未来への一歩
友人が未来への一歩を踏み出した瞬間だった。
1年前、未来のためにと自ら行動し、遂に「ハレ」の日を迎えた。
友人の中で結婚式に招待してくれた友人、第一号。
去年、「実はね……」と大切な人ができたこと、ゆくゆくは結婚するつもりであることを聞いた。
何の前触れもなく、その話を打ち明けられたので、その瞬間は凄く驚いた。
馴れ初めから、話しを聞くと、友人自身が自ら行動して、未来を掴み取りにいこうとした結果、大切な人ができた。その姿があまりにかっこよく思えてて、その行動力に尊敬の念を抱いた。
そこから半年ほどが経った頃、結婚式をするので、ぜひ来てほしいというお誘いの連絡をもらうことになる。
結婚式への参列は、5・6年前の従姉の結婚式を入れて今回で2回目。
従姉の時もそうだったけど、ハレの日を迎えた新郎新婦の姿は、とても美しくて、綺麗で、素敵で、輝いていて眩しい。
他人と誓いを交わして、苗字が変わって、共に描く新たな未来への一歩を踏み出す。
その瞬間を見届けられる機会に招待してもらえたこと、参列出来たことが嬉しい。
「招待してくれてありがとう!!そして本当におめでとう!!」
今はただその気持ちでいっぱいだ。