自由の女神
こんにちは!青森県で活動を行なっている、特定非営利活動法人(NPO法人)のたすけあい・さわやか青森です。
私たちは、おいらせ町及び周辺の市町村の高齢者、障がい者及び、在日外国人に対して、福祉サービスに関する事業、また国際協力に関する事業を行っており、地域で暮らす誰もが心豊かに安心して暮らせる社会づくりに寄与することを目的として活動を行なっています。
さて、本日は私たちが住むおいらせ町では、なんと自由の女神像に逢うことができます。
町のシンボルである「自由の女神像」は、旧百石町がニューヨーク市と北緯40度40分で結ばれていることから、平成2年に「ふるさと創生交付金」を活用して建立されました。(おいらせ町HPより:https://www.town.oirase.aomori.jp/soshiki/2310/megami.html)
・自由の女神像について勉強してみました
自由の女神像の正式名称は「世界を照らす自由」。アメリカの独立100周年を記念して、フランスより寄贈された、アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴です。足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴しており、女神がかぶっている冠の七つの突起は、七つの大陸と七つの海に自由が広がるという意味なんだそうです。鎖と足かせが外れたその足は、一歩前に踏み出す様な姿になっています。自由の女神像について、その歴史などが詳しくまとめられている、「自由の女神」物語(晶文社,小田基著,1990)では、その一歩をこのように表現されていました。
「女神はいま力強く歩みだそうとしているところだ。右足の踏んばりに注意しよう。その足はいままで彼女をつなぎとめていた鎖を断ち切ったばかりだ。(中略)女神は文字通り前方へ向かって跳躍するのである。弾みをつけ、ダイナミックに。」
今回、自由の女神像について改めて書籍などでその歴史などを勉強してみましたが、その背景にある歴史や意味はとても深いものでした。自由の女神像には、こんな意味が込められていたんですね。かつて、アメリカという見知らぬ土地へ初めて訪れた人々にとっては、自由や新しい生活を目指して一歩踏み出した自身の希望や期待といった様々な想いを反映してくれる、そんな存在だったのかもしれませんね。そんな自由の女神像に気軽にあえるおいらせ町、ぜひ機会があったらお越しください。
自由の女神像がある公園は、春は満開の桜の景色と相まって、とても風情がある場所ですので、ぜひ一度は訪れてみてはいかがでしょうか。オススメです!