見出し画像

ポジウィルキャリア体験記①ー過去の棚卸しから見えた自分ー

自分自身の振り返りとして、
そして自分の経験を通して、自分と同じように悩んでいる人、モヤモヤしている人に何かきっかけを与えられたらと思い、noteを書いてみようと思う🌿

そもそもポジウィルキャリアとは?↓

私がポジウィルキャリアを始めた理由

すごくすごくシンプルに言うと、
「自分のしたい(want)が分からなかったことにモヤモヤしたから」

「そもそも歯科衛生士をし続けたいんかな?」
「今の職場でいつまで働きたいのか?」
「1年後どうなってたい?3年後?5年後?全然分からない。将来自分が何をしたいのか全く分からない」ただひたすらにモヤモヤしていた。

今の仕事も、やりがいは感じるし、楽しい。
でも、本当にこのまま続けていいのかな。
私の築き上げたいキャリアって
そもそも私が生きたい人生って
なんなんだろう?と純粋に疑問に思った。

そんな時に、インスタグラムのある投稿の中で
ポジウィルキャリアの存在を知り、軽い気持ちで無料面談に申し込んだ。

そこでカウンセラーさんに言われた

「で、あなたはどうしたいんですか?」

という問い。
自分でもびっくりするぐらい、頭の中は真っ白で、言葉が出てこなかった。

「こうすべきでしょ」
「ここではこれが求められているから」

こうやって私の頭の中には、常に誰かの目があって誰かの正解を探していた。でもこれは誰の目でもない。自分で作り上げた妄想だ。
”他人軸”というより、もはや”誰基準”か分からない人生を私は生きていたんだなとすごく痛感した。

このままでは嫌だな、ちゃんと自分の生きたい人生を明確にしたい!と思って、ポジウィルを始めることを決意した。

ゴール設定

一番初めにポジウィルをすることで目指すゴール設定をすることから始めた。

①誰に何を言われようとも
自分がいいと思えるよう自分に素直に生きること
②それを踏まえて、1年後・3年後・5年後と
自分の理想の未来を明確にする

この2点が私のゴールだ。それを踏まえて、トレーナーさんとの面談が進んでいく。
まず、過去の棚卸しをした。家庭環境の話が中心。

あまり子供らしくなかった子供時代

そこで一番気づけてよかったなと思ったところは

私の「したい」という欲求が分からない根源は
「子供の頃にしたかった”子供らしいこと”ができていなかったから」

というところ。

画像1

(↑兄の帽子を被って喜んでるわたし笑)

子供の頃の私を癒してあげるワークがあった。(ネーミングがなんか可愛い)自分が子供の頃にしたいなと思っていたことを書き出して、その状況をイメージしてその場で癒してあげるというワークだ。

それでさえも初めは、「私したいなって思ってたことあった?(笑)」と思うぐらい全く出てこなかった。そういう視点がなかったから。そこで、トレーナーの宮田さんに相談すると、「我慢したことや遠慮したこと、誰かに対して羨ましいなと思ったこと等、視点を変えてみては?」とアドバイスを頂いた。

するとまあ出てくる出てくる(笑)
こんなにもあったのかと思うぐらいスラスラと出てきた。今まで私の”〇〇したい!”センサーがいかに鈍かったかを痛感した。

そのワークから気づけたことは、
「過去の私はお父さんお母さんにもっと子供らしく甘えたかったんだな」ということ。

小さい頃から、父と母の背中を見ながら
「こうすればうまくいくのにな」と思うことがすごく多かった。そして、同時に自分のこれしたい、あれしたいという感情をあまり出せない環境でもあった。

そういったことの積み重ねで
私は自分の「したい」というよりも「こうしたらうまくいく」という立ち回りをするようになった。

その結果、周りからも「しっかりしてるね」「優等生」と言われることが増え、親にも「あんたとお兄ちゃんはほんましっかりしてるなあ」と言われ。気付けば、それを基準に考え、行動することが増えた。

もちろん両親二人共いいところはたくさんあるし、感謝もしているし、大好きなのは変わらない。

でもきっと私は、もっと子供らしく「これしたい〜」「あれしたい〜」と素直に言える子供でありたかったんだろうなと思った。もっと手のかかる子供でありたかったのかもしれない。

