祝!退院!
風を感じる。
12月21日から3月20日まで。
約3ヶ月、閉じ込められた清潔な空間にいた。
全然できない身体だけど、踊りながら帰りたい気分だった。
病院の自動ドアが開いて、深呼吸。
すごい街中だけど、外の空気にときめいた。
すぐにタクシーに乗って帰る。
私、今から家に帰るんです〜!!!!!!!!
と街行く人々に手を振りながら帰りたい。
産婦人科の先生方、助産師さん看護師さん、清掃スタッフの方々、ご飯調理の方にも全員にお礼を言ってまわりたかった。
馴染みの薄い土地で、人生初めての妊娠、入院、出産をたくさんの人のお陰で乗り越えることができた。
入院してる妊婦さんたち、当たり前だけど皆さん何かしらリスクを抱えて不安を抱えてる中で、
ちょっとした挨拶だったり、掃除のおばちゃんとの世間話だったり、今日のご飯美味しいとか、小さな事でも積み重ねで少なくとも私は救われた。
毎日笑顔で入院生活を過ごせた。
本当にありがとうございました。
当日出勤されてた助産師さんたちと記念写真を撮らせていただいて、夫とロビーで合流し、まずはハグ。
パパになったよ。
3ヶ月間、不摂生もせず家事も仕事もしながら、荷物届けてくれたり連絡欠かさずしてくれたり、いつもありがとう。
これからもっと大変になるかもしれないけれど、よろしくお願いします。
息子はNICU。
私が退院までの1週間は、大きな問題はなく。
本当に頑張っている。
私ができることは毎日会いに行って、触れて、搾母乳を届けること。
あとは先生たち、看護師さんたちに任せるしかない。
明日だけはちょっと何も考えずに寝ててもいい?
3ヶ月ぶりの家のベッドよ?
お願いします。と息子に伝えて病院を出た。
夫はコロナ禍で、息子とは退院まで直接は会えない。
寂しいね。毎日写真撮るからね。
息子もパパのことを忘れないであげてね。
気持ちは何も変わらない。
また新しい生活が始まっただけ。
息子に休息期間をもらったと思った。
絶対大丈夫と信じていた。
一緒に過ごせるようにしっかり準備をしていくね。