「マツコの知らない世界」を観てジャッキー・チェンが気になったあなたへ
昨日なんですけども、
TBSよる8時57分~「マツコの知らない世界」は
水族館&ジャッキー・チェンの世界でした。
放送の4日前にはこのような記事も書かせて頂きましたんですよ
一応上の記事の中にも書いたのですが、もしかしたらTVerなどの
配信アプリなどでご覧になって、権利の都合上映像を差し換えてます
のオンパレードでどんよりした方もいらっしゃるのでは?と思いまして💦
しかし「ドランクモンキー酔拳」と「アクシデンタル・スパイ」は
TVerでも普通に映ってましたね。>スタッフさん、かなり頑張って下さったのではないかと。
少し放送内容をおさらい
ストップ若者のジャッキー離れと打ちだしてお話をされたお二人。
モーションアクター&アクションコーディネーターの古賀亘さんは
ハリウッド映画だけでなく、今現在の日本映画のアクションで
ジャッキーの影響を受けていない人はいないと。>多分影響を受けていない人を探す方が難しいかも知れないですね
それだけでは無くて、ゲームの動きにもジャッキーのアクションを取り入れたものは数多く存在している。
古賀さん「(このキャラクターを)私が振り付けしているんですよ」と言った所でマツコさんが改めて(古賀さんが)モーションアクターだった!となるのはちょっと面白かったですねw
古賀さん自身もやはりジャッキーを意識しながらゲームのアクションの振り付けをしているという事なのかな?>ここんところは私の妄想です
マツコさん「結局どんなに技術が進んでも、リアルな人間の動きを出そうと思ったらやっぱり人間がああやっていっぺんやらないとダメなのね」
最近のゲームは画像解像度が半端じゃないし、かなり映画に近いような臨場感があるものが主流のような気がします。
そうなると古賀さんのやっているようなモーションアクターがいないと
感情を表現した動作はCGだけでは表現できないのかも知れないですね。
ピアニストの宮原祥子さん
宮原さん「ジャッキー(映画)の音楽って、なんかワクワクするじゃないですか。それがなんでこんなにキャッチーで耳に残るのかな~っていうのを思ったら、なんか全部短調の音楽(暗いめの響きの曲)ばっかりで、テンポが心拍数よりちょっと早いくらい」
そしてプロジェクトAの主題歌「東方的威風」をピアノ演奏で実演。
この曲も短調なんですけど、長調にしたバージョンも演奏して下さいました
長調での曲ははつらつとしてて晴れやかな行進曲っぽい感じなんですけど
マツコさんもおっしゃっていた通り、短調で少し暗めなのだけど印象としては明るい。長調で演奏されているのを聴いている感覚があるんですよね。
この辺りは作曲&編曲した黎小田(マイケル・ライ)の功績もあると思います。本当にキャッチーで親しみやすい曲の数々を提供して下さいました。
ジャッキーファンのオフ会の様子も流れてましたね~
乾杯の音頭が、「プロジェクトA」での水上警察の飲み会の乾杯だったw
「勝嘅(センゲー)!!」
オフ会にいらした方々は、私も実際にお会いした方が多かった💦
変な恥ずかしさを覚える😓>皆さん凄い方ばかりなんですよ💦
今現在小学生や中高生、10代20代でジャッキーのファンになった方々は
総じて熱い🔥
いやしかし、そうした若い世代の方々に負けてられんのよ
ジャッキーの印象が、面白カンフーとデス・スタントだけに
ならないように、もっと色々な角度からのあの頃の話とか今の話を
残しとかなきゃな。そう思います。
マツコさん「なんか、これOAできるかどうかわからないけど時代もあるよね。(中略)若干貧しさみたいのがさ、残ってる感じがさ、感情移入しちゃうところもあんのかなって」
マツコさんのこのコメントが、当時の日本の持つ社会の雰囲気とジャッキーの作品がヒットした原因をついているような気がしてるんですよね。
なんでジャッキーは今も映画を作り続けて毎年のように作品を公開しているのに、日本では70年代、80年代の作品の人気が根強いのか
ちょうど日本が高度成長期を脱したくらいの時に現れたのがジャッキーなんですけど、戦争に負けて傷ついたままがむしゃらに働いてきて、その結果が少しづつ現れてきた時代の感覚と、
