2020年を戦った証として秋田を倒せ 日曜はブラウブリッツ秋田戦
前節、八戸からの初勝利を挙げて連敗はしなかった。
次はいよいよ無敗の首位秋田との対戦になる。
前々説まではこの試合に秋田の優勝がかかる試合になるのではと思っていたが、前節で秋田が昇格も優勝も決めてしまったため、秋田にとっては正直消化試合になる。
ただ、ここまで無敗で来た秋田にとってシーズン無敗という目標はまだ残っており、昇格を決めて初のホームでの試合ということでモチベーションは保たれているだろう。
秋田にはカターレが苦手とするFWの一人、中村亮太がいるし(前節も2得点)、それ以外にも前回の対戦で得点を決められた井上、他にも林容平やチームの中心、江口など、苦手なタイプな選手が多い。(スピードスターの齋藤恵太は負傷のようだが)
すごいのは攻撃だけではなく、守備も非常に固く、ここのところ4試合連続無失点、その前の八戸戦で1点を失っているが、さらにその前は3試合連続無失点、8試合で失点わずかに1と守りも好調だ。
はっきり言えば、死角は全くない。
対戦成績もJ3での初戦に勝利しただけで、それ以降は勝ちがなく、0−2くらいで負けるのが順当な試合かもしれない。
それでも試合はやってみなければ分からない。
そのために秋田まで行って試合をするのだ。
チームは前節の八戸戦からそのまま秋田に移動して試合に備えているようだ。
ポイントとなるのは、ここのところはまった時に効果を発揮している前線からの守備。
秋田の守備はもっと強いだろうが、それに負けないことだ。
前節休んだ椎名、稲葉、柳下あたりが鍵を握るだろうか。
秋田の強いプレスでボランチのところで奪われてカウンターというのが一番怖い。
ここを大事にボールをつなげるかだろう。
先制点を与えることは厳禁で、とにかく耐えて1点を奪えるかどうかという試合になりそう。
ここまでうまく行っていない今年ではあるが、何か今年を戦った証を残したい。
カターレ通信2020
番記者赤壁さんのプレビューです。