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【アルムナイの活躍紹介#02】Batch3卒業生 奥村 隆史さん

こんにちは!SAAnote編集部です。
アルムナイ(卒業生)の皆さんがSAAでの学びをどのように実務に活かしているか、卒業後にどのようなキャリアを歩んでいるかなど、アルムナイの活躍を紹介する本シリーズ。
第2回はBatch3卒業生の奥村 隆史さんです!

        

\今回ご紹介するアルムナイ/


プロフィール

・氏名:奥村 隆史(おくむら・たかし)
・SAA第3期生
・社名・職位:株式会社chipper 取締役

SAA受講のきっかけや背景は何でしたか?

私自身の過去実践した新規事業での知見や経験を体系化し、参画する社内外の新規事業のプロジェクトにインストールすることで、新規事業を再現性ある成功に導くサポートをできるようになることを目的として受講しました。

キャリアの多くを大企業からスタートアップの新規事業畑で過ごしてきましたが、どの環境でも新規事業の進め方は各社により体系化されたものがあるわけではなく、属人的または、暗黙知された手法化されており、手探りでの推進となることが多くありました。

そんなとき、SAAのプログラムを拝見し、提供コンテンツと自身の過去の知見・経験を掛け合わせることで、課題に感じている属人的・暗黙知化されている新規事業の実践・検証の手法を全体像としての「地図」に落とし込むきっかけになると感じました。

最終的に、サッカー選手 本田圭佑氏の「一流の環境に飛び込め!」という近畿大学でのスピーチに学び、日本のスタートアップの先導者である田所さん率いるユニコーンファーム社のプログラムであることから参加を決意しました!


現在の業務内容について教えてください!

大学卒業後、2013年にインターネットショッピングモールを中心にインターネット関連サービスを展開する会社に入社し、ECコンサルタントや新規事業の立ち上げに従事。その後、国内IT企業に転職し、M&Aやスクール事業の立ち上げに携わる側、地方創生を目的に地元にて、自分の会社を創業。2020年からは外資系IT企業のブランドコンサルティングとして、大手メーカーのEC支援に関わる。2022年より株式会社chipperの取締役として参画。

現在は、ChatGPTのリリースを機に注目を集める生成AIを活用した、AIライティングツール「Creative Drive」の事業責任者として従事し、事業における事業計画策定、戦略策定の上流部分からメンバーマネジメントまで全方位的に携わっています。

認定証授与式@クルージング

現在の業務にSAAの学びはどう活かされていますか?

現在の業務としては、株式会社chipperの展開する新規事業であるAIライティングツール「Creative Drive」の事業責任者として従事しています。
実は、この新規事業はSAAの受講と並行して立ち上げを行っており、下記のポイントで、SAAの学びを活かしながら事業を進行しています。

①卒業制作がチームの教科書

 社内の新規事業経験者は私だけのため、私以外のメンバーは全体像(= どこに向かっていて、今どこにいるのか、次は何があるのか)が見えない状態でした。プロジェクト初期は、とにかくメンバーは言われたタスクをこなすだけになってしまい、背景や目的が見えづらく、効果的なアウトプットに繋がりづらくなっていました。SAAの卒業制作で、新規事業の推進方法をまとめたことで、メンバーと共通の「地図」を持てたため、みんなでどこに向かって、何を今してるのかが可視化され、一つ一つのタスクの精度アップに貢献することができました。

②Pre-mature Scaling(時期尚早な拡大)を意識した顧客課題の見直し

 「Creative Drive」はChat GPTの登場と過去の弊社のEC支援の課題を掛け合わせることで発想を得たサービスです。ところが、長年のEC支援の経験から顧客課題を近視眼的に捉えており、当初は「文字を書く時間や労力」を顧客が課題に感じていると考えていましたが、改めて、顧客と課題の検証と向き合うと、「文字を書く時間や労力」とは異なる真の課題に気づくことができた。そこで、真の課題に合わせたソリューションやPRに変更したところ、4倍以上リード獲得数が増加しました。

③モチベーショングラフを活用した顧客視点思考

 ②の「顧客と課題の検証」にもつながりますが、講座内で紹介された「モチベーショングラフ」という顧客分析のフレームワークが新規事業の顧客調査の軸となっています。
立ち上げ時の顧客調査だけでなく、立ち上げ後もモチベーショングラフを活用して定期的に顧客インタビューを繰り返すことで、顧客理解・顧客課題の発見に繋がると同時に、共通言語されてチームでの顧客理解の解像度が高まりました。

④MOAT(持続的競争優位性)から逆算的な戦略策定

 SAAの学びの中で最も印象に残っているのが、「MOAT(持続的競争優位性)」。顧客視点を軸に、短期的な戦略だけで考えるのではなく、将来の長期に渡る競争優位性を、中長期で土嚢用に築いていくのか、ということを描きながら戦略策定を行う必要を学び、「Creative Drive」においてもMOATを構築するためのサービスやビジネスモデルの設計を行っています。


どのような方にSAAをオススメしたいですか?

これから新規事業を始めようとする、または既存の新規事業が軌道に乗ってない、会社のCXOや新規事業の責任者におすすめです。

SAAを受講することで、3つの価値を手に入れることができます。
①新規事業を実践・検証するのに必要な全体像の「地図」
②新規事業の各ステージごとの「ガイドライン」
③新規事業の責任者として、スタンダードな「ノウハウ・スキル」

この3つを手に入れることで、責任者としての成長はもちろんのこと、新規事業のノウハウを社内の共通言語化もできるため、チーム・プロジェクトの成長も実現できます!


奥村さん、ありがとうございました!

ユニコーンファームでは、SAA第6期生(24/7開始)のメンバーを募集しています!
ご興味をお持ちの方はぜひ無料説明会(オンライン・オフライン)にお越しください。事務局一同お待ちしています!
スタートアップアドバイザーアカデミーSAA - ユニコーンファーム (unicornfarm.jp)

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