味わうより作る方が好き
会社員時代にパンやケーキを焼いて持ってきてくれる人がいた。家に大きなオーブンや発酵器があって、講師をやっていたこともあるというガチ勢だったんだけど、「食べるよりも焼く(作る)方が好き」という人だった。おこぼれに与ることも多かった。特に仕事のストレスが溜まってる時には毎週のように作ってきてくれた(わかりみが過ぎる)。
この、「食べるよりも焼く(作る)方が好き」が、最近わかってきたなぁと感じる。それはコーヒー。飲むよりも圧倒的に淹れる方が好き。豆を挽き、フィルターにお湯をかけ、ゆっくりとふくらむ様を眺めながらお湯を注いでいく。瞑想みたいな時間。
近所でコーヒースタンドの求人あったら応募するぜって勢い。下手すると一日中ドリップしてても良いかもしれない……いや、飽きるかも。
スターバックスのバリスタさんも楽しそうではあるけれど、わたしはスタバにはスタッフではなく客として関わっていたい、なんとなく。タリーズやプロント、ドトールならまた違うかもしれないけど、スタバはやっぱり客の側としてバリスタさんとコミュニケーションを取るのが良い。それに基本的にマシン抽出じゃん?(そこか)
だから街のコーヒースタンドで黙々とドリップしたいな。ロースタリーは併設されていても、いなくても良い。というか自家焙煎でもそうでなくても美味しいコーヒーは美味しいし、イマイチなものはイマイチ。
そんなこんなで仕事モードのスイッチを入れるべく、スタバでソイラテとニューヨークチーズケーキをいただくのです。でも、食べ終わってもなかなか切り替わらない、わたしのやる気スイッチは常に移動している点Pなのである。
*6月にこっそり行ってきた広島。宮島のスタバは行った時2階のエアコン故障してたけど、もう直ってるかな、直ってないときついだろうなあ…。
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