そこは龍宮城だった(2024/03/25 龍宮城@KT Zepp Yokohama)
*ネタバレを含むので読みたくない方は注意
ここ数年にできたZeppには行けてないわ……というわけで、初のKT Zepp Yokohamaへ。
ライティング・ライフ・プロジェクトのファシリテーター仲間であるささきりえさんにお誘いいただいて龍宮城の現場へ馳せ参じてきた。ちなみに昼の部。
ところで今回のZepp、頭についてるKTって何ぞ、と思ったらKTビルに入っているからみたい。KTはコーエーテクモゲームスの頭文字。なるほど。ネーミングライツみたいな感じなのか。
場所もみなとみらいかと思ったら新高島で、ぴあアリーナMMと混同していたっぽい。というか横浜にホール増殖しまくりじゃないか?
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ダンス&ボーカルグループが好きではあるけれど、ほとんどの場合はビジュアルやパフォーマンスからではなく曲から入るタイプ。
(ちなみにBE:FIRSTもレコーダーのHDD消化で作業しながら流していたところShining Oneで「!!!??」ってなって曲を頭から見直す→曲前トーク観る→検索→YouTubeでTHE FIRST一気見どハマり、という過程を辿っている)。
龍宮城の場合、曲はデビューからちゃんと追って聴いていたけど、メンバーの顔と名前は完全には一致していない……という状態での参加。一生懸命ステージ上の彼らを見つめて「えーっとあれはたぶん」と思いながら観ていたことは先に書いておく。
客層は圧倒的に女性客が多く、年齢層は思っていたより広かった。小学生キッズもいて、そういえば今は春休みでした、状態。
そしてロッカー。全席指定だったので一部ロッカーは封鎖されていてもさすがZepp、まずロッカーはあるだろうという期待を裏切らない。というか会場外にはないから入場前に入れようと思ったら新高島駅のロッカーなんだな。
【開演前ざっくり】
・客入れSEの選曲良〜。椎名林檎の罪と罰は懐かしさがすぎてエモエモのエモ
・グッズのリスバンライトやメンバーの名前入りスティックライト(これ検索したら推し活グッズで好きな名前を入れて作れるんだねすごいな)、普通のペンライトが混在してて、「ああそうか、みんな色々持ってくるんだ」と思う(ビーファは公式ライト以外持ち込みNG)
・開演前にアヴちゃんが2階席に現れて最前ど真ん中に座る時にざわめく客席と一連のオーラそして空気感やばば
【本編ざっくり】
・構成のスパルタがすぎる
・えええハンドマイクなのすごない!?
・同じ曲なのに何度でもおいしくて死ぬ
・お召し替え後のスタイリング大優勝
・高音出るのがひとりじゃない上にちゃんとピッチが当たる
・振付師固定の強み
・高まる水産!
・RONDO泣いちゃう
・割とみんな声質が近い(ので判別難易度上がる)
・どうやったって滲み出る品の良さ
【終演後】
……わたしは夢を見ていたんだろうか……
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いやーすごかった。なんかもうすごかった。なんかすごいものを観た。
【本編ざっくり】のところをもう少し細かく(ほぼ備忘録)
・構成のスパルタがすぎる
同じ曲を連続でもう1回やるとかすごいな……!と思っていたら過去のライブレポで5回連続でバイオレンスやったってのを見つけてちょっと少女マンガ的白目になったよね、マジか。
0年0組きちんと観られてないからメンバーの顔と名前を一致させるためにも観ねばならぬ。
・えええハンドマイクなのすごない!?
ヘッドセットのイメージだったってわけでもないんですが。いや、それにしたってハンドマイクマジか
・同じ曲なのに何度でもおいしくて死ぬ
ソロ曲を違うメンバーがまた歌うだなんてちょっとそれなんて贅沢な……!さっき醤油ラーメン食べたけど次は味噌でもおいしくいただけるの!?ちょっとこれ天に召してしまうやつでは?
