地域の介護制度どのくらい知っていますか?
皆さんは自分の住んでいる地域、大切な人が住んでいる地域の福祉についてどこまで知識はありますか??
私は両親と一緒に住んでいないのですが、今のご時世柄、両親も家に私が帰るのはあまりよく思っていないので、月に何回かのLINEのやり取りのみで現状を知ることができる状態です。
私の両親はいわゆる晩婚と言われる年代で結婚したので子育てが落ち着いた今は人生を折り返している状態です。今は元気ですが、何があるかわかりません。
そこで今日は地域で行われている福祉サービス(地域密着型サービス)について書こうと思います。
地域密着型サービスとは?
今後増加が見込まれる高齢者や、中重度(介護のレベルを表した言葉)の要介護者等ができる限り住み慣れた地域で生活ができるようにと提供しているサービスのことです。
その地域に寄り添ったサービスを提供するために利用者のニーズに細かく答えることができるそうです。
地域密着型サービスはなぜ必要なのか?
住み慣れた地域で最期を迎えたいという希望に合わせて医療、介護、予防、住まい、生活の支援が包括的に確保される体制を実現する事が求められています。
しかし日本の地域ごとに高齢者の人数が異なる為、その地域ごとの自主性や主体性に任されている現状です。そうしたことに寄り添ったサービスを提供するために、地域密着型サービスが進める事が必要になってきているのです。
サービスの種類
・小規模多機能居宅介護:中重度の要介護が必要になっても在宅で生活し施設に通うことができるように支援するサービスです。
・定期巡回、随時対応型訪問介護看護:1日複数回の定期訪問や随時の対応、介護、看護が一体化し連携しながら提供しているサービスです。
・看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス):小規模多機能居宅介護と合わせて、宿泊も利用できるサービスです。
・地域密着型通所介護:定員18名以下の小規模なデイサービスでレクリエーションを楽しんだり日帰りの時間帯で定員されるサービスです。
・夜間対応型訪問介護:夜間帯に特化した定期巡回と随時対応サービスです。18時~翌朝8時まで対応しています。
・認知症対応型通所介護:認知症の方に特化したデイサービスです。一般の通所は認知症に対応していないことが多いことから生まれたサービスです。
・認知症対応型共同生活介護(グループホーム):認知症の方が共同で生活する住居で食事や入浴などの介護を行うサービスです。
・地域密着型特定施設入居者生活介護:入居定員30人未満の規模の老人ホームで食事、入浴などの介護や機能訓練ができるサービスです。
・地域密着型介護老人福祉施設入所生活介護:要介護者を対象とする30人未満の特別な老人ホームで、入浴や排せつなども行って切れるサービスです。
㊟実際のサービスにおいては市町村ごとに異なりますので、【〇〇市 地域包括支援センター】あるいは、直接訪ねる場合【福祉課 介護保険担当】に問い合わせてみてください。
最後に
今回は、地域密着型サービスについて書いてきました。
いろんな種類のサービスがあることが分かります。
いかがだったでしょうか??
自分たちの住んでいる地域にどんなサービスがあるのかを知ることは、大切な人を守ることにつながると思いますので調べてみてはいかがでしょうか。
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