30数年間人生の迷子だった私が、私らしい生き方を見つけて楽になった方法。
私らしさってなんだろう。
就職・転職活動でも自己分析で自分の強みや弱みを考えたりするにあたって、誰もが一度は考えたことがあるのではないだろうか。
考えれば考えるほど沼にはまってしまいそうなテーマではある。
しかし、私らしいと思えることがひとつでもわかると、落ち込んだ時に心をふっと軽くできる処方薬にもなる。
私自身、学生時代までは「私らしさ」なんて考えても中々思い浮かばず、就職活動の自己分析にはかなり苦労した。
正社員、派遣社員として色々な仕事や働き方をしていくうちに、「私らしさ」や、「私らしく生きること。」がだんだんとわかってきた。
私らしく生きるとは何か。
そもそも私らしさとは何か
それを見つける方法を、私の経験を踏まえながら伝えていきたいと思う。
私らしい生き方を見つけるための3つのヒント
①自分の人生をザッと振り返り、自分の力を1番発揮できた経験を探してみる。
「私らしさ」を考えるとき、何でもいいので、自分の力が発揮された経験がないか思い出して欲しい。
なぜそこまで力を発揮できたのか。
そもそも、なぜ力を発揮しようと思ったのか
できればここまで深く掘り下げて欲しい。
なぜなら掘り下げた先に、その原動力の素が潜んでいることが多いからだ。
ちなみに私の場合は、「誰かにとって、縁の下の力持ちになりたい。」
これが自分が力を発揮する原動力の源になっている。
自分がリーダーとなって結果を出すことに比べて、フォローをする仕事の方が自身の力が大きく発揮された経験が多い。
チームが動きやすいよう、些細な業務のマニュアルやフローチャートを作成する、といったものである。
業務の中で使うか使わないかわからないレベルのものだが、予想外の場面で活躍することが多数あった。
内容によっては、他のグループに引き継がれているものもある。
「これがなかったら大変だった。ありがとう」
こういった経験を積むたびに、次も頑張る為の原動力となっている。
②自分の力を出そうと、「ついやってしまいがちなこと」が無いか探してみる。
自分の力を最大限に生かそうとする時、ついやってしまうことがある。
そんな経験はないだろうか。
「つい〜してしまった」と書くと、少しマイナスな表現としとて捉えてしまいがちになる。
しかし「長所と短所は表裏一体」という言葉がある様に、その「ついやってしまう」行動にも「私らしさ」というのは潜んでいるのだ。
私は、「杞憂」で「お節介」な一面がある。
一見、短所のようにも見えるが、以下のように言い換えることもできる。
杞憂であることは、「慎重に行動できる」。
お節介は「人のことを気にかけている」。
前述の経験で言うと、マニュアルを作成する際、注意書きとして記載すれば良いものもメインの内容に記載していることが多い。
「業務初心者が読んでも伝わる内容にするには、詳細に書かないとダメではないか?」
「もし引継ぎが発生することがあったら、後任者は理解できる内容なのか」
ターゲットを設定していても、書いているうちにより詳細になってしまうのだ。
添削をお願いするとその部分が削除されることも多い。
それはらしさが短所として出てしまったということだろう。
しかし一方で削除されずに重宝されることもある。
それは長所として生かされた。とも捉えられる。
捉え方は受け手次第になることは否めない。
しかし、伝わるか心配……と思うと毎回の様に書いてしまう様子は、個人的には「私らしい」と思っている。
③他人から見た私らしさを教えてもらう。
①②でもなかなかわからない場合は、他人の意見を参考にしてみよう。
自分でも気が付かない「らしさ」というものが出てくるはず。
長く付き合う友人、パートナー、両親…。
自分のことを知っている人なら誰でもよい。
できれば色々な角度から聞いてみることをおすすめする。
そこには意外と共通している「私らしさ」があるかもしれないからだ。
この時、唐突に話題にあげるよりも、会話の流れから自然に聞いてみるほうがよい。
「こんなことがあってさ、私って〜だよね。どう思う??」と言った具合にだ。
その方が相手も気構えることなく、自然と話し易くなる。
私もよくパートナーや同僚に聞くことがあるが、この方法をよく使う。
結果的に、より具体的に「私らしさ」を知ることにつながっている。
これら3つの方法で見つけた私らしさを、自分の生き方に活かしてみよう。
この3つの方法で私らしさを見つけた時には、私はもうすでに30歳を超えていた。
10代20代の時にも薄々気がついていた時期もあったが、確信には至っていなかったのだろう。
せっかく気が付けた私らしさを、今後のキャリアに活かしたい。
けれども、私らしさを仕事で活かせるスキルがとても少ない現実があった。
そこで入会したのがSHElikesというキャリアスクールだ。
もし同じような悩みを持っている人がいるなら、ぜひおすすめしたい。
SHElikesとは。
SHElikesではWEBデザインやWEBライターなどPCひとつで働けるクリエイティブスキルを学ぶことができる、女性専用のスクールである。
さらにマーケティングやデータ分析といった、日常の業務にも役立つ講座も多数用意されていて、2022年11月初旬の時点では32個のコースが開講されている。
そのため、私らしさをより活かしたキャリアを形成するためのスキルを探して、磨くことができる。
私は8月に入会し、自分に適したスキルを探して勉強をしている最中だ。
マーケティング、文章力を磨くためのライティングコースをメインに受講をしているが、今後はWEBデザインのコースも学んでみたいと思っている。
今回はコンペに提出する記事としてこの記事を執筆している。
※SHElikesでは月に1〜2度、お仕事案件としてデザインやWEBライター等のコンペを開催している。
フィードバックを貰えることもあり、実力のブラッシュアップにも繋がっている。
誰かにとって、私の記事が縁の下の力持ちとなってくれるなら。
と、キーボードを叩いて書いてみることにした。
(結果、私のお節介さが満開の記事になった気がしている。)
まとめ
たったひとつでも「私らしさ」が見つかると、それだけで今後の自分の生き方やその方向性が見えてくる。
そしてたったひとつでも「私らしさ」を見つけることができると、どこかで迷いが生じた時に、進むべき道を見つける道標にもなる。
正直、私ももう少し早く見つけていれば……と思うことがたびたびある。
けれども、時間がかかった分、見つけた「私らしさ」には確信と愛着を持っている。
人生どこかで迷子になってしまい、私らしさを見失ってしまった時には、是非とも今回の方法を試してほしい。
そして、あなたが見つけた「私らしい生き方」を是非とも叶えてほしい。
人生100年時代と言われる世の中。
遅いという言葉はもう無いのだから。
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