ただそんな気持ちを抑えて、子供ながらに褒められようと、認められようとして、”しっかりした子供のフリ”をしていたんだなと気づいた。

そんな幼少期を棚卸し。そりゃ、自分のしたいことが分からなくなって当然やわ(笑)と思えた。

それが一つ大きな進歩。
子供の頃に抱いていた感情をちゃんと救いあげて
消化させてあげたことによって、過去の自分とそれによってできた今の自分を肯定してあげることができた。

他者承認オンリーで生きてきた過去

そして、もう一つ。家庭環境だけでなく、対人関係も含めての、いろんなエピソードから見えたのは「私は自分が必要とされている実感が欲しかった」というところ。

それは、私が嬉しい!幸せ!と感じることができるモチベーションの源泉になっていることに気づいた。

学校でも仕事でもなんでもそうだ。
私が頑張って、モチベーションを持って動ける時というのは、「自分を認めてもらって居場所を感じられた時」だった。

私はそれを「自分は承認欲求が強くて嫌だな」と思っていた。だからこそ私のゴール設定は
「誰になんと言われようとも自分に素直に生きる」というところになっているのだから。

そこで、トレーナーの宮田さんに言われて、ハッとしたことがあった。

「多分早紀さんは、他人から認めてもらえたり、賞賛されたりすることができる(他者承認)のがモチベーションになってるから、正直、自分自身を認めてあげられてなくても頑張れる人なんだと思う。でも早紀さん自身が、”もっと自分に素直に生きたい”と思うのであれば、まずは自分自身のことを肯定・承認してあげることが大事かもしれないですね!」

そう。これが私の自己肯定感が謎に低い根源。
自信があるようで、実はない。
「早紀ちゃんめっちゃ自信ありそう」とよく言われるけどありそうでないの(笑)
それは自分が自分を認めてあげられてないから。
誰かから称賛されることでしか私は自分自身を肯定してあげられなかった。

そして、私はいつしか自分の中に湧いてくる感情さえも、自分で作り上げた誰かの目を気にして、認めてあげられていなかった。

だからこそ、自分の中にこれは悪だな、嫌だなと感じる感情(それも思い込みだけど)が湧いてきた時にそれを受け入れず、自分の感情や思考を一旦脇に置いて、その場の正解はなんだ?これはどうするのが正解だ?と考えて、それを私の答えにしようとしていた。(正解なんてないのにね)

結果、自分の湧いてきた感情は消化しきれず、且つ自分の本当の考えも分からなくなる。そしてそんな自分に嫌気が差す。という負のループを繰り返していた。

過去に気付けたからこそ”今”できること

自分の感情に蓋をせず、まずは受け入れてあげる。感情に善悪なんてものはないのだから。勝手に湧いてくるものなんだから。それを日常の中で、いろんなワークを通して、気づいては受け入れ、というのを繰り返していった。

そして、自分が頑張ったどんな小さなことも褒めてあげる。まずは自分が認める。これを繰り返した。

すると、まずは「自分は今こう思っているんだな」「こうしたいんだな」「こう感じてるな」ということが見えるようになった。そしてそれを、「なぜそう思ったのか?」と深掘りすることもできるようになったし、その思考を否定せず「うんうん、そうだよね。そう思うよね。」と受け入れることができるようになった。

+もう一段階

それを自分の思いや考えとして、相手に伝えてみることが少しできるようになった。その場の正解を求めようとせずに。

結果、それを積み重ねていることですごく自分軸で行動できるようになったなと思うし、そう思うと自分の人生が改めて楽しくなってきた。

”自分に素直に生きる”とはこういうことなんだと思えたし自分の人生なんだからもっともっと楽に、自由に生きていいんだなと思えた。

どこにも正解はない。自分の中に全て答えはある。そしてそれを正解にするのも自分自身。

これをすごく実感した1ヶ月。
過去を振り返ることで、こんなところにまで派生して広がって、気付けるなんて思っていなかった。

すごく長くなったけど(笑)
過去の棚卸し編はこの辺りで。まだまだ気付けたことや、未来のこともあるのでまた記していこうと思う◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?