【アルムナイの活躍紹介#01】Batch2卒業生 山田 博一さん
こんにちは!SAAnote編集部です。
本シリーズでは、アルムナイ(卒業生)の皆さんがSAAでの学びをどのように実務に活かしているか、卒業後にどのようなキャリアを歩んでいるかなど、アルムナイの活躍を紹介していきます。
SAAの受講を検討している皆さんに参考にしていただけたらうれしいです。
トップバッターはBatch2卒業生の山田 博一さんです!
\今回ご紹介するアルムナイ/
プロフィール
・氏名:山田 博一(やまだ・ひろかず)
・SAA第2期生
・社名・職位:NECソリューションイノベータ イノベーションラボラトリ シニアエキスパート
SAA受講のきっかけや背景は何でしたか?
スタートアップの考え方と事業のやり方を学びたいと思っていたところ、まさにそのものの名前がついたSAAの言葉の引力と、主宰の田所さんの魅力で受講しました。
実際に受講した理由としては、3つの期待感と実現性の高さにあります。
①スタートアップ=すでにかなり出遅れてしまっているのだが、今回の参加で追いつけそう。
②アドバイザー=新規事業をサポートする仕事をしていたので、現行業務に十分使えそう。
③アカデミー=田所さんのところでの学びとなると、基本から先進コンテンツまでたっぷり頂けそう。
更に新規事業を構築する上で肝である、PMF(プロダクトマーケットフィット)についてしっかりと学びたいという思いも強かったです。
卒業後のキャリアや現在の業務内容について教えてください!
現在もSAA受講前と変わらず、新規事業領域で仕事してます。
メインで担当しているのは新規事業企画です。社内外のプロジェクトに対して、PMF一歩手前くらいまでを20週間の期間で行います。メーカー・エンタメ・地域・サービス業など業種業態に関係なく行ってます。
また、このプログラムの一番最初に行う、”自社の新規事業構造化”だけを切り出して行うこともあります。これは主に社長、常務役員クラスと最低でも半日、長くて1日かけてやってます。
次に多いのが新規事業チームのチームビルディングです。これは組織の目的設計と活動のインプリメントです。入り口は一つ目と同じ新規事業開発が多いのですが、それは表面の話で本当に解きたいものは、組織そのものであったというケースです。多面的に見ていく必要があるのですが、過去自社で行ってきた事業構造改革の経験が活かせています。
最後に趣味的?に考えを突き詰める活動、ソートリーダシップをやっています。
昨年度はデンマークに取材に行き、DigitalEthicsの本を出版しました。
これは長年、なぜもこんなに日本のICTは使いにくいものが多いのか?という疑問を明らかにしたものになります。今回の活動で一定の解を出すことができましたし、これからも継続して行うテーマと感じてます。
やはり現在は、私が事業開発をやり始めた時より難しい期間に入りつつあると感じてます。考えを流行りではなく手触り感を持って進めることができるかどうか?これは個人のばらつきもあり、いかに組織で進めるかの仕事が増えていきそうですね。私にとって業務とはもちろん降ってくるものもありますが、普段思っている疑問を解決する機会でもあります。サラリーマンですが、幸いにもそういう仕事の仕方をしています。
現在の業務にSAAの学びはどう活かされていますか?
実際に、自身のカバー範囲が広がりました。雑な言い方ですが、何が来ても大丈夫な感じです!
これは自分ができることがそもそも伸長したと共に、ユニコーンファームができること、そしてSAA卒業生であるアルムナイができることということも含めて、自身として様々な形態を持つことができるなという感覚を持って事に当たれるようになりました。
例えば、経験したことがない業界や規模もしくは、海外を含めたエリアでのビジネス検討であってもSAAエコシステムの中で誰かが経験やリフレーミングできれば、すぐにビジネス構造にリーチできます。
構造が理解できれば、ここからはSAAで学んだフレームをバシバシ当てはめてみます。そして、マーケットでのトライアルも学びからの、いろいろなオプションが思い浮かび実行がとれるのです。
また、顧客セグメントの軸についても、トレーニングによる知見×視点×発想で複数から選び取れます。
最近はさらに、アルムナイの専門性から派生した分科会で学んだ生成AIを活用することで、事業開発の期間、特に机上の時間を圧縮する見込みができるようになりました。
このように学びは常に動詞であり、また自身のビジネスでの活動領域も拡張させることができます。自分発として事業財務領域に取り組んだり、前提や理屈を理解した事業性評価の仕組化のところにトライしたりと、専門性と興味と仕事を結びつけることが楽しくできるようになりました!
どのような方にSAAをオススメしたいですか?
実はSAAを受講して最も大きなインパクトだったのは、社長の視点と担当者の実行力の両方を得ることができることです。
どんなに優秀な方でも、事業会社で社長になるのはそれなりの時間と相応の困難さが伴います。そして企業内で色んな職種を経験するのは、JOB型の今日かなり困難な状況です。それがたった半年の学びで手に入れることができ、卒業制作(自身での資料化)を行った後は不思議と意識せずに使えるようになるのです。
さらに分からないときは仲間が助けてくれる、心理的安全性がセットです。
特に事業会社で新規事業に関わる人はぜひ受講を検討ください。あなたがこれまで経験した世界を、自身の手で変えることができます!
山田さん、ありがとうございました!
ユニコーンファームでは、SAA第6期生(24/7開始)のメンバーを募集しています!
ご興味をお持ちの方はぜひ無料説明会(オンライン・オフライン)にお越しください。事務局一同お待ちしています!
スタートアップアドバイザーアカデミーSAA - ユニコーンファーム (unicornfarm.jp)
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