⑥今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。
「プロテクター」の次にアメリカ進出した作品は「レッド・ブロンクス」ですが、この作品を語らないわけにはいかない!!
前回はこちらの記事になっています。
「プロテクター」が公開された時ジャッキーは、もうアメリカの市場には興味がなくなったんですよね。
もしも、次があるとしたら、今度こそ、他の人が歩んだ道をなぞらない。ブルース・リーも、クリント・イーストウッドも偉大な俳優だが、模倣の対象、あるいは越えようとする対象として、彼らをとらえるべきではない。いつか、世界的に成功する日が来たとしても、それは、ジャッキー・チェンだからこそできたことを、成し遂げたからだ。さもなくば、意味がない ージャッキー・チェン自伝 永遠の少年よりー
もしチャンスがあるのなら、「ジャッキー・チェン」として行きたいと。
不本意ではあるけども、なんかここまでやったのなら一旦休暇を取ってもおかしくないと思うんですけどね
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』に取り掛かったのは、『プロテクター』を完成させてすぐだった。 ーI AM JACKIE CHAN 僕はジャッキー・チェンよりー
おいおいおい、すぐ取り掛かったんかい!!w
ちょっと横道に逸れるんですけども、ジャッキーほど「怒り」の使いどころを間違ってない人もあまり見た事ないんですよね。
怒りとか、ついついそんな感情になってはいけないと思ったり、我慢したりしがちな感情なのですけども
実際、怒りとは通常よりもパワーが出せますからね
パワーーーーーーー!!(失礼しましたーーー
怒りモードだと、普段よりも行動力上がりますから
普段なかなか手をつけられない(面倒に思っている事)を用意しといて、怒った時にうがーーーーー!!!と実行するとはかどりますw
怒りモードのときにやるための整理整頓、掃除箇所などを決めておくのがオススメ
怒っている時、大声で叫んだり周りの人を威圧するのがその時にできる事の全てではなくて。
私はそれに気づくのに半世紀ほど使ってしまったけれど💦
でも、それに気づいたおかげで怒っても「よーーーーーし!!怒りモードキターーーー!!」と、割とポジティブに捉えられるようになったのは良かったなと思います。
ジャッキーに「映画」というものが存在してて良かった。>そちらに全力をぶつけられるんですね。
ジャッキーから学べるのって、アクションの面白さだけではないよね。というのは伝えたいなと。
時を「ポリス・ストーリー」に戻そう。
ジャッキーは「プロテクター」を終えて、自分なりの警察の映画を作りたいと思ったんですよね。
小さくて息が詰まってしまいそうなギュウ詰めの建物で成り立っていた町から、巨大な高層建築の町に変貌した香港を歩き回っているうちに、この町では鉄鋼とガラスが景色の中心を占めている事に気づいた。 ーI AM JACKIE CHAN 僕はジャッキー・チェンよりー
そして、ガラスを割りまくるアクションのアイデアが浮かび→エドワード・タンに持ちかけると。>あー私もアイデア気兼ねなく吐露できる場所欲すぃーーー
「ポリス・ストーリー」が「ガラス・ストーリー」と呼ばれているのはご存知でしょうか。劇中の色んなアクションでガラス割られまくりなんですよ。
しかも砂糖で作られた偽物ガラスよりも2倍の厚さで作られた特注ガラス(本物)を使って>どんだけ
意識しているのかしていないのかはわかりませんが、他のジャッキー作品にはない「怒り」が込められています。
だから観る方の体調が悪かったりすると、疲れちゃう時があるんだけどw
「プロテクター」終了時に抱いたジャッキーの「怒り」は、このような超絶スタント満載の作品になりましたという話。>改めて身の周りに起こる全ての事を自身の作品のひとつに昇華する行動力とバイタリティに感服せざるおえないですね。
今回、「ポリス・ストーリー」の予告編って日本の公式的な場所で観られる場所ないのかな~と探してみたんですよ。
ツインさんががんばって下さってました。しかも4kとの画質の違いがはっきりくっきりしすぎてる!!
『ポリス・ストーリー/REBORN』公開記念だから、もう3年前か。
今や日本はジャッキー・チェンに対する情報難民的な位置に存在し、最新情報を掴みにくい状態なので、国内でジャッキーのために色々うごいて頂いている方々は支えていきたいですね~文句を言うだけでなくて。ね
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)
私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos