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吹奏楽に出逢えて良かった

先日、母校の定期演奏会に行ってきた。

市内でも地区代表常連の高校。

3年前から縁があって聴きに行くようになった。
それまでは裏方の手伝いをしてた。

響きのある優しい音が客席までまっすぐ届く。

ああ、わたし吹奏楽すきだ。これは譲れない。

のびやかにうたう旋律に魅了されていた。

高校生の音楽ってすごく心に響く。
いままで一生懸命練習して辛かったこともたくさんあったと思うが、その思いがすごく音に表れていて涙を誘う。

そして現役のときも吹いていた大好きな曲がいまでも吹き継がれていた。
高校3年間の思い出が一瞬で蘇る。

中学から続けて同じ楽器になったけれど、高校1年のオフシーズンから他の楽器へコンバートすることに。

全く違う楽器に不安は大きかったけどすぐにこの楽器が好きになった。

毎朝早く学校に行って練習もした。

コンバートして半年後にはコンクールもあった。
上手くいかなくて泣いたこともたくさんあった。

そんなようなことを思い出しながら気づけば涙が出ていた。

卒業して数年後に、顧問の先生からコンバートした理由を聞く機会があった。
楽器が変わっても、その楽器のことを好きになってくれそう、続けてくれそう、と感じたそうだ。

すごい。先生そんな先まで読んでいたとは。
いまでも音楽と楽器が好きなのは完全に先生のおかげである。

そして吹奏楽での経験がいまの私をつくっている。

これからも吹奏楽がすき。
音を合わせることがすき。

中学生の自分、吹奏楽に興味を持って入部してくれてありがとう。

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