それは突然やってきた
ぱいぱい星人の娘が朝起きてから寝るまで一切ぱいを求めてこなかった。
朝保育園に行く前に着替えさせながら、んー?今日はまだ飲んでないぞ…?と思い、そのまま着替えさせて普通に登園。帰ってきてからも通称人をダメにするクッションに収まったりしながらテレビを見て、夕飯を食べて、お風呂に入って、帰ってきた夫の夕食に手を出して、歯磨きをして寝かしつけて…ん?結局今日飲んでないぞ…?と気が付いた次第。
ただ、朝わたしが起きるまでにシャツをまくって飲んでいた可能性は否定できない。今日はそれで満足したのかもしれない。
そっかーついに卒乳が見えてきたのかー。これでやっとアルコールが心おきなく飲めるようになるのか。いや、もともと飲みの席にいるだけで楽しめるタイプなのでお酒飲まなくても何ら問題なくやっていけるんですが。
乳腺詰まるから本当に飲まなくなったらどこか母乳相談室探していったほうが良いなぁ…。
ここ数日ネットニュースで添い乳で赤ちゃんが窒息死してしまうから危険だって記事が流れてるんだけど、わたしも窒息の危険があるとは思いつつ添い乳してたからなんとも複雑な気持ちになるのよなあ。単純に疲れてる疲れてないでは片付かないと思うから。
哺乳瓶を受け付けない、母乳しか飲まない、抱いて授乳して寝たのを見計らってベッドに置いた途端にぱっちりと目が合う…
ネントレとかそれなりに挑戦したけど娘はひとりでは全然寝られない赤ちゃんだった。30代半ばでの出産だったしそれなりに精神的に余裕はあったと思うけど、それでも寝不足だったりして精神的にキツいときはあったし、思わず声を荒らげてしまうこともあった。
夫の出勤が朝早くてしっかり睡眠を取ってもらいたかったし、壁が薄くて周りの住人の生活音も聞こえてくるから娘の泣き声で迷惑かけたり虐待疑われたりするのも嫌だった。もともとわたしが夜型だというのもあって、なるべく夜は自分が見て夫に寝てもらおうと頑張っていたけれど、今思えばもう少し夫に頼っても良かったのかもしれない。次があれば頼る。そして一度も使わなかったファミサポも使うと思う。
子育てには向いていない、子持ち家庭に優しくない国だと言うけど、本当にそうよなあ。少子化をどうにかしようって本当に思っているのかなあ。施策のベクトルが明後日なのよなあ…と思ってしまう。
未来が明るくないから子どもが可哀想、という気持ちもわかる。それでも子どもが欲しいという気持ちもわかる。命を繋いでいこうとするのはわたしの本能だと思っている(そう思わない人やそれがかなわない人、セクシュアルマイノリティを否定するわけではないです、念のため)
娘に対してのわたしのスタンスは、「生き抜くにはしんどい時代になる可能性が高いけど、たくましく生きられるように父ちゃんと母ちゃん(と頼りになる知人友人)で知恵を授けっかんな!」である。こればかりは頑張ってもらうしかない。だから頑張れるためにわたしが大人から「コレ教えてほしかった…」と思ったことはちゃんと伝えておこうと思っている。
……と話が飛躍しまくったけど、今日も娘は大変可愛かった。これなに?とレモンを指差すと「すっぱい!」と言っていたのが、半分くらいは「えもん!」と答えるようになってきた。ううう、日々成長しててお母さん泣いちゃう。
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