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初めての一人暮らし



心配性の一人暮らし

一人暮らしを始めて、半年以上経ちました。

最初はとても不安でした。
築古アパートのあれこれ問題や、民度の低い住人問題など、色々悩まされる事もありました。
住人問題は、本当に住んでみないと分からないですね。
ゴミ捨て場や共有場所をチェック!などありますが、チェックした時は大丈夫だったんだけどなぁ…でした。

今までずっと、住宅街から少し外れた場所の一軒家で生活していたので、近くに家族以外がいる生活をしたことがありません。自分の生活音はどの程度なら大丈夫なのか、すごく気を使いましたし、他からする音に敏感になったりしました。
防犯面もかなり気を張りますし、必要以上に警戒してるところもありました。でもこればかりは、自分で守るしかないし、こんな世の中なので警戒しない訳にはいかないです。ただずっと気を張るのは疲れますし、一応治安の良い場所ではあるので必要最低限やっていれば大丈夫だと思いつつ…。
いろんな”最悪”の妄想をしてしまいます。

引っ越しブルー

一人暮らしをし始めてから、数日は枕を濡らしました。
親との別れのような感覚。
もう一緒に生活することは無いこと。
親の健康面も心配だけど、それを側で見れないこと。
死別のこと。

そしてペットと暮らせないこと。
連れて行きたかったけど、初一人暮らしで勝手がわからない状態で連れて行くのは良くないよな…と断念。

何だろう、この感覚。
結婚したことないけど、きっとマリッジブルーってこんな感じ…?
そう思って検索したら、「引っ越しブルー」という言葉がありました。
まさにこの感覚で、少し安心しました。

3日で終わった

この何とも言えない、悲しさ、寂しさ、切なさ、虚しさ。

だいたい3日くらいで落ち着きました。
やはり、解決してくれるのは時間ですね。
思ったより早く落ち着いてくれてよかったです。
このまま引っ張られて、簡単に戻せないくらい気持ちが沈んでしまったらどうしよう…と心配でした。

自分しかいない静かな環境。
こんなにも、穏やかに過ごせるなんて。
家族の威圧や、音に怯えなくていい、気を遣わなくていい。
自分のタイミングで何をしてもいいし、怯えなくていい。
もっと早くに引っ越していればよかったと思いました。
(詳細はこちらの記事)

案外大丈夫

家事などの生活面の心配もありましたが、実家暮らしでも家事や自分の身の回りのことはやっていたので、特に問題ありませんでした。
それどころか、全く苦じゃないことが自分でもびっくりです。
家事の中で料理が一番億劫で、こそが心配でした。
でも、全然苦じゃないんです…。

一人暮らしのあるあるで、「自分のためだけにご飯作るなんて、やる気が出ない」みたいなのを聞きますが、むしろ私は、人に料理を作ることの方が無理なのです。
だから実家暮らしの時も、家族のご飯を作ることはしませんでした。文句言われたり、言わなくても何かしらの評価をしながら食べてるんだろうな…と思うと作りたくないんです。味の好みは人それぞれですし。
でも今は、自分の食べたい物を作ればいいし、簡単なものでいい。
メニューに困っても、ネットのレシピを見ればいい。
食欲なければ、食べない選択もできる。
すごく快適です。

今だけかもしれないけど

「家に帰った時に誰もいないのが寂しい。」
これもよく聞くあるあるですが、全然そんなことなかったです。
きっとそう感じると思っていたのですが、大丈夫でした。

元々一人が好きだからでしょうか。
まだ親が元気で暮らしている安心感があるからでしょうか。
寂しくないのも今だけ?
家事が苦じゃ無いのも今だけ?
一人快適!感動!最高!
とか言ってられるのも今のうち?

ただ、時々虚しさはあります。これは今に始まったことでは無いのです。
このどうしようもなく虚しい気持ちに、飲み込まれないでいられるか心配です。

人の気持ちは変わるものなので未来のことは分かりませんが、とにかく今の環境がとても合っているようです。
行動して本当によかった。

決断も行動も、怖いです。すごくエネルギーが要ります。
今までじっとしていたから尚更です。
でも、本気でどうにかしたいと思えたから、覚悟ができたから、やっと動けました。
生きることの心配や不安は尽きないですが、私にできることは、情報を集め、目の前のことをコツコツ対処していくだけ。
そう思って、自分のペースで程々に生きようと思います。

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