㉟今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。
前回から結構間が空いてしまいましたが、まだまだ行きますよ~
ちなみに前回はこちら。「80デイズ」までやったんですよね。
ジャッキー×ディズニーって強力なタッグだと思うんですけどね💦
「80デイズ」は、肝心なアメリカでもゴールデンラズベリー賞にノミネートされるなど、「八十日間世界一周」のリメイク作品として受け入れられず逆に反発されているような反応ですね。興行成績も思わしくなく。
日本でもタレント吹替を起用するなど、プロモーションと観客動員が思うように嚙み合わなかったようで、こちらも思わしくなかったようです。
ジャッキーがハリウッド作品に出始めた頃。急に勢いを無くした香港映画界
あんまり時代とか政治のせいにしたくないけど、やはり1997年のイギリスからの香港返還は少なからずも影響なかったとは言えないですよね。
ゴールデン・ハーベストは多角経営化に失敗。1998年にはスタジオを閉鎖
香港の拠点としていた場所の衰退と入れ替わるようにジャッキーはハリウッドへ進出したわけか。
勢いをなくしたかと思われた香港に、突如このような方たちが出てきました。
Twinsですね。
蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)と鍾欣桐(ジリアン・チョン)の2人のユニット。日本語が出てくるMVなんてあるのか~と思っていたら、カップヌードルのCMに使われた曲なんかな?
2015年の香港ポストにくれい響さんの記事が載っていました。
そうなんですよね。それまで香港の音楽界にはアイドルと呼ばれる方はいなかったみたいなのですが(アイドルに近いような存在はThe Wynnersとかサミュエル・ホイとかアニタ・ムイとかいたと思うんですけどね)
Twinsは香港初のアイドルユニットとして爆発的な人気を得ていたようです。
英皇娯楽(EEG)の事務所にニコラス・ツェー、ジョーイ・ヨンがいて、その妹分としてデビューしたんですね。
ジョーイ・ヨンって今度中国で公開される「龍馬精神」に出演してましたよね?>そんな繋がりが
そして2000年代といえば英皇電影
こちらは「メダリオン」の記事なのですが、すでにこの作品の出演者の中に
ニコラス・ツェーがクレジットされてますね。うっかりすると見逃してしまいそうなチョイ役ですけども💦>この頃からジャッキーもこういう若手のサポートが本格的になってきた感じがします。
「メダリオン」は英皇電影、TriStar PicturesとScreen Gems(ソニーピクチャーズグループ)がタッグを組んだ香港アメリカ合作映画。
アイドルTwinsを主役にし、英皇電影が制作した映画があります。
動画配信サービスビデックスさんのYouTubeチャンネルにありました日本版予告編。>貴重✨
監督:ダンデ・ラム、ドニー・イェン
主演:シャーリーン・チョイ、ジリアン・チョン
共演:イーキン・チェン、エディソン・チャン、アンソニー・ウォン、ジャッキー・チェン、カレン・モク
アクション監督:ドニー・イェン
なんすかねこのそうそうたるメンバー!!ドニーさんも監督やってますしねー
吸血鬼と吸血鬼ハンターの闘いを描いたアクション映画。
Twinsのお二人も初めてのアクション映画とあって、めっちゃがんばっていますよね~>ジャッキーのアクションに慣れてると若干ん?となる所はあるんですけどね~私たちの目が肥え過ぎたんですね💦
一応ジャッキーもカメオ出演という形で出演しているんですよね。
救急隊員として患者を輸送中に吸血鬼に襲われてパニクる役なんですけどもw
いや~観てもらえるとわかるんですけども、ジャッキー出てきたとこだけもろジャッキー映画w
でも丸々ジャッキー映画ではないんですよね。あくまでもTwinsの映画だから
ジャッキーは出張ってこない
この辺りからですかね。香港でもバリバリのアクションをするスタントマンが勢ぞろいして過激なアクションを~という作品ではなく、アクション出来ないけど出演者がスタントマン、アクション監督の力を借りてアクションをやるという作品が中心になってきたのは。
この作品は「インファナル・アフェアIII 終極無間」に次ぐヒット作品となったようなので、勢いあったんですね~✨凄いな。
インファナル・アフェアもめちゃめちゃヒットしてましたしね。
ちなみに「ツインズ・エフェクト」には続編ではないけども第二弾の作品がありまして
「花都大戦 ツインズ・エフェクトII」という作品もあります。
Twinsに加え、ジャッキーの息子ジェイシー・チャンやジャッキー&ドニーさんのバトルまで見られるお得感満載の作品です。私はこちらの作品の方が好きかな(^^)
アイドルの出現、新しい映画会社の浮上、アイドル映画のヒット。
香港映画の分岐点を見ているような気がします。
その次のジャッキー作品は、いよいよアレですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)