ベニー・チャン監督の遺作となった「怒火・重案」日本公開してほしい!!
香港では8月19日に公開予定になっているのかな?ベニー・チャン監督の「怒火・重案」という映画があるのですが
主演:ドニー・イェン(宇宙最強と言われるあの方ですね
共演:ニコラス・ツェー(敵役として渋み、歪みをはらんだ狂気を感じますね
雰囲気が同監督の「ジェネックス・コップ」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」「インビジブル・ターゲット」などを彷彿とさせますね。
インビジブル・ターゲットにはジャッキーの息子、ジェイシー・チャンも出演。
ウー・ジン悪役で良い味を出してましたね~
監督がジャッキーと初めて作った作品と言えば「WHO AM I?」なんですけども
あれっ、エミール・チョウの主題歌MVしか出て来なかった💦
私的にはベニー・チャン×ジャッキー・チェンといえばやはり「香港国際警察/NEW POLICE STORY」
あくまでも個人的な感想なんですけども。
ジャッキーの作品のお話の流れって、実は複雑に話が入り組んでいるのだけどジャッキーだけを見ていると、とても分かりやすい流れになっている。それはアイデアにあふれているジャッキーの色々な要素を一つの話としてまとめ上げる人(もうとんでもなく優秀)がいるってことなんじゃないかな~と思っていますが
ベニー・チャンの作品は、意外に話は入り組んでいない。むしろわかりやすい方だと思っていて
わかりやすいが故に魂を鷲掴みにされたり、えぐられたりする。感情をとても突き動かされる作品が多いと思います。
もちろん、役者の方々はとんでもなく自身の演技力を問われ続ける。
「香港国際警察/NEW POLICE STORY」では実際、ジャッキーが第24回香港電影金像奨 最優秀男優賞、ダニエル・ウーは第41回台湾金馬奨で最優秀助演男優賞を受賞していますね。
私はベニー・チャン監督が作り出すような、よりストーリーに重点を置いた作品でジャッキーを見てみたいというのが90年代からの思いの一つだったので、本当に監督には感謝してます。よくジャッキーにあの演技を、あの表情を引き出してくれた!!って思います。
しかしとても残念な事に、今後ベニー・チャン監督の新作は観る事ができない。2020年8月23日、58歳という若さで上咽頭がんのためこの世を去りました。
そのベニー・チャンが最後に製作した作品が「怒火・重案」になります。
※ジャッキーはこの作品には出演していません
まだ日本で公開されるのかどうかはわからないですが、公開されて欲しいですね。
主演のドニー・イェンとはブルース・リーのリメイク「精武門(テレビドラマ)」で
ニコラス・ツェーは「ジェネックス・コップ」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」「インビジブル・ターゲット」「新少林寺」などなど。ベニー・チャン作品の常連ですね。
あと忘れてならないのが、ドニー・イェンといえば谷垣健治さん
今や世界的にも有名なアクション監督、谷垣さんはドニー・イェンとずっと作品を作っているので、今回も参加されています。ベニー・チャン監督の作品でどんなアクションが披露されているのか。そちらも楽しみです。
ちなみに中国では7/30からすでに公開されているようで
プレミア上映にはジャッキー&バリー・ウォン(ジャッキー版シティーハンターの監督)が登場。
プレミア上映ではベニー・チャンの席が用意され白いお花が飾られているとともに両隣にはバリー・ウォンとジャッキーが。
ジャッキーは「香港国際警察/NEW POLICE STORY2」「プロジェクトBB2」「酔拳3」が実現できなかったことを惜しんでいたようです。
3作品とも観たかったけど、特に「酔拳3」観たかったやないか!!
ベニー・チャンが手掛けるカンフーアクションなんて、観たくならない要素がない✨
またベニー・チャン追悼企画というか日本公開記念企画の方が良いな。やりたいですね~。
監督ベニー・チャンを偲び、ジョージ・ラムの曲「真的漢子」のMVが製作されています。
アンディ・ラウ、ドニー・イェン、ウー・ジンなどが歌唱。
映画監督に向けた歌は初めて聞きましたね!!(びっくり
それだけ皆さんに愛されていた監督だという事がわかります。
日本で公開される事を願っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)