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ペコリス🐿️日記 No.217 あの日のプラムジャム🫙

2024 0804

クレッグソープ先生は
背が高くて金髪で
カールのかかった髪をしていた。

少し高めのとても
穏やかな口調で
いつも包み込むように
話をしてくれた。

まだ、米国に
慣れておらず英語も
あまり流暢に話せない
聞く事もできない私にも
ゆっくり丁寧に話しかけてくれた。

いつの頃からか
私のことを
娘のようだと言い始め
「私はあなたのU.Sママよ!」
と言っては私を
安心させてくれるような
温かな人だった。

彼女の自宅の庭には
ペコリの森🌳にも生えている
プラムの木があり、
実ができるとそれを
ジャムに変身させるのが
上手だった。
沢山作ったからと言って
瓶に詰めたものを
私と私の友人に
用意してくれた。

お陰で
それをクロワッサンに
塗ったものを食べ過ぎて
太ってしまったほどだった❣️
それ程までに
彼女の作るジャムの味は
最高だった❣️

あの遠い夏の日❗️
頭をよぎる
甘い香りの思い出。

何とも言えぬ
美しいパープルのプラムの中に、
彼女の笑顔とその優しい声が
つい昨日のように
みずみずしく甦ってきた。

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