システム監査技術者合格しました。
システム監査技術者とは
令和6年10月実施のシステム監査技術者に合格しました。システム監査技術者の資格はなかなかニッチだと思うので(CISAほどではないかも)なんだそれはと思う方も多いかと思いますが、IPA主催の情報処理試験の一つで、多分高度情報処理試験という分類の試験です。(名前は曖昧)基本情報とか応用情報とかのさらに上位試験のイメージです。詳しくはホームページで。
高度といえばネットワークとか、ストラテジストとかが有名ですが、ここにシステム監査が並ぶのもなかなか異色だなぁと思ったりします。
合格率も16%くらいなのでなかなか難しい分類かも。(もしかしたら起きれない人が多いのかも)
受験する人の年齢平均は40以上なので、ベテランたちが高度をコンプリする最後に受けるのかな、、
著者スペック
私のスペックとしては元々SEとして5年くらい働いて、嫌気がさして転職し、システム監査ぽいところで働いております。資格としては応用情報を5年前くらいに取ってます。今年の5月にCISAも取ってます。
なぜ受けるに至ったのか
会社ではシステム監査技術者かCISAどっちか取れよって感じなのですが、元々SE脳の私は監査っぽい考え方ができずでCISAを取れば監査っぽい考え方ができるようになると思ったのですが、日本語はわかりにくいしどちらかというとセキュリティに寄っている気がしたのと、そもそも日本語で理解したいしシステム監査基準とかを読んでみたいと思ったので、暇だったしシステム監査技術者やってみるかぁと思い申し込みました。申し込みの時には応用情報持ってるくせにあまりにも前すぎて午前1免除ができなくて萎えました笑
勉強時間について
勉強時間は正直ほとんど午前1に当ててしまったので、午後問題に関する時間はおそらく合計で50時間くらいかなと思います。午前1は多分80時間くらいかけたかもしれないです。ちょっと勉強方法悪かったのでここは後ほど書きます笑
全部忘れていたので、1からのスタートだったのですが応用受けてる人すごくない!?って何回も思いました笑
だいたいのスケジュールとしては8月くらいから午前1をやりだして、電車の中とかで午前2のあぷりぽちぽち。9月くらいから午後1をやり出して合間で論文を読んだりもしました。多分CISAの知識が午後1,2あたりで使えたのでその辺りが効いたのかと思います。
勉強方法について
使った教材それぞれのっけていきます。
①午前1→過去問道場のみ(本当にありがとうございました)
②午前2→アプリと下記参考書
③午後1→おなじくall-in-one。
④午後2→お馴染みのこれ
午前1は初めに参考書でやろうとしたのですが、同じ問題が何割も出るって書いていたので、懐かしき過去問道場を10回分くらいは8割いけるように回しました。初めはいちいちノート書いてたのですが、時間の無駄なことがわかったのでひたすらぶつかりまくる方式に変えてスピードアップさせました。意外と解けるようになってくるのでやっぱり問題解きまくるのがいい気がします。
午前2は参考書をやってみたら、意外と簡単そうだったので、法務あたりの知識をアプリで補充して挑みました。こんな感じで舐めていたのでギリギリの合格でしたのできちんと対策したほうが良いです笑
システム監査以外の過去問解いた方がいいみたいなこと書いてた気がするのでここで落ちないようにした方が良きです。。
午後1
参考書を一周やりました。解説を読んで、なんとか問題から答えを出さないかと思ったのですが、あまりそんな問題は出ないことがわかったので、深読みする沼にはまることになりました。深読みしすぎて誤回答するループにハマりながら一周したのですが合ってる確率は半々でした。上司が1番難しいのは午後1だと言っていたのですが本当にそう思います。本番でも萎えまくりました。問題を読んでも自分の知識がないと無理ゲーです。たまにわかりやすい問題がでるのでそれを落とさないのが1番です。
午後2は論文の書き方ルールを何となく読んで(見出し書くのねぇとか)自分で書いてみることもなく、とりあえず構造だけメモ書きするというわざを覚えました。この辺は実務でも似たことをやっていることもあるので、もしかしたら他の人より有利だったのかもしれません。
正直午前1で一杯一杯だったので午後は厳しいと思って勉強していました、、、
試験当日の手応えについて
とりあえず午前2まで受けてダメそうだったから帰る気持ちで受け、昼ごはんの時間で速報ベースの答え合わせをして、思ったよりマシだったので全部受けました。午後1も半々くらいの手応え。午後2はインデントのルールがわからずグチャグチャのインデントで提出。割と書きやすいお題目があったので、しっかり文字数書いて熱く語りました笑笑笑
熱く語って疲れたのでさっさと退出して帰った気がします。
CISAとシステム監査技術者の違い
完全に私の主観ですが、難易度は同じくらいな気がします。CISAもたいがいですが、システム監査技術者は対策がしにくいです。今までの知識や仕入れた知識で監査っぽい回答をしないといけないので、実務経験がある人はかなり有利ですがその他の人はそんな経験無いぞ!となりますので、監査っぽいトピックを仕入れてから向かわないといけません。私的に実務してる人はシステム監査技術者のほうが合格しやすく、サイバーとか運用系に詳しい人などはCISAの方が取りやすいのかなと思います。合格発表まで苦しいうえ年一の試験ではありますが、参考書は日本語だし受験料安いです。どっちも受けて思ったのは、確かに範囲は似ているけど、CISAのほうが範囲広い気がするものの、システム監査技術者の対策は結構難しいなという感じです。
今後
uscpa進めてます!まだまだ先ですが受験したらまた記事書きます。