・お召し替え後のスタイリング大優勝
デニムベースのお衣装、カッコ良!!でも逆にDEEP WAVEのティザーとキービジュアー写なんかを見ながら顔覚えようと頑張ってきたので衣装替えで名前と顔が飛んだ!修行が足りん(自分の)
・高音出るのがひとりじゃない上にピッチ良!
いやー、ほんとこれすごい。序盤まだ喉あたたまりきってないなと思うところはあったけど、ちゃんと音を当ててくるんだ!というところに驚いた
・振付師固定の強み
楽曲プロデュースがアヴちゃんなのに対してコレオもGANMIのSotaさんが担当しているから、曲のタイプが違ってもダンスの質感が自ずと揃ってすごく良いなと。
逆にBE:FIRSTの場合はSOTAくんだったり、MAZZELはTAKUTOくんはじめコレオもできるレベルのダンスガチ勢がいるから、振付を誰が作ってもちゃんと自分たちに合うように微調整というか味付けができるんだよなーというのも再確認した。それにしても「そうた」って名前をつければみんな才能あふれる子になるのか?(たぶん違う)
・高まる水産!
SEAFOODの「高まる水産!」だけは絶対コールしてやるんだぜ……!と心に誓って行ったのでちゃんとできて満足。逆にJAPANESE PHYCHOの「領収書!」「請求書!」ができなかったのでこれは宿題。
・RONDO泣いちゃう
RONDO好きでさ〜、もうあの低いところからバリバリ響かせていくメロ最高じゃん?思わず涙が出てしまったよねー。
あとは2 MUCHもすごく好きで、これも生で聴けて良かった。先にアカペラでフルコーラス歌ったのマジでスパルタだったな……
・割とみんな声質が近い(ので判別難易度上がる)
そうなのよ、わたし声と顔で名前覚えるタイプだから難しいんだわ覚えるのが! というのを当日も思ったし、実際に今週毎日のようにYouTubeでMV観てても思ってる。これは誰かがきっとどこかで出してくれてる歌割りと照らし合わせて覚えていくしかなさそう……。
でも逆にユニゾった時に違和感がない、というのは強いなー。
・どうやったって滲み出る品の良さ
みんな良い子なんだろうなというのももちろんあるし、アヴちゃんが選んだというのもあるだろうし、なんというか事務所がスターダストだってのもある気がした、これについては。
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全体見るのに割と必死でメンバーの絡みを目撃してキャー!みたいなことはあんまりできなかったんだけど(まあこれについてはどのライブ行ってもそう)、それができたらもっと楽しめただろうなー。
あとは隣でりえさんが何度か尊さに撃ち抜かれて天に召されそうな瞬間があったのでご無事で何よりでした。ほんと、尊さって罪よね……。
彼らについてわたしが感じるのは「儚さ」だなあ、と思う。危ういお年頃のその危うさをちゃんとパッケージングできているというか。少年が青年になったときに今やっている曲がどう表現されていくのかにも関心があるけど、この今しか出せない空気感を大事にしてほしいな。
そしてその儚さを自分が特に感じるのが「RONDO」であり、「BOYFRIEND」だなあ、と今この記事を締めようとしながら考えている。
いやーーーそれにしても若さだった。ただの勢いだけではない若さ。好きな歌の生のパフォーマンスを肉眼で見るのはやっぱり違うな、と。普段ライブ行っててあんまりこういう言葉が出てくることないんだけど(たぶん潜在意識下ではすごく思ってる)、これが表に出てきた、思わされたことに気付いて、わー、これは本当にすごいものを観たな、と改めて感じている。
徐々に顔と名前は一致するようになってきたからもう一息だなー、次の機会はもっと楽しむぞー。
*各メンバーについては本文中で触れずに書いたけど、めっちゃ印象に残ったのはSくんとRayくんだわ!とMVインスタなどなど見直して覚えた。ITARUくんはりえさんが異邦人の動画を推しててくれてたのでちゃんと覚えてた、そこは抜かりない。