訃報はいつ受け取っても悲しいですね
ジャッキーの映画作りにとって、一番大事な方たちがいます。
成家班(ジャッキー・スタント・チーム)と呼ばれている方々なのですが
正直、この方たちがいないとジャッキーのアクションは成り立たない。
主役(攻撃する側)がいれば、必ず脇役(受ける側)がいて、脇役が上手くないと主役は引き立たない。
アクションというのは、ジャッキー1人がやっているわけではないんですよね。スタントマン出身のジャッキーだからこそ、その重要さを誰よりも知っている。
先日、大変衝撃的な訃報が飛び込んできたのですが
成家班のお2人が次々にお亡くなりになったとのこと。
Bradley James Allan(ブラッドリー・ジェームズ・アラン)享年48歳
オーストラリア出身の彼ですが、14歳の頃から北京武術団出身の梁長興(呉斌の弟子で形意拳のチャンピオン)と唐来維(呉斌の弟子)に武術を師事。数々の武術を学んだ後、上海スポーツ大学(上海体育学院?)へ留学し中国語を学ぶ。
英語のウィキによると、「ナイスガイ」の頃はまだ成家班ではなかったようですね。>あ、メルボルンで撮影してたのを見学に行ったのか。
その辺りのところは、ジャッキーもweiboやブログにて触れています。
※私は一応今このようにサイトを貼りつけるなどしてご紹介していますが、私なんていう何時いなくなってもおかしくないような人の出す情報を待っていたらなーーーーんにも情報なんて入ってきませんよ。私はこのサイト見に行けばこんな情報があります!って出しているだけですので。
それに自分から取りに行った方が、その情報大事にしたくなるじゃん>好きな人の情報を消費する「だけ」なんてもったいない💦
ちょっと思うところがあったので。書き方はきつくなってしまってごめんね。
さてさて、話はアラン君に戻りまして
彼の活躍は凄かったですね。一番有名なのは「ゴージャス」で憎めない敵役を務めた事でしょうか。
中国人以外で初めて成家班になった1人であるだけでなく、ハリウッド作品のアクションコーディネーターとして活躍した実績があります。
コリン・ファースのアクション開始への盛り上げ方がもはやジャッキー。>そしてカッコ良い
エドガー・ライト監督もアラン君に対して追悼のコメントを出していました。
エドガー・ライト監督とは「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」でタッグを組みました。
※人体破壊の映像などもあるため、観る時はくれぐれもご注意下さい。
でもかなりのジャッキーアクション具合w
アラン君がアクションコーディネーターとして携わった作品でまだ劇場公開されていないものがあります。
その1つが「キングスマン:ファースト・エージェント」
もう1つが「シャン・チー/テン・リングスの伝説」
彼はハリウッドに間違いなくジャッキーイズムを確立し、根付かせた人。
あ、最後ジャッキーvsアラン君が観られる?動画を2つほど。
「シャンハイ・ヌーン」の主題歌に当たる曲なのですが、ジャッキー&オーウェン・ウィルソンもMVに出演。
中にこれどう見てもアラン君じゃね?という方がジャッキーアクション披露しているとこに出てきます。
もう1つ。ジャッキーは「サタデー・ナイト・ライブ」でホストを務めた事があるのかな。その時にアラン君とアクションを披露してますね。
やられ方がお見事✨
ご冥福をお祈りいたします。
こちらはアラン君追悼の続報記事になります。エドガー・ライト監督が追悼の記事を出しています。
成家班、第二世代のメンバーである楊升 享年58歳
ジャッキー作品で有名なのは、「ポリス・ストーリー」でのサリーナが監禁されていたアジトから逃げ出すために屋上からプールへ飛び込むシーンがあるんですが、そのシーンのスタントをやったのが彼だそうです。
こちらに詳しく書いてありますね。
武術指導として才能を発揮し、ツイ・ハークの作品で活躍しているようですね。
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」面白いよ
裏方に徹していたという事で、アラン君よりも情報が無いのが悲しい💦
杨升さんの事は、かなさんのブログの方が詳しく書いてあります。
発表されたジャッキーのコメントも意訳して下さってます✨凄い!!
お2人ともまだまだお若いのにいずれもご病気でお亡くなりになっているという。。。私も痛感していますが
人は亡くなる時はあっけないもの
今はただただご冥福をお祈りいたします。