ジャッキーがカンフー映画で見せた修行→敵に打ち克つの流れに
自身の苦労と成果として現れた喜びを重ねる大人と、そんな大人の感覚を側にいて敏感に感じ取っていた子供がいて。そうやって作品とジャッキーに共感する人が多かった(今でも多いんじゃないか)のかな~なんてな事を思います。だから未だに根強いし離れられない。
後は単純にあの時代はジャッキーとお気楽に出会えた&それが楽しかった✨というのもあると思います。
私も長らくその時代の作品に魅せられてきた1人ではあるんですけど、
でもね
2000年代に入ってからのジャッキーも良いんだよな~
ファンとしての熱が再燃したのは、子供達からの一言でした。その辺りの事は、こちらの記事にも書いているのでもしよろしかったら是非~
あと、女性に人気がある理由として完璧でない(劇中のキャラなんですけど)部分を魅せてくれる事や、昔の芸人さんのコントを観ているようなコミカルさも併せ持つのが魅力の1つに上げられてます。
かなりドリフターズのコントと重なるんですよね~
ちなみにサモ・ハンの作品にはドリフの前世代のコメディアンであるクレイジーキャッツの雰囲気を感じます。
最後にCGでマツコvsジャッキー夢の対戦を披露されていました。
ジャッキーの数々の作品から印象的なアクションがいっぱい出てましたねw>この部分はTVerでも観られるので是非~
作品の予告編(デス・スタント)
「プロジェクトA」
デス・スタントの筆頭に出てくる作品ですね。
サモ・ハン&ユン・ピョウとのゴールデントリオでの出演も魅力的。
時計台から落ちるスタントや、自転車チェイスのアクションも目が離せません。
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」
主題歌とアクションの相乗効果が凄いですよね~
こちらのデス・スタントであるポール滑り降りや
バスに傘(傘は鋼でできている特注品)で引っ掛けてぶら下がるアクション、ジャッキーがやるとそんなに危険には見えていないものの急過ぎる崖を高いとこから下っていく(足を踏み外せば即死レベル)のアクションも
語り草ですね。当時の熱と技量が詰め込まれてる。
「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」
予告編では、マツコさんが好きだという、バスの上にいて
迫りくる看板を上に下に回避するシーンも入っています。>その後に出てくる、飴製のガラスの隣にあったガラス(本物)に飛び込んだシーンは残念ながら入ってない💦気になった方はDVDや配信などでご覧ください。
しかし予告編観ただけでもほぼ狂気の域のアクションばかり。
「サンダーアーム/龍兄虎弟」
モーションアクターの古賀亘さんがこの作品のアクションを取り上げていて
やられる側の人の靴のかかとにワイヤーを取り付け、ヒットした後に素早く引くなどのアクションの演出について語っておられました。
トレジャーハンターであるアジアの鷹が活躍するシリーズ第一弾作品。こちらも是非~
作品の予告編(身の周りのものを使ったアクション)
「ヤングマスター 師弟出馬」
ウォン署長とのキセルアクションやユン・ピョウとの椅子アクション、リリー・リーとのスカートアクションなどなど、当時のジャッキーの持てる力を全て込めた感じの作品ですね。数々の小物アクションにコミカルな演技、激しいラストバトルまできっと目が離せなくなります。いやマジで。
「シャンハイ・ナイト」
めりけんこさんの動画をお借りしました。
ジーン・ケリーリスペクト&オマージュの傘アクションや、図書室での梯子アクション、ドニー・イェンとの暴走機関銃の中でのアクションなどなど
こちらも身の周りのものを駆使したアクションが満載です。
エンターテインメントに特化した、これこそ映画✨
気になった方は是非観てみて下さい。
いやしかしこうやって、ジャッキーの事をテレビで紹介して頂けたのは
忘れていた方は思い出すきっかけに、知らなかった方には映画を観るきっかけになってくれればな~と思います。
マツコさん、古賀さん、宮原さん、ありがとうございました(^^)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)