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コーチングには「沈黙」が大切。

今日はコーチングで意外と知られていない重要な点について。
(そもそもコーチングって何?という方は以下の記事を)

今日のコーチングセッションでクライアントさんから頂いたフィードバックでとても大切な気づきを得ました。それは、

コーチにとっての常識は、
クライアントにとっての非常識である

ということです。

具体的な話を。コーチングを勉強されている方にはご存知の方も多いと思いますが、コーチングセッション中は「沈黙の時間」というのが大事にされています。

沈黙の時間って何?という説明の前に、簡潔にコーチングのプロセスについて図で説明します。

Ver1.1:コーチング導入資料 (1)

コーチングのプロセスは非常にシンプルで、上の図の①〜③を繰り返します。

①クライアントさんが現状や思いをコーチに伝え、
②コーチが聞いた内容に対し質問し、
③クライアントさんが質問に対して考える(内省)
①〜③を繰り返す

そして、コーチングセッションにおいて何よりも大切なのが③の「考える(内省の)時間」なのです。質問や自分の気持ちについてじっくり考えることで、新たな気づきを得たり、自分なりの答えを見つけることができるからです。

 

そして、この「考える時間」こそが冒頭の「沈黙の時間」なのです。

沈黙の時間とは、コーチのことなんて気にしないで、黙って自分自信と対話する時間です。自分の気持ちに正直に向き合う時間です。

だからこそコーチは、クライアントさんがじっくりと考える沈黙の時間を邪魔しないように大切にします(もし、じっくり考えている時に矢継ぎ早に新たな質問をしてくるコーチがいたら2流の証だと私は思っています笑)

ですが、クライアントさんはコーチが沈黙を大切にしているなんて当然知りません。それどころが、沈黙をよくないものとして捉え、深く考えることなく早々に質問に答えなければと思ってしまう方もいます。

  

これは、今日のセッション中に「内省の時間がとても大事なのでじっくりと考えてくださいね」と伝えたことに「安心できた」というフィードバックを貰って気づくことができました。

 

コーチングに限らず何にでも言えることですが、ある分野についての知識がついたり経験を重ねてくると、知識が浅い人・経験が少ない人の気持ちを見失ってしまいます。今日のセッションのおかげで改めてその点に注意の意識を向けられました。

皆さんもコーチングを受けることがありましたら「沈黙の時間はじっくりと考えている良い時間だ」と捉え、気にせずじっくり考えながら受けてみてください!

 

では今日はここで入稿しまーす!

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