いまさらだが「Googleナレッジパネル」と「Googleビジネスプロフィール」の違いについて
今回はMEO超初心者向けの記事になります。
ナレッジパネルとビジネスプロフィールの違いがわかる方は本記事を読まずとも理解できるはずなので、わざわざ読んでいただく必要はありません。それがわからなかったころの失敗談などを含め、ナレッジパネルとビジネスプロフィールの違いについて解説していきます。
Googleビジネスプロフィール(地図用)とGoogleナレッジパネル(アーティスト用)を勘違いしたワケ
2017年頃からこれまで、AV女優としてAV作品に何本も出演しているのに、いつまで経っても検索結果に自分の「名前」や「写真」が出てきませんでした。風俗で働いているとAV女優の同業の子は検索結果に表示されるため、さすがにヒエラルキーに心打たれてしまい(ノ∀`)Googleに問い合わせました。
Googleからの回答は英語で、「Googleマイビジネス」というアプリからビジネスプロフィールを作るようにという提案でした。当時のGoogleの担当者(海外の担当者)は、まさかアーティスト本人が問い合わせてくるなど思ってもみなかったに違いなく、一般的な回答として「ビジネスプロフィール」の作成を提案したのでしょう。いま考えると、それを藁にもすがる思いで真に受けて実行に移した自分も大馬鹿者だったと思いますが、いまさらGoogleビジネスプロフィールからアーティストのナレッジパネルへ変えることもできずに現在に至ります。
Google担当者の提案を真に受けてプロフィールを作った結果がこちら↓
MEO/SEOなどWeb係の業種に精通しておられる方ならすでにお気づきのことと思われますが、これはGoogle検索結果に「店舗や場所」などを表示するためのビジネスプロフィールです。なので、「アーティストや著名人」を検索結果に表示するためのナレッジパネルではありません。しかし、Google担当者の回答だと「マイビジネスからビジネスプロフィールを作成してください」という常套句だったので、それを鵜呑みにして馬鹿正直に自宅住所を記載して作ってしまいました。アホですね(笑)。安全のため、現在は住所と電話番号を外してあります。
アーティスト(芸能人・AV女優)が表示される正常な検索結果がこちら↓
ここまで大物AV女優だと、わざわざナレッジパネルを作成せずともWikipediaの情報を元にプロフィール(右側の枠)が表示されます。
GoogleナレッジパネルもGoogleビジネスプロフィールも必要な情報は十分に伝わってきますが、表示するためのカテゴリが異なるため、Googleビジネスプロフィールで作成するとGoogleマップにまで表示されてしまいます。
しかし、当時のGoogle担当者の回答を真に受けてやらかしたまま放置し、ちゃっかり運用までして今に至るので、便利といえばすこぶる便利です!GoogleビジネスプロフィールはGoogleマップのアプリやGoogleマイビジネスから「イベント情報」や「最新情報」などを手動でいじれるため、自分の寄稿記事がYahoo!ニュースに載ったときなどピックアップしてシェアするには、それはそれで便利だと思って活用している次第です(笑)。
マイビジネスとナレッジパネルが複合されたプロフィール
Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)も、ナレッジパネルの一部であるため、基本的にはWikipediaや会社概要を自動で拾ってきて右側の枠に表示されます。Wikipediaページがない中小企業だとGoogleマイビジネスからビジネスプロフィールを編集することで社名・場所・電話番号・ホームーページへのリンクなどの情報を任意に表示させることが可能です。
ビジネスプロフィールを個人用に作ってしまった失敗談あとがき
Googleビジネスプロフィールとアーティストナレッジパネルは〝別モノ〟ということを理解していなかったために今回このような状況に陥っていますが、いまのところしっかり運用できているので、誰かがぼくの略歴をWikipedia百科事典にまとめてくれるまでのつなぎとしてこれからも活用していきたいと考えています。
これほどGoogleビジネスプロフィールを活用していてGoogle担当者のせいにするつもりはありませんので、あくまで肯定的に書きます。
ITの話しからは外れますが、当時のGoogle担当者は我々のようなフリーランスのAV女優に良いヒントを与えてくださったに違いないです。なぜなら、いまのAV業界はひと昔前とは違い、お金が稼げなくなっただけではなく、既に『おんぶにだっこ』ではなくなったため所属のAV女優をサイトのプロフィールにすら載せず、当然ながらWikipediaなども書いてはくれません。そうなると、マネージャーが取ってくるAV案件以外のキャスティングは、すべて自分の力で賄わなければ生きていけない業界になっています。AV女優が出演するテレビ番組・写真集・インタビュー記事・グラビアなどの仕事を自ら取ってくるだけでなく、AV女優個人の力量でブログやホームページを制作し、取得したドメインを検索エンジンのクローラーに登録したり、ゆくゆくはフロントエンドだけでなく業務効率化を図るために風俗用CMSなどを開発してキャスティングをしたりなど、すべてを自分の能力だけで完成させなくては祭り上げられている芸能人と対等な立ち位置で人気を勝ち取ることなど不可能です。すべてのAV女優が、ぼくのような実力主義でやっているとは限りませんが、おんぶにだっこで祭り上げてもらえているAV女優は、専属契約の単体女優を除いては数千人に一人といっても過言ではありません。
そうした過酷な状況でも自分の力で打破し、自分で検索結果をいじれる手法を当時のGoogle担当者は手っ取り早く教えてくれたので、ぼくは今でも希望を捨てずに頑張れています。
ではこの辺でまたの機会に •̀ .̫ •́ )✧