㉜今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。
約1ヵ月空いてしまいましたが、前回の記事はこちらになります。
前回では監督のフランク・コルシ、共演者であるスティーブ・クーガンとセシル・ドゥ・フランスをざっくりと紹介しました。今回も引き続き出演者の紹介といきたいところですが、
この作品には有名人がカメオ出演としていっぱい出ている。
いわゆるお祭り映画とでも言いましょうか。ジャッキー的に書くと「キャノンボール」1,2とか「ツイン・ドラゴン」などと同じように、有名人がここにもあそこにも出てくる作品ですね。
リメイク前からのお家芸となっているようです。私は申し訳ない事にあんまり有名人の方存じ上げないのですが、リメイク前の作品でわかるところで書くと
サンフランシスコ サロンのホステス:マレーネ・ディートリヒ
酒場のピアニスト:フランク・シナトラ
大陸横断鉄道車掌:バスター・キートン(台詞あり)
他にもたくさん出演されているそうです。この作品から有名人が端役で出演する事を「カメオ出演」と呼ぶようになったそうです。語源だったのねん。
さてさて、リメイク後の作品「80デイズ」では
気球に乗り込む時に話していた髭のおっちゃんは
リチャード・ブランソン(ヴァージングループ創設者&会長)
パスパルトゥーの故郷で3人を襲う黒サソリ団のリーダー
ダニエル・ウー
アメリカでフォッグが物乞いをして殴った紳士は
監督フランク・コルシ
砂漠のど真ん中で偶然会った兄弟(ライト兄弟)
オーウェン・ウィルソン&ルーク・ウィルソン(マジ兄弟)
イギリスで空飛ぶ機械で大騒ぎの時最後まで信じなかった警察官
ジョン・クリーズ(イギリスのコメディアン集団モンティ・パイソンのメンバーで有名)
女王陛下
キャシー・ベイツ(代表作は「ミザリー」のアニーですね)
などと、こちらも挙げるとキリがない💦
まだまだ出演しているので、ご紹介しましょう
アーノルド・シュワルツェネッガー
トルコのハピ王子として出演。ジャッキーとは相性が良いんですかね?2度も共演をしています。
「ターミネーター」
監督:ジェームズ・キャメロン
ダダン ダン ダダン!!でおなじみのこの作品。シュワちゃんを一躍有名にしましたね。「I'll be back」の台詞は超有名です。
「コマンドー」
共演:アリッサ・ミラノ
冷徹な人造人間から一転、娘を誘拐された退役軍人の役ですね。この時代のシュワちゃん人気も凄かったですからね。出る作品次々とヒット。この後に謎の生命体とも対決するという「プレデター」のような作品も生まれます。ジャッキーと時代を分かち合ったアクション俳優ですよね~
「ジュニア」
共演:ダニー・デヴィート、エマ・トンプソン
男性が実験により妊娠してしまって起こるドタバタラブコメディ。
私的にはシュワちゃんの功績はこっちにあると思いますね。アクションだけじゃない、このような作品もちゃんとヒットしている事。
同じくコメディ作品の「ツインズ」「キンダガートン・コップ」も大好きですね(^^)
サモ・ハン
今作ではジャッキーも演じた事のある黄飛鴻を演じています。
香港の脚本家兼監督の子として生まれ、ご両親とも映画業界で働いていたのかな。サラブレッドじゃないですか。しかも手がつけられない子供でw預けられた場所がジャッキー&ユン・ピョウなども在籍していた中国戯劇学院でした。運命のいたずらとは時に凄い事をしますね。
「大醉侠」
中国戯劇学院で最年長であったサモは子役→スタントマン(悪役)としてのキャリアを築いていくんですけども、ノンクレジットながらこちらの作品で武術指導の助手をやっていたようです。
「燃えよドラゴン」
ブルース・リーとの共演は、サモにとってその後の映画人としての人生を揺るがす勢いの出来事だったのだろうと思います。
オープニングで黒いグローブを着けブルース・リーと試合を行っているのがサモです。
本当はこちらの作品にオマージュを捧げたサモ主演「燃えよデブゴン」シリーズを紹介したいのだけど、予告編がどこにもない💦誰か~予告編観られるようにして下さいませんかね(神頼みに走る)
「イップ・マン 葉問」
サモと同じくブルース・リーに魅せられた稀代の武打星、ドニー・イェン。
こちらより前の共演となっている「SPL/狼よ静かに死ね」では、サモはラスボスとして降臨。この2人の共演もなかなか面白いですね。
主役ではないですがアクションもしっかり見せ、物語でも重要な役割を担っています。
カレン・モク
今作ではケルヴィン卿と手を組み、旅の邪魔をしようとするファン将軍を演じています。
ウェールズ人の父を持つハーフとして生まれ、イギリスのロンドン大学に4年間留学。北京語、広東語をはじめ英語、日本語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語など多言語を話すマルチリンガル。日本のアミューズに在籍していた事もあり、日本でのお仕事もちょこちょこあったようですね。
「天使の涙」
監督:ウォン・カーウァイ
共演:レオン・ライ、金城武
動画は0:27~こちらも単体の予告編が見つからないですね💦
監督のウォン・カーウァイはゴダールの系譜にいる方なんでしょうね。60~70年代の若者のけだるさとか焦燥感とかがありますよね。
こちらの作品で第15回香港電影金像奨の助演女優賞を受賞しています。
「少林サッカー」
チャウ・シンチーとの共演も多いカレン・モク。今作ではセシリア・チャンと一緒にブレードシスターズ(姉)として出演しています。いや作品の幅よw
「ファイティング・タイガー」
監督・主演:キアヌ・リーブス
共演:タイガー・チェン、イコ・ウワイス
こんな作品も。キアヌが監督している作品が存在するとは!!
なんかでも実質タイガー・チェン主役のように見えますねw
今作ではチン・シー刑事という役を演じています。事件を通してキアヌに肉迫するのかな?
てかビッグネームが多すぎるよ!!w紹介しきれんわ
というわけで今回も3人ほどに絞ってご紹介しました。次回はプロモーションの話もできるかな?!?!?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)