株式投資のはじめ方 〜前準備編〜
「株式投資をはじめたいけど、何から手をつければよいのか分からない」という相談を最近よく受けるので、初心者におすすめの手順をまとめてみました。
今回は前準備として、最初に必要な手続きをまとめてみました。
証券口座開設
取扱い銘柄数・手数料・利便性を総合して、SBI証券がおすすめ。
調べていただければこのような比較サイトがたくさんあるので、疑う方はご自分でご確認ください。
※連携が便利なので、住信SBI銀行の口座を持っていない方は、同時に申込むのがオススメ
「特定口座」と「一般口座」
簡単に言うと、証券会社側で取引の損益計算を計算してくれるのが「特定口座」。「一般口座」は自分で計算して確定申告をする必要があるので、基本的には「特定口座」がおすすめ。
「特定口座」の場合「源泉徴収の有無」を選択することになるが、税金(所得税、住民税)を証券会社側で勝手に収めてくれる「源泉徴収あり」がおすすめ。
「一般NISA」と「つみたてNISA」
一つの証券口座でしか申込めないため、別の証券口座で申込済みの場合は申込めない。投資で得た利益にかかる税金(約20%)が上限額まで免除されるので、申込みはマスト。
仕組みについてはこちらの動画がわかりやすい。
月4万円(年40万円)をコツコツ積み立てたいと言う場合は「積立NISA」、余裕資金があり、年120万投資できると言う方は「一般NISA」で大きい元手で時間を味方につけるのがおすすめ。
ちなみに自分は「一般NISA」で毎年上限額いっぱいまで投資しています。
iDeCo
こちらも投資利益が非課税になる制度で節税メリットが大きいが、60歳まで途中で引出せないのがデメリット。会社の制度(401k)によっては、そもそも申込めない場合があるので要確認。
人生何があるか分からないのに途中で引出せないのは嫌だなあと思いつつも、節税メリットもあるので上限いっぱいいれている。
勤務先の持ち株制度
勤め先が持ち株制度を設けている場合は制度内容を要チェック。
「持ち株奨励金」など、拠出額に対して会社側から奨励金が上乗せされる場合はお得。ただし、途中で引出し可能かよく確認を。申請すればすぐに引出し可能になっている場合、給料の受取りを遅らせて持ち株を通すだけで、金額が奨励金分上乗せされることになるので使わない手はない。