小学生がリーダー、地域で作る駄菓子屋さん開店します。
毎月テーマを決めて探求する「ちゃれんじラボ」
今月(2024年4月)のテーマは『駄菓子屋さんを作ろう!』
地域の小学生が毎週日曜日に集まって、会議をしながら自分たちで考え、挑戦をしています。
「ありきたりな駄菓子屋さんだと、ちゃれんじラボでやる意味がない」とちゃれんじラボだからこそできる(やりたい)駄菓子屋さんについて考えた1週目。
駄菓子屋さんのテーマは、「ありがとう」を伝える家族との思い出ができる駄菓子屋さんに決定しました。
お金がなくて、やりたいことを我慢しなければならない…
そんなチャレンジャーって山ほどいる。
大人だってそう。
そんなチャレンジャーを応援するためにあるサービスが「クラウドファンディング」です。
エンタメとして感謝を伝える駄菓子を買ってもらうために、ガチャガチャを買いたい。でも、残りの予算は5,000円。
欲しいガチャガチャは80,000円。
小学生のやりたいを応援したい大人たちが知恵とスキルを振り絞り、たくさん動いてくださった2週目。
さて、3週目。
地域の大人たちの想いと期待を受けて、彼らは彼らなりにたくさん悩み、考え、決断し、チャレンジすることができました。
1番近くで見ている大人として、ありのままシェアします!
先生として動きまくった2週目
クラウドファンディングをするにしても、あまりに足りない時間。
地域おこし協力隊の方がサポートしてくださり、記事はほぼ完成状態。
でも、他の地域の方々は「本当にクラウドファンディングをする必要があるのだろうか…」と。
クラウドファンディングをする理由も、しない理由もわかるし共感する。
1人で考えても堂々巡り。結論が出ない。
よっし。本人たちと話し合おう。
ということで、まずはこの1週間あったことを全てちゃれんじラボのみんなに話しました。
1週間走り回って、いろんな方から頂いたカードは4つ。
①クラウドファンディングをする
→地域おこし協力隊の方となら実現できそう!
②ガチャガチャの機会をレンタルする
③みんなが直接お願いして寄付を募る
④ガチャガチャを作るリベンジ
→まちの人に手伝ってもらえればできそう!
話し合う。でも…
さぁ、先生としてできることはやってきた。
決めるのは君たちだ。少しみんなで話し合ってみようか
これ!という案がでず30分が経過。
ここでヒーローが登場します。
まちの電気屋さん登場?!ヒーローと作る屋台
こんにちは〜!
教室のドアがあき、そこにはまちの電気屋(タキモト)さんが…
タキモトさんとは、長浜市のいろんな人が集まってまちについて話す[デザイン会議]で出会いました。
タキモトさん「デザイン会議で先生から話は聞いてるよ〜!屋台作るお手伝いができると思ってきました!」
イ、イケメンすぎる。
ちゃれんじラボメンバーも「おぉ〜〜!!ありがとうございます!!」と大盛り上がり。
ずっと座って考えててもわからないし、手を動かしながら考えるか。
ということで、ヒーローの登場とともに屋台作りがスタート。
あれ、もう夏?いい天気の中、ノコギリぎこぎこ!
タキモトさんにご指導いただき、屋台作りスタート!
タキモトさん:たてが◯cm、よこが◯cmのところに印をつけて木を切ろうか!
定規とメジャーを使って、真っ直ぐ線を引くチームさん。
線が弾けたらノコギリでギコギコ。
暑い中、汗を拭いながらみんなで頑張りました。
ちゃれんじラボから2本向こうの通りにある、ボードゲームカフェRESPAWNの2階ホビースペースの店長をしている林くんも朝からお手伝いに参戦してくださいました。
動かせるような屋台にする?!
荷物を運ぶときに使う台車を、ちゃれんじラボの大家さんから頂戴し、タイヤを外して屋台に装着。
そんなこんなで、丸々1日かけて完成した屋台がコチラ!
売り場にカウンターに屋根までついて、下にはお菓子を収納できるスペースまで…
これはちゃれんじラボだけじゃ作れない、地域の方々のチカラがあったからこそできた屋台。
そしてなんとヒーロータキモトさん。
ガチャガチャの材料も持ってきてくださいました。
YouTubeで作り方を調べていざ、リベンジ!
あとは組み立てるだけのところまで完成しました。
さぁ、来週28日のオープンに向けて駄菓子の仕入れ、ガチャガチャ仕上げ、屋台の装飾、看板作り、チラシ作り…
まだまだお仕事はたんまりですが、丁寧に1つずつみんなで仕上げていきたいと思います。
いろんな方の想いが詰まった、温かい駄菓子屋さん。
ぜひ、4月28日のオープンに遊びにきてください!!
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