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【エンジニアの道は果てしない】転職1年目で意識したこと

こんにちは。すうちです。

前回は主に新社会人の方に向けた新しい環境の不安と向き合うコツについて触れましたが、今回は同じ新しい環境つながりで転職1年目に意識したことを書きたいと思います。

◆はじめに

私事ですが長いエンジニア人生で、自らの意志で2回転職しています。

ちなみに、過去に書いた転職に関する話はこちらです。

転職以外に部署の転籍や会社の合併等も含めると5回ほど新しい環境を経験しました。以降そのような環境の中で自分が意識していたことを挙げています。

◆人間関係

人の顔と名前を覚える

転職した際、最初のハードルは人間関係をゼロからスタートすることだと思います。

当然周りは初めての人ばかりなので、まずは人の顔と名前を覚えることは最優先で意識しました。

と言っても、人の顔と名前を覚えるのは正直あまり得意ではない方だったので、初対面の人と会話する機会があった時は意識して名前を覚えることに加えて、その人の仕事の経歴や印象に残ったこともメモ取るようにして記憶に残していました。

これは後の話にもつながりますが、新しい環境で人と繋がりを持っておく(人脈を広げる)と、いざと言う時に相談できる人がいて精神的な助けになります。

(役職や年齢関係なく)誰でも「さん」づけ

転職する前の職場では働いている内に新人や後輩ができて、年齢的にも組織のマネージメントを任されることが多く、どちらかと言うと周りに教える立場でした。

しかし、転職すると最初は自分より周りの人の方がその会社のことを知っていることが多いと思います。そうなると当然ながら自分が質問したり教わることが特に最初の頃は多くなります。

何か教えてもらえたり助けてもらえた時は、感謝の気持ちを意識して伝えるようにしてました(この辺は転職1年目に限った話ではないかもしれませんが)。

40代になると明らかに自分よりも年下の人の方が多くなりますが、年齢も役職も関係なく名前を呼ぶときは誰でも「さん」づけで統一してました。

◆仕事と成果

1年目は勉強期間と割り切る

これは1年目は手を抜いていいという意味ではなく、仮に仕事が上手くいかない時期も自分の転職した選択を前向きに捉える意図です。

できるなら1年目から成果を出せた方がいいですし、早いうちから会社に貢献できた方が結果的に自身の評価も上がります。

それができる人は全然問題ないと思いますが、最初から早く成果を出すことだけを目的にするとそれがプレッシャーになって自分を追い詰めたり、時には転職は失敗だったとマイナス感情が大きくなる場合があると思います。

私の場合、過去の経験上、最初から何でもできるタイプではないとわかっていたので、上手くいかない時も意識して「1年間は勉強期間と割り切ろう」気持ちを切り替えていました。そのおかげでなかなか成果が出ない時期も極度にマイナス方向に倒れなく済んだと思っています。

相談できる人を見つける

前述で触れたように1年間は勉強期間と割り切ってましたが、できるだけ早く成果を上げたいという気持ちは当然ありました。

この時に重要なのは、どうしても困った時に誰に相談すれば良いかを早い段階で知る(チーム内や関係部署との繋がりを増やす)ことだと思います。

1回目の転職はセンサのハードウェア設計・製造の会社でしたが、前職はソフトウェアが専門で当時センサの解析やハードウェアの知識が不足していたので最初は多くの人にアドバイスもらっていました。

新しい環境で知識や経験がない中で頑張っても一人では限界があります。そこを乗り切るには、自己研鑽で早く力をつけることと合わせて人の協力を得ることが近道だと思います。

また逆に助けを求められた場合、自分ができることは極力相手に返すことも意識していました。そうすることで結果的に自分の知識や経験の積み上げにもなりますし、より良い人間関係を築くことにも繋がっていたと思います。

最後に

転職1年目で意識したこと、まとめです。

・人の顔と名前は最優先で覚える
・周りの人は年齢や役職によらず誰でも「さん」づけ
・1年目に成果が出ない時は勉強期間と考えて前向きに捉える
・いざという時、相談できる人を見つける(人脈を広げる)
・助けてもらえた人には自分のできることを相手に返す

私は転職以外も含めて新しい環境で働く経験を多くしていた方かもしれませんが、それでも最初の転職した初日はかなり緊張していた記憶があります。

転職前の人間関係はそこまで悪い訳でもなかったので、転職した時は「今の人間関係より良くない可能性もあるな」とある意味覚悟していました。

幸い私の場合、結果的に転職後の方が周りとの人間関係は良好でしたが、必ずしも誰もが同じとは限らないと思います。

今回の内容は、極力自分の意識や行動でできることを書いたつもりですが、これから転職を考えている方など、何か参考になることあれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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