【エンジニアの道は果てしない】外資系企業で働いてわかったこと
こんにちは。すうちです。
外資系企業でエンジニアとして働いてかれこれ3年になりますが、今回は実際働いてわかったことについて書きたいと思います。
目次は、働く前に思っていたことです。
■語学力はネイティブレベル必須?
実際は職務内容(企業)によると思います。
外資系日本法人の場合、やることが海外本社と切り離され、通常権限も委任されている場合が多いようです。
ちなみに、私の所属も同様です。少なくとも現在の職務(開発評価)はネイティブレベルの語学力は必要ないです。
日本法人の場合、周りは日本人が多い場合もあるし、海外と会議や外国籍メンバとコミュニケーションを円滑にする意味ではできた方が良いのは間違いないですが、ネイティブ並みにできないと会社に居れない訳ではないです。
言いたいのは、語学の苦手意識から外資系企業を最初から選択肢から外さなくても良いのではということです。
もちろんネイティブ並みが必要な場合もあると思いますが職務によりけりなので、仮に外資系企業で働く可能性ある時は、必要とされる語学レベルを確認するのが良いと思います。
■理由もなく簡単に解雇される?
これは、よほどの事がない限りすぐに解雇されることはないです。
一つは、外資系企業といえど日本にある限り、原則日本の法律が適用されるからです(簡単に解雇はできない)。
また個人の成果についても、直属の上司であれば途中で部下の成果が出るようにチームでフォローしたり調整する責務もあるので、全てが個人の能力だけで決まる訳でもないです。
日本企業で今まで普通に働いて周りから信頼や評価を得てきた方であれば、外資系企業でも成果を出せる可能性は高いと思います。
どちらかと言うと、個人の能力より本社意向の組織改編で部門や日本支社自体が丸ごとなくなることは起こりえます。幸い私はまだ経験してませんが、友人が勤めていた外資系企業はあるとき部門ごと解雇されたという話は聞きました。
その他、大体3年~5年ほどで先のキャリアを考えて、自分の意志で会社を去る人はそれなりいます。
■成果主義?
外資系企業は成果主義と私も感じます。途中過程はあまり関係なく、目標に対して達成か未達か?その辺は0/1の世界でドライです。
加えて自身の成果の意味付けや会社への貢献度を上手くアピールする力が強く求められると感じます。
直属の上司であれば部下の成果を理解している場合が多いですが、実際の最終評価はその上の上司や更に上だったりします。
例えば、質的に同等成果が複数名いるとして、前述のアピールする力が弱いと相対評価の上位枠は限られているため満足いく評価が得られない場合があります(もちろん評価に不服あれば意見可能です)。
企業の上になればなるほど成果の技術的な難易度などはあまり関係なく、その成果がもたらす意味や社会的インパクト、本社への貢献度の視点が大きいのである意味当然とも言えるかもしれません(成果の視点に関して外資系企業はこの傾向が強いように感じます)。
日本企業では成果をアピールする事はあまり必要なかったので、まだ私も試行錯誤している部分もありますが、今後上手くやっていきたいと思っています。
■働き方は激務(休日関係なく働く)?
成果主義と重なりますが、結果が出せていれば働き方は自由です。自身の裁量で業務や休暇を調整するので不要に残業や休日働くこともないです。
よく言われる話ですが、むしろ長時間労働は美徳でない文化と思います。
前提として最後の成果のつじつまさえあっていれば、途中過程をとやかく言われることはなく、自身で働き方を選べるということです。
ちなみに、夏季休暇や年末年始の休む時期や期間も人によってバラバラです。その点、メリハリつけて働くスタイルは個人的には気に入っています。
■最後に
まとめると、外資系企業では
語学力は職務によりけり(必ずしもネイティブレベルは必要ない)
成果を出せた実績があれば、即解雇されることはまずない
会社への貢献度を上手くアピールする能力は重要
成果が出る前提であれば、働き方は自由に選べる
以上、実際働いてわかった事でした。
何か参考になることあれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。