FRROを侮ることなかれ

インドに長期滞在する外国人に登録が義務付けられているのがFRRO。ビザの種類に問わず、年間の合計滞在日数が180日を超える場合は、登録必須です。

今回はFRROを甘く見ていたために起きた、私の悲劇をお伝えします。

FRROの有効期限=ビザの有効期限というわけではない

まずインドに来たら、14日以内にFRROの登録が必要です。今はオンラインポータルe-frroからの申請が可能となり、かなり手続きが楽になりました。無事に申請が受理されると、FRROからRegistration Certificate/Residential Permit(いわゆる滞在許可書)が発行されます。これもメールで送られてきます。滞在許可書が発行されたら、必ず有効期限を確認してください。

というのも、ビザの有効期限と、滞在許可書の有効期限は必ずしも同じわけではないからです。

有効期限が切れてしまったら、、、

そんなことも知らない私は、FRROを完全に放置。しかし、インドでパスポートの更新をしたため、FRROに届出る必要がありました。
パスポート情報の変更を申請したところFRROから「あなたの滞在許可は切れてるから、先にそちらを延長してください。」とのメッセージが。。。

この時初めて、自分の滞在許可が切れていることに気づきました。。。数日後に出国を控えていた私は大きく動揺しました。

呼び出しを喰らう

滞在許可の延長を別途申請し、待っていたところ、whatsappメッセージで、FRROの担当官から「明日オフィス来てくれる?」との連絡が。こんなに重要な連絡が、正式なメールアドレスからでも、電話でもないところがインドらしいなと思いつつ、書類を揃えて翌日FRROのオフィスに出向きました。

レビューが悪すぎて行くのが怖い

Googleのレビューを見ると、賄賂を請求されたとのレビューがちらほら。。。賄賂払いたくないし、怖いなと思いつつ指定の時間にFRROを訪問。担当官との面談は驚くほどスムーズで、和気藹々とした雰囲気で終わりました。インド好きをアピールすると良いかもしれません。

ペナルティーの支払い

その後、何度か追加書類(なぜ滞在許可の延長申請を怠ったのか&今後はきちんと申請する旨の直筆のレターなど)の提出をオンラインポータルで行い、最後にFRROから支払い要請が届きました。

普段は600ルピー前後がサービス料金として課されるため、そのくらいかなとタカを括っていましたが、オンラインポータルに表示された支払額はなんと10,000ルピー!!!!!

高い勉強代となりました。

教訓

FRRO的に、滞在許可が切れている=オーバーステイという扱いです。滞在許可が切れていると出国を拒否されるケースもあるみたいです。
また先日、イミグレーションの隣の列にいた外国人が、FRRO関連で不備があり、入国を拒否されてました。

ビザと同じくらい重要と言っても過言ではないFRRO。皆様もお気をつけくださいませ。


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