介したこういうやつ。

ちなみにこれは、CD/DVDドライブとは完全な別物です。
見た目はほぼ同じですが、CD/DVDドライブでブルーレイは見れません。

「え、私のMacにはディスク入れるとこあるけど…」という方。
残念ですが、それはCD/DVDドライブです。Macは今まで一度もブルーレイドライブを搭載したことはありません。外付けのものを買いましょう。

簡単な見分け方は値段でしょうか。
CD/DVDドライブは3000円前後。
ブルーレイドライブは1万円前後。
くれぐれも間違えないようにご注意ください。

一番右は罠です
安いからといって飛びつかないように

選び方ですが、ある程度名の通ったメーカー製が安心かなと。
具体的には下記。

  • バッファロー

  • アイ・オー・データ

  • パイオニア

  • ロジテック

そんなに複雑な製品でもないので安価な中華製でも良いような気がしますが、それでディスクに傷でも付いたら一大事です。

特にBlu-rayの場合、DVDと違って保護層が非常に薄いのです。DVDのように研磨して復活!というわけにはいきません。数千円をケチって限定盤のディスクを失いたくはないですよね?

2.再生ソフト

Macには純正でディスク再生ソフトが付属していますが、こちらももちろんDVD専用です。したがって、Blu-ray再生ソフトは別途入手する必要があります。

「そういえば、Blu-rayドライブ買ったときに再生ソフトも付いてきたよ!」という方。非常に言いにくいのですが、おそらくそれはWindows用です。

名の通ったメーカー製品はあらかた目を通しましたが、付属ソフトはすべてWindows専用でした。まあMacはシェアが少ないですからね。仕方ありません。

では悲しきMacユーザは、一体どうすればいいのか?
答えは「ZEUS Player」です。

というか、私が調べた限り一番マシな選択肢がこれです。
この「ZEUS PLAYER」も、決して良くはないのです。
ダウンロード方法がやたらと難解ですし、設定項目や操作方法など、ソフト自体もいまいち洗練されてない印象を受けます。

でも仕方ないんです。これしか無いんです。
例えば一昔前まではメジャーなソフトだった「Mac go」というソフト。

公式のApp Storeにも存在するそれなりに信頼されてるソフトなのですが、

まあ、評価が低い。そして高い。7000円。
しかも最終更新が2021年。3年前です。
値段が高い、評価が悪い上に更新が無いとなると、ちょっと手が出ないですよね…

一応最新版も存在するのですが、

怒涛の3000円値上げ。大台の5桁。
それでいて評価が低い。どうなってやがる。
レビューを見る限りM1以降なら使えてるようですが、動く確証が無いものに1万は払えませんよね。

あと、元Windowsユーザならご存知であろう著名フリーソフト「VLC メディアプレーヤー」というのも存在しますが、

残念ながら素の状態ではBlu-rayには対応していないのです。対応させる方法も、ないことはないのですが、PCにそれなりに詳しい方でも難しい上に、うまくいく確証がありません。実際試してみましたが、私のPCではいけたのに、母のPCでは上手くいかなかったりと、再現性が低いのです。

その点ZEUSなら、どちらのPCでも安定動作しています。
そしてまあまあ手頃なお値段。約3000円。

あとなんといってもエディオンやヨドバシカメラなど、国内の実店舗で取り扱いがあるのが強い。例えば下記はエディオンのリンク。

インストール方法や設定がよくわからなかったら、サービス料を払って対応してもらうことも可能です。この安心感はあまりにもデカい。

あと操作感や設定項目についても、まあ慣れれば気になりません。どうせ鑑賞中はほとんど触りませんし。

したがってMacでBlu-rayを見たいなら、現状「ZEUS PLAYER」一択だと思います。

3.そこそこの性能

最後にPC本体の話です。
色々買ったところで、お持ちのMacがG4だと、さすがにどうにもなりませんからね。

1999年製


M1チップ(2020年)以降を搭載Macをお持ちの方。おめでとうございます。何も問題はありません。

intelチップ(Core i5など)の場合は、性能が千差万別なので一概に述べるのは困難です。必ず購入前にフリー版で動作確認を行いましょう。登場10年以内の製品(Early-2014以降)ならよっぽど問題はないかと思いますが、長期使用によって劣化している可能性もありますからね。

フリー版は下記のサイトにアクセスして、

右上の「ダウンロード」から入手できます。

赤い矢印の部分

まとめ

  • Blu-rayドライブは有名メーカー製

  • 再生ソフトは「ZEUS PLAYER」

  • 購入前にフリー版で動作確認せよ

こんなところです。
参考になれば幸いです。


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