
【カターレ富山】2024年 今年のチームMVPは?
カターレ富山の2024年シーズンが終了した。
自動昇格はならなかったが、J2昇格という目標は昇格プレーオフを経て見事に達成した。
ここ2年は北日本新聞がチームMVPの投票企画というのをやっていたが、今年はないようで、個人的に考えてみよう。
昇格プレーオフは考慮しない。
1 個人的な印象では
まず、候補を3人選ぶとすると、吉平、碓井、安光ということになるだろうか。
単純に得点数が多い選手ということにはなってしまう。
吉平はチーム最多得点とキャプテンの役割の全う。
碓井もチーム最多得点、そして前半戦を引っ張った点。
そして安光は左サイドバックとして8得点、そしてアシストも多かった。
これが5人となると、私はさらに末木と田川を選びたい。
末木は今年5得点と攻撃面でも結果を残し、フル出場も多かったので出場時間を伸ばした。
出なかったのは退場処分による出場停止の試合とあと1試合だけ。
完全にチームの中心になった。
田川はもう見慣れてしまって感覚が麻痺してしまっているが、素晴らしいゴールキーパーだ。
インパクトという意味では去年ほどではなかったかもしれないが、結果を見るとやはり存在は大きい。
今季、失点が大きく減ったのも彼の頑張りが大きかった。
ホーム長野戦でPKを止めたのは今年のハイライトだった。
さらに2人加えて7人となると、これに脇本と髙橋馨希を入れたい。
脇本は出場時間こそ短かったが、彼が出場した試合は守備が締まった印象があり、そこから勝ちが生まれた気がする。
髙橋馨希は特に夏場以降に得点を決めてチームの躍進に貢献した。中盤のトップ下、サイド、ボランチと様々なポジションができるので、選手交代のバリエーションが増え、1人の交代でチームを変えることができた。
それともう一人神山の名前は出しておきたい。
神山は今季センターバックとしては一番出場した選手で、攻撃面でも効いていた。
一緒に組む選手は、脇本だったり、下堂だったり、今瀬だったり、鍋田だったり、変わっていたがどの組合せでも結果を出していた。
2 自分が残した記録によると
これまで試合ごとにMVPとそれに続く準MVPとなるSVPを選んできた。
これをMVPを2点、SVPを1点と集計した。
結果はこうなった。

合計点数では、
16点 安光、碓井
12点 吉平
11点 髙橋馨希
10点 田川、末木
9点 マテウス、神山
7点 今瀬、河井、布施谷、脇本
6点 松岡、松本
となった。
MVPの回数では、
6回 安光
5回 碓井
3回 吉平、末木、マテウス
2回 田川、神山
1回 髙橋馨希、今瀬、河井、松岡、鍋田、佐々木陽次
さらに、MVPとSVPを取った合計回数では、
11回 碓井
10回 安光、髙橋馨希
9回 吉平
8回 田川
7回 末木、神山、布施谷、脇本
となる。
安定的に活躍したという点ではここで髙橋馨希がぐっと上昇してきて、布施谷、脇本といった名前も出てくる。
やはり、というべきか、この記録上は安光ということになり、2位が碓井だ。
3位は吉平ということになる。
印象と記録は違う。