見出し画像

10年前の自分へ

某日、自分宛に10年前の自分からお手紙が届いた。
何やら私が中学生の時に書いたらしい。
書いたことは覚えているが、内容までは記憶になかった。
そんな手紙の中の10年前の私に手紙を書くことにする。



10年前の私へ
お元気にしていますか?
こちらは街が新緑で埋め尽くされる季節になりました。そしてあなたの住むまちではない、新しい街にいます。
今は学校が終わったあとの子どもたちと一緒に過ごす場所で仕事をしています。心理カウンセラーになりたかったと思いますが、大学受験の際に実力不足等ありまして諦めました。その代わり、途中までは精神保健福祉士という職業を目指していました。
目指していたけれど挫折してしまい、保育士の資格を取り、色々ありましたが子どもに関わる仕事をしています。

あなたはきっとこれからも嫌なことを沢山経験します。自分のことが嫌いになったり、消えてしまったらいいのにと願うこともあると思います。
でも、嫌なことばかりではなく楽しいこと嬉しいことも沢山経験します。誰かに必要とされて、誰かと美味しいご飯を食べてくだらない話で笑うこともあります。
「色んな人に支えられて、色んな人を支える」
きっとあなたの感じたものはこれからも心の奥底で原動力となっていくと思います。

もうそろそろ最後にします。
頑張りすぎずにゆっくりとやっても大丈夫だと分かるようになったと思います。だから、辛かったらちょっとぐらい逃げてもいいし、周りの人に話してみたり頼ってみたりして欲しいなと思います。
今は分からなくとも、そのうち彩りのある美しい物に沢山出会うことになりますので。楽しみにしていてください。そして、お手紙をくれてありがとう。

2023年の私より


10年前がどうだったかなんて思い出せないけれど、それなりに楽しんで生きていたんじゃないかなと思う。Twitterでくだらないこと言ったり、イナズマイレブンの鬼道さんを推しまくってたりしてたでしょうし。

とりあえずなんやかんや生きてるだけではなまるだと思う。それぐらいハードルは低めでも大丈夫。高いとしんどいから。

これからもそれなりに頑張って生きていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?