3回目にジャッキー作品を劇場へ観に行った話
少々物騒な話から始めてしまい、申し訳ないですが
不審者に狙われやすい人間って、どのような特徴があると思いますか?
ALSOKさんのサイトを拝見。このような注意喚起がなされているのは大変嬉しいですね~。外見的な特徴まで書いてある。
日本は治安が良いなんて聞きますが、率直に個人的な意見を言うと
日本で治安が良い場所なんてあったっけ?
なんですよね。はい。
なんか見なかった事にされていない?被害に遭われる人々がいる事を。
本日はそんな話を。痴漢に遭遇した時の話を書きますが、フラッシュバックが起きたり、痴漢に嫌な思い出がある方は見ない方が良いと思います。
時は92年。私も就職し、社会人として東京で働いていましたが
社会人になって初めての正月。実家へ帰ろうと思いました。
飛行機代往復5万は高くね?と戦々恐々しながら>でも空港から実家までがまた遠いのでもっとかかりますが
お昼に鹿児島へ着く飛行機へ乗ったため、実家へ行くまでに少し時間がある
そこで繁華街(天文館)まで行き、映画でも観ようと思い立ちました。
その時にやっていたジャッキー作品はこちら
「ポリス・ストーリー3」
初めて自分で稼いだお金で観たジャッキー作品。それはそれで貴重な思い出なんですけどね~。
ここで私がどんな格好をしていたかというと、キュロットスカートに膝丈ブーツだったはず。当時は渋カジっぽいのが多かったと思います。
そんで私は基本1人行動なので、もちろんその時も1人。ALSOKのあの特徴と照らし合わせてみると、1人で映画観よう~と気ままにぶらぶらしていましたから
狙いやすかったんじゃないですかね。
そんなこととはつゆしらず1人で映画館へ入り、「ポリス・ストーリー3」を観ました。やっぱり劇場で観ると迫力が違うんですよね~
で、ここで当時の映画館のシステムを書きますが、今でこそ入れ替え制が主流で作品の上映が終わるごとに席を立って劇場から出る事を促されますが
当時はまだそのようなものがなく(田舎だった事もあるのかな~?)席も指定席ではなく、好きなところで観れたと記憶しています。
途中までは普通に観ていたんですよね~
途中までは。
クライマックスの市中カーチェイスなどが始まったあたりから
右隣に男性が座ってきました。
もうその時点で異常なんですけどね。
なにせ平日の真昼間というのもあり、席がガラガラ。ぽつぽつと遠くに座っている人が見受けられるだけの空間。
どこでも座って良いはずの空間に、いきなり右隣に座ってくる見ず知らずの男性。
明らかに何らかの目的があってわざわざ隣に座ってきたのがまるわかり。
とりあえず、逃げる用意だけはしとこうと思い身構えながらクライマックスシーンを観ていたんですが
気持ち悪い感触があるんですよね~。右の太ももあたりにはたきの先っちょが触れるような感じの気持ち悪い感触。
こんな感じのやつの先っちょでさわさわされている感じ
身体を席の左の端っこへグッと詰めて観ていましたが、気持ち悪さが限界まで来たので
おもむろに席移動。(ポリスト3の1番良い場面なのに~)
後ろの席では観ている人はいなかったのでご迷惑にはならなかったと思う。
はぁ~、とりあえず良かった。少し残念だったけどまた集中して観れる~と思ったら、
男も移動してまた私の右隣へ
ここまできたら狙われているの確定じゃないですか。(もうポリスト3どころじゃねーぞ)
諦めたふりして。。。。。。。。
もう一度席移動敢行。(今回はまだ男がついてくるとわかった時点で受付へなだれ込む!と覚悟を決める)
しかもさっきよりもかなり長距離(ほぼ端から端まで)移動。
幸運な事に、男はそこで諦めた模様。
しかし後をつけられてはならぬ!!と思い、エンドロールの途中で気配を消しながら劇場を後にしてそそくさと実家へ移動。
映画館で痴漢に遭った衝撃もさることながら、「ポリス・ストーリー3」の一番盛り上がるクライマックスのシーンでなんでそんな目に遭わなきゃいけないのかと、両方で涙目になりましたね~
初めて稼いだ金で観たジャッキー作品の思い出返せよ!!
こればっかりは戻ってこない。そこだけ悔しい。
今は入れ替え制、指定席が主流なのでこのような犯罪は起きにくい環境
なんですよね~。私はもう少ししたら半世紀生きた人間になってしまいますが、劇場で1人で映画を観ても犯罪に遭う心配がないというのは本当に良い時代になったなぁと思います。>私のような基本1人で行動するような人にやさしいシステム。ほんとありがたい。
それにしても、ふと思ったんですけど
あの男はどうやって私に目をつけたんだ???
映画館に入る前から目をつけていたのなら、出てからも付けられる可能性もあったし、わざわざ映画のチケット代払ってまで犯罪犯そうとしてくるかな??>まあ謎は残りますが
女性が1人でも気兼ねなく出歩けるようになるには
おばちゃんになる以外方法がない世界
であってほしくないなあ。と思いました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)