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音感心理療法ってなんだろう。

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みなさん、こんにちは
タロウです。
よろしくお願いします

毎度の毎度の事で申し訳ございませんが、
我々の自己紹介記事です。

また、ここ最近は
月曜日と金曜日に記事をアップしております。
※月曜日はstandFmでいただいた質問をnote用に編集した記事、
金曜日は我々のYouTubeチャンネルの動画となります)

また、音楽療法に関する新着情報があれば不定期でありますが、
記事を書き投稿しています

音楽療法にご興味がある方や音楽療法士さんだけでなく、
何か面白そうな人達だなぁ~と思っていただきましたら、
是非ともフォローお願い致します。
(宣伝はここまでにして、下記から本題に入ります)


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タイムラインで流れてきたツイートから

音楽療法に関する情報を探す際に、SNSは本当に便利ですよね。
その人にとっては何気ないつぶやきでも、
新しい情報を得る事が出来ます。
なので、なるべきチェックするようにしているんです。

ツイッターの場合は”音楽療法”とワード検索すると、
プロフィールや文章等に音楽療法と一文が書かれていると、
タイムラインでつぶやきを見る事は出来ます。

その中、
公認心理師の方のつぶやきなんですが、
♯音楽療法だったこともあり、
流れてきました。

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率直にどう思いましたか?

上記に貼られた画像および文章をご覧いただいて、
率直に皆様どう思われましたか???

【音と香りで色を選ぶ!?音感心理療法のご紹介】

”音と香りで色を選ぶ”という一文に関しては
そういった深層心理を知る上でのアートセラピーも現実にはあるかと思いますので、特に思うところはないのです。

ただ、音感心理療法のご紹介として書かれておりながら、
ハッシュタグに音楽療法をつけるのは一体どういう意味なのでしょうか?

以前、私は下記の記事をアップしました。

これは、ある心理カウンセラーの方が(今回のつぶやきとは違う方)
鬼滅の刃の”劇中BGMを音楽療法的なポイントとは”と紹介したものに対して、音楽療法士としての意見を述べさせていただいたものです。

前回同様、心理カウンセラーであったり、公認心理師の方は
本当に音楽療法というものをしっかり学び・理解した上で、
発信しているのでしょうか。

先ほどのつぶやきに話しを戻しますが、

このTwitterからリンクが貼っているので、
YouTubeにとべるようになっております。
その動画を見させていただきましたが、
この方は一体何を言っているのであろうと思う所がありました。

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動画を見た感想

市販で売られているカラーベルを使用したワークを紹介しておりますが、
そのカラーベルはもともと色がついた状態で売られています

市販のカラーベルの色は、だいたい同じ色の構成が多いと思います。
この動画で使用しているカラーベルは、赤色がドの音となります。

(販売元によって色の種類は異なりますが、個人的な意見とするならば、
ドの音はたいてい赤色がついている事が多い気がします)

今のその時の気分を音色や色で選ぶとの事だったので、
ドの音の気分でなくても、赤が好きだったら必然とドを選んでしまうと思うのですが・・・

また逆の場合もあると思います。
(音は好きだが、すでにベル付いている色が好みでない場合)

これって、音から色をイメージするのではないのですか???

音から色ないし色から音を誘導している可能性がある時点で、
その方の深層心理が本当にわかるのでしょうか?

動画のチャンネル名は
NPO法人日本カラーアートセラピー協会さんという名称でした。

NPO法人日本カラーアートセラピー協会さんはこういった事を理解された上でおこなっているのではないでしょうか?
また、音楽療法についてどの程度学びや理解があるのでしょうか。

公認心理師の方の、
つぶやきから見られる動画です。
そのつぶやきの最後に学校の紹介があり、
オンラインとスクーリングで授業を学べると動画で紹介がありました。

ビジネスとして行う以上、
最低限の学びや理解であったり、
矛盾点や疑問点をないようにするのが必要だと思いますが、
どうなんでしょうか。

NPO法人日本カラーアートセラピー協会さんへ①

動画を見させていただいて、音楽療法士の私が
勝手ながらアドバイスをさせていただきます。

本当に直観で今の気持ちで音を選ぶとする場合は、
カラーベルではなく、音が色分けされているものではないミュージックベルを使用して下さい。

カラーベルは比較的、予算も抑えられて音階を揃える事が出来ます。
ただ、こういう所は予算を抑えるところではないと思います。
カラーベルはカラーベル特有の音色が出ます。
カンカンと響く音が出てしまいます。
本当に音と色からイメージする療法をする場合はオススメ致しません。

NPO法人日本カラーアートセラピー協会さんへ②

動画の3:28で
音感心理療法は音楽療法の一つです”とおっしゃっていますが
音感心理療法というものを詳しく知りたいので、
音感心理療法というものはどなたが提言・実践したものなのでしょうか?

”音感心理療法”と検索をかけても出てきませんでしたので、
教えていただきたいものです。

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民間資格ゆえにおきること

こういう事が起きる大きな要因は
やはり音楽療法は民間資格という事です。
(おそらく、仮に国家資格になっても音楽療法と言わなけばいいだけで、音楽療法みたいな似たようなネーミングでビジネスをする人もいると思います)

別にこういったビジネスが悪いわけではないです。
※嫌味でなく本当にそう思います。
ただ、まったく理解していない人が小銭稼ぎで音楽療法という名前をつかってよくわからない事をするのが嫌なのです。

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同業者の音楽療法士さんへ

”音楽療法を理解せずに商業的に使い捨てにするような人が多く出てきたら、自分たちが学んだもの・実践で得た知識を活かす事が出来なくなるよ”
と伝えたいです。

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最後に

今回の内容はいかがでしたでしょうか?
何かありましたら記事にしてお伝えしたいと思います。
お気軽にコメントいただけると幸いです。

今回は以上となります。
それでは
                               タロウ

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音楽療法士 さありとタロウ
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