田舎の移住物件の真実
春から地域おこし協力隊として高知の田舎に移住予定。
先日、移住物件を見に行ったときに驚いたこと、思ったことを書いていこう。
チェックすることについては #12 でも少し触れている。
( 過去の経緯はこちらをご覧ください→ #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 )
家賃が安い
とにかく家賃が安い!
物件の家賃もピンキリとあるが、これから行く田舎の家賃で一番高くても4万円だった。
4万円でどのくらいの大きさか。
戸建て!!
もはや田舎にアパートやマンションの概念はない。
戸建ての空き家!
これが全てである(言い過ぎました)。
戸建ての種類としては平屋が多いが、2階建てもそこそこある。
都市部と比べると圧倒的に大きい。
プロパンガス
そこそこ大きい街では、都市ガスを使用しているが、田舎は都市ガスをひけないことが多い。
必然的にプロパンガスになる。
プロパンガスのデメリットは、料金が高いこと。
しかし、メリットもある。お湯を作るときプロパンガスを使う場合は、都市ガスより温かくなるのがちょっと早い。
それだけ?
はい、それだけ!
一秒でも早くお湯が欲しい人以外にメリットは少ない。
お風呂沸かすのは、ガスでなく灯油の場合がある
これは大変。
灯油を燃料としてお湯を作る物件もある。
これは田舎だと結構多いかも。
灯油が切れたら買いに行くもしくは、灯油屋さんに頼んで運んでもらうのみ。
手間と料金がかさんでいくのだ。
これも田舎のデメリットのひとつであると言える。
冬に弱い物件
風通しがよい物件が多いため、冬は寒すぎる物件が結構ある。
築年数が経っていると尚更である。
広い物件のデメリットにもなり得る。
仕切りが多ければ、その分温度調節がしやすいだろう。
物件を見るときは仕切りの多さも確認すること!
鍵が古い
鍵は変えれば問題ないが、古い物件の玄関の鍵はドアによって新しいものを付けにくい。
そして、簡易的な鍵のところも多い。
田舎の箇所によっては、一日中鍵をかけない、むしろ鍵をかけると失礼にあたるという地域もある。
鍵についても取り替えしやすいか、防犯対策はできそうか確認しておくこと。
仏壇、神棚がそのまま
所有者や前住人が残していった仏壇や神棚が、捨てることもできずそのままのところがある。
とにかく捨てにくい。
内見をした際に、住むまでに撤去されるのか確認した方がいい。
自分で捨てるのは抵抗がすごいため、できれば管理人に撤去してもらうことをおすすめする。
駐車場が思ったより狭い
駐車場付きと書いてある物件へ内見に行くと、駐車場の位置が悪く小さい自動車しか停められないことがしばしばある。
土地の広い田舎であれば、駐車場の土地も問題ない。
密集している田舎だと、このようなケースもあるため内見では駐車場を確認して、駐車のイメージをすること。
敷金、礼金がない
空き家物件などは特に敷金、礼金がないところが多い。
これは、不動産屋が仲介していないことが挙げられる。
都市部の物件はだいたい敷金、礼金がある。
初期費用が安く抑えられることも田舎の物件のいいところ。
引っ越し業者が家の前に入りづらい
これは物件の前の道幅が狭いときにおこる。
引っ越し業者のトラックが入れないのだ。
移住するときに荷物が少ない人は、そんなにいない。
引っ越し業者が入りやすく、出やすい環境がどうかもチェックしておくといい。
このようなことを感じ、驚きながら移住物件を見ていた。
少しでも参考になれば嬉しい。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。