社会人になる前に知っておくべきこと

皆さんこんにちは。23卒の就活生です。今日は、私が出会ったinteeのセルフリーダーシップゼミで学んだことを共有したいと思います。

私がこのゼミに入った目的は、掲げた目標を達成できない自分を変えて、限られた時間の中で沢山のことを実行できるようになりたいと思ったからです。結論、ゼミに参加して、結果を出すためにどうすれば良いのか、結果が出なかった時になぜできなかったかを考えるサイクルが身につきました。というのも、毎回ゼミの前に課題図書を読んで宿題をし、さらに個人の目標を立ててその結果の共有をしていたからです。ゼミのメンバーと共有することで、そういう解決方法もあったのか!と気づくこともありましたし、できなかったことに対していきなり対処法を考えるのではなく、原因を突き詰める思考をするようになりました。なので、私のゼミ参加の目的に対して、かなり良い経験ができました。

今回は、このゼミのなかで出会った3冊の本から得た学びがとても深く印象に残っているので、これらを共有したいと思います。伊賀泰代著「採用基準」、吉田行宏著「成長マインドセット」、南場智子著「不格好経営」の3つの本を読みました。この中から学んだことは数えきれない程沢山ありましたが、何をやるにも中途半端になっていた私にとって特に響いた4つの学びを紹介しようと思います。

①リーダーシップはグループの全員が持つべきである

全員がリーダーとしての意識が有れば、チームの目標達成のためにどう分担するかを話し合うことができ、全体の意見をまとめることができるので生産性が高いということです。これは、リーダーにならなかったことに安心して、リーダーに任せきりにしてしまいがちな私にすごく刺さった内容でした。もし自分がリーダーだったら、どうしたらチームが最善の方向に進めるかを全力で考えます。それをチーム全員がやったら、チームの知恵の力は最強になれます。だから、チームで形式的にリーダーを1人決めたとしても、全員が引っ張るつもりの意識でいることが重要です。

②決断を先延ばしにしない

決断は勇気のいることであり、情報をもう少し集めてから決めようとしがちであるが、また迷ってしまい、決断ができないという意味で結果は同じになります。しかも、本当に重要な情報は、当事者にならないと手に入らないことが多いです。よって、決断をその場でして、とりあえずやってみるという精神でいることが重要です。しかし、決断の内容には難しいものもあり、すぐの判断がしにくいものもあります。そんな時には、決断する時に期間を設けると気持ちが楽になるそうです。例えば、2年間続けてみる、など。私は優柔不断で決断を先延ばしにしてもずっと迷っていることがあったので、この期間を設けるという方法を使ったり、経験しないと分からないという考えを頭に入れて生活しようと思いました。

③結果に囚われ過ぎない

これは、どんな結果でも受け入れる覚悟で最善を尽くすように行動を変える、という意味です。どんなに努力しても、結果は自分で決められるものではありません。しかし、結果が良い方向にいく可能性を高めることは自分の努力次第でいくらでもできます。これはある意味当たり前ですが、就活生にはとても重要だと改めて思いました。自分の行きたい企業や納得のいく企業から内定をもらえる保証は100%ではありません。だから、目標ばかりを考えていてはいけなく、毎日の行動に目を向けることが大切です。できる努力はしきったと胸を張っていえるレベルになれば、どんな結果でも、努力をしきれなかった時よりは受け入れられると思います。だから、未来の自分が後悔しないように毎日、1週間、一ヶ月の目標を決めてこなし、ステップアップをしていきたいと思います。

④成長する目的をもつ

これは、「成長マインドセット」の中の、成果を出すためのアイスバーグ(下から、意識、振る舞い、能力という順番でできている)の話で出てきました。意識と振る舞いと能力はバランス良く持っている必要がありますが、努力をする時にまず、何のために努力するのかを明確にしていればしているほど、方向性が定まり何が必要かも見えて、行動の量も質も上がる傾向にある、と捉えました。私の場合なんとなく就活を進めていたり、長期インターンも目標を特に持たずに活動をしていました。しかし、努力は正しい方向にしないと報われないから、まずはその方向を決めるために、就活では自己分析をさらに深めて、自分の軸を決めることをしたいと思います。
このように、結局人は気持ちの強さで変わると思うので、何を頑張るにしても、まずは目的意識の確認から入ることが大切だと学びました。

まとめ

結論からして、「何事も考える前に行動しないと変わらないし分からない」「チーム力をあげるにはチーム全員がリーダー意識を持つこと」「成長の目的を考える」ことが何においても大切だと学びました。23卒の私にとって最近の最大目標は就活を成功させることです。志望業界や企業がまだ決まっていないのですが、それが決まった時に第一志望の企業に入ることを目標とします。就活でやらなくてはいけないことが多く、でもやみくもに進めてはいけないと考えて疑心暗鬼になりがちな私でしたが、行動しないと分からないという学びを得たので、行動してから良し悪しや取捨選択をして道を開いていこうと思いました。また、インターンシップでグループワークをすることがあり、今までリーダー経験がないからとか、思考力に自信がなくいつも誰かにチームを引っ張ることを任せていましたが、それも直したいです。思考力があってもなくても、チームがどのようになれば良いのか、その為に自分が何をできるかを考えて、貢献できるような発言をしたいと思います。

…とこれまでは就活生としての目線で身近なことで目標のことを話しましたが、これらの学びは今後働く上で一生大切になってくると思います。チームを組めば、当然そのチーム目標というものが存在し、何かしら自分の役割があってそれを果たす為に努力をしなくてはいけません。この時に、この4つの学びは生きてくると思います。考え方についてこれだけのことを学び、感銘を受けたと同時に、これは社会人になる前に知ってよかったと思いました。だから、今回この記事のタイトルを、「社会人になる前に知っておくべきこと」と名付けました。何かを頑張る時に行き詰まったらこの学びに立ち返り、軌道修正をしたり自分を鼓舞して、まずは今目の前にある就活を成功させたいと思います。



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