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顧客接点最大化のための活用法を探る!新規営業支援システム「サスケ」ユーザー会レポート vol.2

2025年1月23日(木)、新規営業支援システム クラウドサービス「サスケ」のユーザー会を開催しました。昨年8月の開催を経て、2度目の開催となります。今回は、製造業、広告、翻訳サービス、IT、オンライン英会話サービスと多様な業界から5社7名のユーザー様にご参加いただき、サスケの活用事例、日々の業務における課題、今後の展望など、活発な意見交換が行われました。それぞれの現場で生まれた「生の声」を共有することで、顧客接点の最大化に向けたサスケの活用法を探ります。

※本レポートでは、ユーザー会にご参加いただいた企業のうち、公開許可をいただいた企業は実名で記載し、一部の企業様については匿名希望のため「株式会社A様(翻訳サービス)」のように仮名で表記しております。ご了承ください。


代表取締役社長 舩越

多様なニーズに応えるサスケ:各社の活用事例

各社様から、それぞれのビジネスシーンにおけるサスケの活用事例と、それによって得られた効果について共有いただきました。

株式会社A様(翻訳サービス)からは、「展示会やセミナーで獲得した名刺情報をサスケに取り込み、リード管理、活動履歴の記録、メルマガ配信などに活用しています。サスケ導入前は営業担当者ごとに顧客情報が散在していましたが、一元管理が可能になり情報の可視化が進み、営業活動のスピードアップに繋がりました。スコアリング機能は今後の課題ですが、他社の活用事例を参考に効果的なリードナーチャリングを目指したいです」とのご意見をいただきました。

中興化成工業株式会社様からは、「Webサイトの問い合わせフォームや展示会で獲得したリード情報の一元管理に加え、問い合わせ内容、イベント参加履歴など、多様な情報を紐づけることで顧客理解を深め、PR活動の質向上に繋げています。Web行動解析機能を活用し、Webサイト上での顧客行動を分析することで、よりパーソナライズされたアプローチが可能になっています。今後はこれらの情報を営業担当者間でスムーズに共有できる体制を構築し、組織全体の営業力強化を目指したいと考えています」とのご意見をいただきました。

株式会社B様(広告業)からは、「クライアント企業様の成長支援事業において、リード管理とメール配信にサスケを導入しました。直感的な操作性と分かりやすいUIのおかげで、ITスキルに自信がない担当者でもスムーズに活用できています。現在はメールテンプレートを活用したシンプルなメール配信が中心ですが、今後はよりリッチなコンテンツ作成による顧客エンゲージメント向上を目指したいです」とのご意見をいただきました。

アキレス株式会社様

アキレス株式会社様からは、「リード管理、メール管理、Webトラッキングなど、サスケの多様な機能を積極的に活用しています。以前はExcelや個人のメモで顧客情報を管理しており情報共有が課題でしたが、サスケ導入により一元管理が可能になり、業務効率が大幅に向上しました。Webトラッキング機能による顧客行動分析も、データに基づいたマーケティング施策検討に役立っています」とのご意見をいただきました。

産経ヒューマンラーニング株式会社様からは、「リード管理に加え受講者管理、シナリオメール配信にもサスケを活用しています。受講者のステータスに合わせたシナリオメール配信で、効率的なコミュニケーションと顧客満足度向上を実現できています。休会会員への再開促しメールなど、きめ細やかなフォローアップが可能になった点も大きなメリットです」とのご意見をいただきました。

顧客管理の現場から サスケ活用のメリットと課題、共有された「生の声」

今回のユーザー会では、サスケの活用を通して得られたメリット、日々の運用で直面する課題、今後の機能改善への期待など、活発な意見交換が行われました。参加企業の皆様からは、サスケの活用における具体的な成功事例や課題、そして今後の展望などが共有され、大変有意義な場となりました。サスケに関する疑問点や具体的な機能説明については、その場で弊社社員が対応いたしました。

1. 顧客情報の重複登録:一元管理によるメリットと登録時の課題への対応

サスケは顧客情報の一元管理による情報アクセス容易化、営業活動の効率化に貢献しています。アキレス株式会社様からは情報共有の改善による業務効率化を実感しているという声が寄せられました。

一方で、営業担当者が多い企業では顧客情報の重複登録が発生する可能性があるという課題も挙げられました。株式会社A様(翻訳サービス)からは、企業単位で顧客情報を一括表示する機能や重複データを自動で検出する機能が実装されれば、入力の手間削減、データ精度向上に貢献できると期待されています。サスケは顧客情報の検索機能を提供していますが、検索結果の見やすさやUI/UX改善により、より直感的に重複登録を防げる工夫が求められています。重複登録を避けるため、登録前にサスケ内で類似顧客を検索する運用を行うことで、ある程度の重複登録は回避できます。

(左から)ユーザー様の質問に答える営業部エバンジェリスト柴田(左奥は営業部MG磯村)

2. 複数システム運用におけるデータ連携:API連携によるメリットと更なる拡張性への期待

サスケはAPI連携機能を提供しており、Salesforce、Googleカレンダー等の他社システムと連携が可能です。API連携により、システム間でデータの自動転送が可能となり、業務の効率化やデータの一元管理が実現します。また、これにより、複数のシステムを同時に活用している企業にとって、データの取り込みや分析が簡素化されるため、業務全体の効率が向上します。

一方で、複数システムを併用している企業にとって、データ連携の煩雑さは依然として課題です。中興化成工業株式会社様からは、「サスケ単体で完結できる業務範囲の拡大」「データ連携可能なシステムの増加(kintoneなど)」「既存連携システムとの連携強化」など、API連携の更なる強化への期待が寄せられました。「項目名の一括変換や対応表の作成支援」機能もデータ連携作業の効率化に繋がると期待されています。

(右)産経ヒューマンラーニング株式会社様

3. メールマーケティング:シンプルな配信による効率化と、高度な機能への期待

サスケのメール配信機能は、メールテンプレート活用によるシンプルなメール配信で効率化を実現できる点がメリットです。株式会社B様(広告業)からは使いやすさが高く評価され、産経ヒューマンラーニング株式会社様はコミュニケーション効率化のメリットを強調されました。

一方で、HTMLメール作成の自由度の低さ、効果測定の難しさ、シナリオメールの柔軟性など、機能拡充への期待も寄せられました。株式会社B様(広告業)からは「リッチコンテンツ作成の簡易化(画像のドラッグ&ドロップ挿入など)」、アキレス株式会社様からは「効果的なメール配信ノウハウや成功事例の共有、開封率・クリック率向上のためのデータ分析機能強化」、産経ヒューマンラーニング株式会社様からは「開封/未開封ステータスによるシナリオ分岐機能や送信結果の詳細分析機能」などが要望として挙げられました。これらの機能強化はメールマーケティングの効果最大化に貢献すると期待されています。

まとめ:ユーザーと共に進化するサスケ

今回のユーザー会では、サスケが多くの企業様にとって顧客情報の一元管理、顧客理解の深化、効率的なコミュニケーションを実現する上で不可欠なツールとして活用されているという実感を得ることができました。

一方で、複数システムとの連携強化、メールマーケティング機能の拡充など、具体的な機能改善のご要望もいただきました。これらの貴重なご意見は、サスケの更なる成長を促す力となると確信しており、インターパークは今後の開発に活かすべく、真摯に取り組んでまいります。

ユーザーの皆様と共にサスケを進化させ、顧客接点の最大化に貢献できるよう尽力してまいりますので、今後の展開にご期待ください!

クラウドサービス「サスケ」公式noteに関してはこちら

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